「地鶏」とは、古来より日本に在来していたといわれる品種、もしくは明治初期ごろまでに日本人が外来種と掛け合わせて作り出した鶏(日本鶏)のことをいい ます。現在生産されている「地鶏」は、種そのものの希少性や生産コストの関係上、日本鶏の血統が50%以上入っていればこの部類になります。 他にも「地鶏」には、飼育方法・飼育期間などに規定があります。一般的に、地鶏は歯応えがあってコクのある味わいです。名前の由来は地面で飼ったことから「地鶏」と呼ばれるようになったとも言われています。

名古屋コーチンは日本三大地鶏のひとつに数えられ、愛知県特産の鶏の肉用品種です。名古屋コーチンの肉質は弾力に富み、よくしまって歯応えがあり、コクのある旨みがあります。昔ながらの 「かしわ肉」をお楽しみいただけます。
外国の鶏種や、日本鶏の血統を使っていても50%以下のものは「銘柄鶏」と分類されます。 通常の飼育方法(飼料方法・飼育期間・飼料など)に工夫を加え、その内容を明らかにした鶏を言います。フランスなどの鶏は放し飼いが一般的です。

フランス産の若鶏で1~2kgくらいのものを言います。プレノワール・プレジョーヌは、フランス国内で最もポピュラーな鶏で、柔らかくジューシーで味の濃いのが特徴です。
●プレノワール(黒毛鶏)・・・鶏肉本来のコクと強い旨味が特徴です。
●プレジョーヌ(赤毛鶏)・・・黄味がかった肉色が特徴で、とても濃厚な味わいです。