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5大シャトーヴィンテージワインとコンタドールのワイン会

関西で、定期的にシャンパンや高価なフランスワインを中心に、ワイン会を開いている友人のワイン会に招待頂き、シャトー・ムートン・ロートシルトとコンタドールを一緒に頂けるという、なんとも贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

当日のシャトー・ムートン・ロートシルトは「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・マルゴー」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・オー・ブリオン」と共に5大シャトーの一つ、しかも当たり年と言われるヴィンテージ1975です。

ワイン会は8人で着席のディナー。名だたるワインを、1本あたり8名にサーブされるという条件も最高のまたとない機会です♪ シャンパン「POL ROGER BRUT RESERVE(ポル・ロジェ・ブリュット・レゼルヴ)」のマグナムとキッシュや鳥砂肝のコンフィのオードブルから始まり、ボルドーの白LE G DE CHATEAU GUIRAUD 2011、CH.DE FIEUZAL BLANC 1992へと、ボルドーづくしで進みながら、ムートンへの憧れが徐々に高まって行きます。

ところで、この金の砂とも呼ばれるシャトー・ド・フューザルには、軽いパンチを貰いました。とろっとする口当たりに重厚なボディ、フルーティーさと良い樽香の複雑な後味が素晴しく、ボルドーの白侮るべからず!の1本でした。

そしていよいよ、シャトー・ムートン・ロートシルト1975年です!ミロ、シャガール、ピカソ等世界の著名な画家がエチケットをデザインすることでも知られているムートンですが、画家へのお礼はお金ではなく、当該ヴィンテージワインを144本だったとか。

ポイヤックから1975年ボルドー・ベスト・ワインにも選ばれた、ムートン1975の秘めたるポテンシャルに期待感はいよいよ高まります。グラスは大きめのブルゴーニュタイプ。光にかざすとオレンジのかかった濃いレンガ色が美しく、グラスにそっと鼻を近づけると何とも芳醇な香りが立ち上って来ます。

参加者を見るとみなうっとりとした表情。「なんてシルキーな液体なんでしょう。」「良い土の香りがする」「タンニンが綺麗」「余韻が長いね」「まだまだ数年先でも飲めるね」そんな感想が聞こえて来ます。40年もの年月を経ているのに、まだ躍動感があるのは素晴しいワインであることの証でしょう。

続いてコンタドール2011がサーブされました。こちらもムートン同様、デキャンタされてグラスは大きめのブルゴーニュタイプ。グラスに鼻を近づけると。。。あれ、あまり香らない。「やっぱりヴィンテージワインにはかなわいのかな」と思いながら口に含むと、パァーっと広がるエレガントなベリーの香りににんまり。メインのシャロレー牛を口にして、さらにコンタドールを含むとワインの甘みが一気に増して思わず笑いがこぼれてしまう。そう、コンタドールを始めベンハミンの造るワインは、お料理とのマリアージュでさらに美味しさを発揮するワインであるということを再認識です。

ワイン会には、ソムリエールがおふたり参加されていましたが、おふたりとも「エレガント!」の言葉を連呼。「これがテンプラニーリョなの?信じられない」「テンプラニーリョの概念が変わってしまった」「こんなに美味しいスペインワインは初めて」との言葉が続きました。そしてある紳士は、ボトルの底のオリさえ美味しいと召し上がっていらっしゃいました。

そして思い出したのは、赤坂のマリアージュを大切にするフレンチレストランのオーナーシェフの「コンタドールは5大シャトーに匹敵する」という言葉でした。

5大シャトーは、長い年月を経て美味しくなるワイン。美味しくなった頃には、庶民には手の届かない価格になってしまいます。べンハミン・ロメオは、「コンタドール」を1世紀経っても美味しいワインとして造ったんだと言っていますが、まだそこまでのヴィンテージはありません。パーカーの評価は「まだ飲み頃ではなく若い」ですが、何よりも今飲んでも美味しいって素晴しいんじゃないかって思います。

 
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