羊の煮込みが食べたいな～・・・と思っていたら　ちょうど煮込み用の新製品が出ていました。スネとネック？なんだかそそられる組み合わせです♪　この日飲む予定のワインは　アルザスのゲヴュルツトラミネール種のもの。ライチのような香りの白です。このワインにはカレーやタイ料理、スパイシーな料理がよくあうとのことなので　カレー用のスパイスを数種類使って春キャベツと煮込んでみました。

＜MFマトンと春キャベツのナヴァラン＞
厚手の鍋に　つぶしたニンニクとクミンシード、マスタードシードとオリーブオイルを入れ　弱火にかけます。香りが立ってきたら薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、　大きめの一口大に切ったマトンも加えて強火で焼き色をつけます。湯むきしてざく切りにしたトマトを入れてしばらく水分をとばしてから火を弱めてターメリック、カルダモン、ジンジャーパウダーを入れ馴染ませます。馴染んだら　多めのブイヨンを加えて２時間くらい煮込みます。　（できればここで１度休ませます。）　食べる時に温めなおし、キャベツをざく切りにして加えて塩・胡椒・ガラムマサラとレモン汁で味を調えます。キャベツの水分もあるので　必要なら　スパイスを足してください。　
☆おススメポイント☆
①ジンジャーパウダーはタップリめに。　味がもの足りなくて途中で大量に足したらかなりよくなりました。生ショウガよりパウダーの方が効くらしいです。
②キャベツはシャキシャキ感を残すため　後入れです。（とろとろが好きなら早めに。）
③写真はクスクスを添えてますが　ライスでも合いますよ～！トルコ料理店でこんな感じのを食べたことがあります。
④レモン汁。スパイス屋さんでインドカレーの作り方を教えてもらった時に酸味が重要だと聞きました。確かに入れると味が引き締まります。

２時間プラス翌日２０分くらい煮込みました。（途中、水を足してください。）　柔らかくなったネック部分と　コリコリ感が残るスジ。いいですね～　もし　スジばっかだったら？ってなりましたが、　組み合わされてるところがいいです！　クスクスにしても　ライスにしても　スープを吸って軟らかくなるので　このコリコリ感がいいアクセントです。　私は歯が丈夫ですが念のため、　年をとって歯に自信がない両親に気をつけるよういいましたが　「全然　硬くないよ！おいしいよ！」　と言われましたので　年配の方でも大丈夫なようです。　もしかしたら写真はカレーのようにこってり見えるかもしれませんが　脂肪分が少ないのでさらっとした仕上がりですしうっすらカレーぽい味付け、という程度です。今回の白ワインともよく合いました。でも羊の香りもしっかりしていたので何の肉をいただいているのかもよくわかって物足りなさもありませんでした。