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イベリコ豚の腸詰め類と豆の煮込みを手軽に楽しむセット・スペイン版カスレについて考えてみました。

イベリコ豚の腸詰め類と豆の煮込みを手軽に楽しむセット♪(スペイン版カスレ・レシピ付き)

について一言。

ようやく発売にこぎ着けましたが、ここでいろいろと振り返ってみたいと思います。

と、その前にこの商品の御紹介です。
下記のカスエラにのった煮込みはこのセットの完成形ですが、ほんのほんの少量です。
結構な量が出来ます。6~8人前ほどです。

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この腸詰め類と豆の煮込みに入ってる食材は下記。

右からパンセタ、チョリソー、サルチチョンが要。どれもイベリコ豚で、
熟成した腸詰め品(パンセタは腸詰めされてないですが、食肉加工品を総じて腸詰め品とも呼びます)

ここに玉葱とお湯だけで出来てしまう。。。
何とも素っ気ないお料理ではあります。

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しかしながら、誰がつくっても、スペインのお店ででているような(それ以上かも!)豆の煮込みが
出来るようにしたかったのです。
そして、お料理好きの方がつくる場合には、様々にアレンジが効いてベースとなるような料理
そうそう、フランスのカスレのような地方地方や家庭によってそれぞれの美味しい料理があるようなもの。
そして、飽きが来ないものがいいな。 となんとも欲張りなことまで考えたわけです。

先ずは試行錯誤が始まりました。輸入しているカサルバのサルチチョンとチョリソーを先ずは使用して
試してみることから始まりました。しっかりと熟成しているので、かなりの出汁がでて豆を美味しくすると思ったのです。

で、結果は、サルチチョンとチョリソーがちょっとばかり歯ごたえがある。。。
もっと粗挽き感を出して、それでもって出汁も出なくては、、、、。
チョリソーサルタはなぜかあんばいが良いけど、もっとコストを抑えたい。。。

ということで、いろいろと素材を使いながら考えた結果、
スペイン現地に生チョリソーで柔らかく熟成をかけたものがあることに気がついたのです。

いまとなっては10数年前、ギフエロに行った際に、ケーシングから出して、ホットプレートで粗挽きのパティを焼き
それをつつきながらワインを飲むと、以外というか、かなり赤ワインがすすんだことを覚えてます。
普通の挽肉の味付けとは全く違っていて、タップリと熟成かけたチョリソーとも違っていて、でも生ソーセージとも違う。
現地では、これを料理によく使うと言っていたな~♪

ということで、ギフエロの老舗の生ハムメーカーに、特注をかけて輸入。
これを使ってみて、煮込みをつくってみたところ、合うじゃあありませんか♪

でも最初はナイフで輪切りにしたんです。お行儀良く。。。
でもそれだと、肉感がでない。
で、ちぎりました。ちぎることでゴツゴツとした粗挽き感がでて、味も浸透し、歯ごたえも活きてきます。

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使い方は簡単、サラミのケーシングを外して、指でちぎるだけです。
豆が適度に煮えてきたら入れます。

次に2種類の生サラミだけを入れて豆を煮込んだのですが、何か物足りないんです。
で、カサルバのパンセタ・イベリコベジョータを入れてみたんですね。
そしたら、しっかりと味と何とも言えない風味が出てきたんです。
やはりパンセタの働きは偉大です♪

と、レシピのようになってしまったので、話を戻します。

ここで、手作りソーセージの登場です。

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豚腸をつかった煮込み用のブラートブルスト。焼きソーセージですが、豆と煮込んで、カスエラに入れて
オーブンでグツグツやったら美味しいだろうな〜。スペイン版カスレが美味しい!
ということでこっちもそろそろデビューになると思います。

ソーセージはイベリコ豚のバラを入れることで、コクとまろやかさを出しています。ブラートブルストの話は次回です♪

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