だいぶ春らしくなってきましたので、我が家の原木生ハムもどんどん食べようと

家族で話し合いました。

そこで簡単な既製品のチーズピザを焼き上げて上にスライスした生ハムを乗せたものと

（熱でじっくり火が通って美味しいです！ただし、レシピを乗せるようなお料理でもないので

写真だけ紹介します）

春の食材を色々と買ってきて生ハムと合わせたスパゲッティにしました。

生ハムと春の食材のパスタ

材料：2人前

生ハム２皿手切り（整理がてらソースに煮込み用の乾燥部分と上から乗せるだけの良い部分）

あさり（大粒）１パック

ホタルイカ１パック

菜の花1/2パック

新筍（根の硬い方のスライス１０枚ほど）

スパゲッティ200ｇ

塩コショウ

刻みニンニク大さじ1

山椒の葉（若芽）２枚

オリーブオイル大さじ4

作り方

まずはたっぷりのお湯を沸かして塩をひとつまみ入れて置きます。

パスタの湯で時間に合わせて調理を進めますので、アルデンテで茹であがる何分前から

計算して素材を炒め始めます（これがパスタは一番大事です！）

次にフライパンにオリーブオイルを入れてすぐに刻みニンニクを

投入してオイルの香りを移します。

その後塩抜きしたあさり、軽く茹でた菜の花、灰汁抜きして茹で上げた後にスライスした

筍を入れて一気に強火で炒めます。一通り火が入ったら塩コショウの前に乾燥部分の

生ハムの千切りを入れて、出汁とコクを出します。結構な塩分もでるのでこの後に塩コショウで

お好みで味を整えます（わが家では生ハム入れた時にはほとんど塩は使用しません。コクや

旨みのバランスを考えて素材を選ぶのも美味しくなるもコツです！）

少し蓋をして蒸らした状態でパスタを仕上げます。

この調理中に先ほどのお湯で時間を見計らいながらパスタを茹で始めます。

パスタは何度も言うようですが、必ず硬めのアルデンテで仕上げて（こんなに固めで大丈夫かな

というぐらいです）最後に素材とソースが合わさる時にも火が入る事を計算しておきます。

茹であがったパスタを先ほどの素材とソースを素早く混ぜます。

ここからはスピードが勝負ですので、お皿やカトラリーなどすべて前もって準備しておきましょう。

（茹であがってから準備していたらのびてしまいます！）

お皿に盛って、上に良い部分の生ハムスライスと木の芽を乗せたら完成です。

感想

やはり素材のバランスを考えて、黒コショウでしか味を整えていませんでしたが、

素晴らしい味に仕上がってくれました。生ハムの塩見とコクにあさりの旨みが加わり、

菜の花のうっすらとした甘みと苦み、それに筍の歯ごたえに極めつけはホタルイカを

噛んだ時の肝の濃厚さです。

これらが、オリーブオイルの香りを纏って口の中で華やかに混ざり最高に美味しかったです。

やはり生ハム自体が素晴らしい食材であるのと同時に、最高の調味料でもある事の

実証にもなったパスタに仕上がりました。

そうそう、あまりに美味しいのでプレディカドールの白を開けてしまいました。

至福のひと時を過ごしましたね。