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ワインと料理との相性については、肉に赤ワイン、魚に白ワイン、素材の色に合った赤系の色なら赤ワイン、白系の色なら白ワインなど良く言われますが、何事にも正解はなく、そして例外も存在しますので、特定のワインに合う食材や料理を見つけることは難しいですが、見つかったときは、嬉しいことではないでしょうか……と、とりとめも無い話になりそうですが。
先日、お客さんのところで、鯨の刺身（カルパッチョ）にMacizo（マシソ）がドンピシャで合ったのにはびっくり！フランスワインの合いそうなものを5〜6種類試し、最後にようやく合ったのがマシソだったとのこと！これなどは例外の良い例ですね♪
これを見つけてくれたシェフが、日頃から口癖に言っているのが、「自店への満足度は、料理とワインのトータルの満足感が大切！」。いくら自慢の料理でも、ワインとの相性が合わないと、お客さんはそのお店を「料理がまずいお店」どころか、特に魚貝などの料理は「鮮度が良くないものを使っている」と思ってしまうと手厳しい話がありました。
僕が初めてのお店に入った際に「こうだったらいいな?！」という、ワイン好き的発想に立ったメニューを考えるますと、お店に入って先ず頼むのが、グラスワインの赤か白だと思いますが、
その際に、その各ワインにおすすめのちょっとしたメニュー、スペイン風に言えば「小タパス」（タパスよりボリュームが少ない）、フランス流に言えば「大アミューズ」とでも申しましょうか、前菜の一歩手前の、おすすめのグラスワインと一緒に楽しんでもらうような仕掛けがしてあり、ほんの少し感激するような！マリアージュ体験があり、その期待感が高まったままに、その後の本格的なメイン料理や、あわよくばボトル注文へと誘えたら良いなと思う次第です。 （グルたむ）
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