カテゴリー
スタッフ日記 スペインワイン リオハ・ワイン/スペインワイン

『2014年度 マドリッドのタパスカウンタートップ25』 上位10店のうち5店でベンハミンワインがオンリスト!


スペインのABC新聞社が1月に発表した
『2014年度 マドリッドのタパス(小皿料理)カウンタートップ25』
不思議な名前のランキングですが、要はレストラン内にある“タパスをつまみながら、お酒が飲めるカウンター席ベスト25”です。ランキングには、
おなじみの老舗レストラン、オープン間もない新店、クラシカル料理と前衛料理、ミシュラン星付きからこじんまりしたアットホームなお店など、バラエティに富んだレストランのバーカウンターが選ばれています。

そしてその一覧をチェックしてみたところ、上位10店のうちの5店でベンハミン・ロメオのワインが
オンリストされているという興味深い結果にたどり着きました。ワインリストがHP掲載されていないお店もありましたので、へたするとオンリスト率はもっと高いのかもしれません。

べストタパスカウンターというだけで興味津々なのに、ベンハミンワインがあると聞けばさらに行ってみたいと好奇心が刺激されます。また、一人旅や軽いタパスとお酒が飲みたい方に、タパスカウンターは最適!ぜひお試しください!もちろん、ワインはベンハミン!

 VIAVÉLEZ
写真は第4位のレストラン「VIAVÉLEZ」のカウンター

●表記のワインやビンテージは、在庫がない場合もございますので、お店にてご確認を。

NO2. LAREDO. Doctor Castelo, 30.

Predicador Tinto(プレディカドール赤)
NO3. LA CATAPA. Menorca, 14. 
Predicador Blanco 2012(プレディカドール白2012)
NO4. VIAVÉLEZ. General Perón, 10

Contador2007(コンタドール赤2007)
Predicador Tinto 2011(プレディカドール赤2011)
NO6. ARZÁBAL. Menéndez Pelayo, 13. 

Predicador Tinto 2011(プレディカドール赤2011)
 

NO7. RAFA. Narváez, 68.

Predicador Tinto 2008(プレディカドール赤2008)

 

カテゴリー
スペインワイン リオハ・ワイン/スペインワイン 未分類

エミレーツ航空のファーストクラスに Contador2009(スペインワイン)が選ばれる

2014年度機内食満足度ランキング第5位のエミレーツ航空が昨年末、機内ドリンクサービスの向上に5億ドルの投資をすると発表しました。

最高のブドウ畑からできた世界11か国60以上の優れたワイン、シャンパン、ポートワインを味わうことができるそうで、今回その中に、ベンハミン・ロメオのトップキュベ『 Contador2009』が選ばれました!!!

エミレーツは、「レストランでドリンクを頼むように機内でワインを選んでいただき、そして機内食とのマリアージュを楽しんでいただくのが目的です」と話しています。

これだけ高額の投資をするかどうかは別にしても、いいワインがどこにいても飲め、そして料理とのマリアージュを楽しむというコンセプトには共感できますし、その優れたワインの1本にベンハミンワインが選ばれるというのはとても名誉なことであり、納得もできます!

ならば次のフライトはエミレーツでと言いたいですが、今のところ Contadorがサーブされるのはスペイン⇔ドバイ間のファーストクラスのみ。いつかは空の上で Contadorで乾杯!というのも素敵ですね。

↑エミレーツ航空のワイン検索ページ。ドバイ発→バルセロナ着といれると、、ワインリストがでてきて、その中に、、

↑コンタドール2009が登場です!

カテゴリー
スペインワイン リオハ・ワイン/スペインワイン 未分類 生ハム/エンブティード

“パンセタと半熟卵黄”と白ワインのマリアージュ

イベリコ豚の塩漬け熟成生ベーコン“パンセタ”。
はじめてこれを見た時は「ほぼ脂身?!」という見た目に驚きましたが、
オイレン酸をたっぷり含んだパンセタは、“エキストラバージンオイルを口にしたようなもの”
という実はヘルシーかつ美味な一品なのです。

パンセタについて「どうやって食べるんですか?」と質問を受けることがあります。 そのまま食べてもおいしいですが、何かと併せ、ひと手間加えてもさらにおいしさが増してきます。

そこでまた、パンセタ、さらにワインとのマリアージュのキーワードで検索したところ、おいしそうな
レシピが見つかりましたのでご紹介します。

スペイン北部、カンタブリア州のサンタンデールで注目の若手スペイン人シェフ、セルヒオ・バスタルド氏。
彼はこの土地のレストラン“La casona del judío”でカンタブリアの前衛料理を引っ張る一人として
日々腕を振るっています。 ランチメニュー税込19.90ユーロというリーズナブルさも受けた人気店ですので、近くに訪れることが
あればぜひ一度足を運んでみたいレストランの一つです。
http://www.casonadeljudio.es/

さて、そんなセルヒオシェフが紹介するパンセタレシピに
“パンセタと半熟卵黄~アーティチョークフライ添え~”というのがありました。

作り方はいたって簡単。
卵黄を冷凍し、凍らせることで軽く調理したような(まるでサンタ・クララ修道院の卵黄菓子)テクスチャーを持たせます。
その後、薄~くスライスしたパンセタと口の中でサクッと砕けるカリカリのアーチチョークを添え、最後に細かく砕いたヘーゼルナッツを振りかけ出来上がりです!

そしてこの一品に合わせるマリアージワインに、ベンハミン・ロメオの白ワイン“Que bonito cacareaba(ケ・ボニート・カカレアバ)”を推薦。卵黄とパンセタのオイリーさをそっとなでる優しくさっぱりとした白。パワフルでフレッシュできれいな酸の白ワインとのベストマッチということのようです。

簡単、でもちょっとゴージャスなタパスと極上の白ワインでリッチなひと時が過ごせる予感大。ぜひ一度お試しください。

川北真由美

http://www.verema.com/blog/con-sincio/1058409-huevo-baja-temperatura

—————————————-以下原文—————————————

Se trata de una yema texturizada, tocino ibérico, alcachofas y avellana.
Lo que hacemos es congelar la yema y va a ser a través de la congelación que actuara como cocción, consiguiendo una textura similar a las yemas de Santa Clara, luego lo acompañamos por una lámina muy fina de tocino ibérico, las alcachofas crocantes pero se deshacen en la boca y un poco de polvo de avellana.
Aportamos a la yema de una textura distinta, a la cual le sumamos el punto salino del tocino y la textura crocante de la alcachofa, finalmente un poco de aroma de fruto seco.

Maridaje del plato
El maridaje para este plato, ha sido el mismo Sergio Bastard, quien nos ha recomendado:
Qué bonito que cacareaba de Benjamín Romeo: Vino blanco con crianza, de Bodega Contador, de la DO Rioja, elaborado con malvasía, viura y garnacha blanca.
Vino con potencia, frescor y buena acidez.

カテゴリー
スペインワイン リオハ・ワイン/スペインワイン

リオハで泊まるならこんな場所!

『ワインツーリズム必見! ボデガ・コンタドールから徒歩12分にすてきな3つ星ホテルオープン』

ログローニョから35km、アロから4kmに位置するサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村は、 ベンハミン・ロメオのワイナリーがある場所としても有名なリオハの重要なワイン生産地。

そんなワインの聖地ともいえる村に2013年素敵なホテルがオープンしました。 18世紀に薬剤師の住居兼薬屋として使われていた石造りの建物を相続人がホテルへと改装したのです。

歴史ある建物であるということもさることながら、その立地があまりにもリッチ(おやじギャグ)。 窓の外には、まるで絵画のようなブドウ畑が広がり、その先にカンタブリア山脈が見渡せます。建物内は友人のお家に招待されたようなゆったりとしたくつろぎ空間が広がり、木製の家具でシックに装飾されています。

こんな素敵なホテルでありながら、スタンダードなダブルルームで一泊90ユーロというリーズナブルさも好印象! 下

のアドレスをクリックしたら、もう泊まらずにはいられない。 ベンハミンワイナリー見学と併せたワインツーリズムにお薦めです!

http://www.booking.com/hotel/es/casona-del-boticario.ja.html?aid=379005;label=hotel-1068259;sid=00ee1fe4c6872040d898da352f636e0a;dcid=1;checkin=2014-06-18;checkout=2014-06-19;ucfs=1;srfid=7f721837afbf00df42d8daa81e316ac17052a050X1#policies

グルメミートワールド川北

カテゴリー
■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ リオハ・ワイン/スペインワイン 未分類

カサルバのフリオとボデガコンタドールのベンハミンが来日!

カサルバのフリオとパチリ!

小笠原伯爵亭で弊社主催の生ハム
とワインの試食&試飲会の一コマ。

グルメミートショップのお客様や
業務のお客様や、プレスの方々など
70名以上の方の出席があり、感謝!。

20121114-060914.jpg

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ロメオのワインバーが6月21日オープン

DSC_0166k.jpeg
ベンハミン・ロメオのワインバーが6月21日にスペインはリオハのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラにオープンしました。写真はオープン2日目のシックな店内。このオープニングセレモニーのメインにはベンハミンがお店の売上げの一部を1年間義援金として寄付することを350人の前でそして同時中継で日本の僕に約束をしてくれたのでした。感謝です。

DSC_0078.jpeg
こちらがオープン当日の模様。村上げての大騒ぎです。
DSC_0073.jpeg

DSC_0115.jpeg
花火もこの日の為に打ち上げられました!!

DSC_0087.jpeg
外のテラスもこのとおりひと、ひと、ひとです。

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ワイン他いろいろ入荷

resize1011.jpg
スペインワインのトップキュベ・ベンハミンのワインが先週東京に入港し、本日通関が切れたようです。入荷直後の写真です。カタルーニャでベンハミンの組合が作っている白ワインのマシソとコンタドールのセカンドワインとも言うべき、ラクエバ・デル・コンタドール(木箱)です。

resize1010.jpg
エレガントな極めつけの白ワインのケ・ボニート・カカレアバとその弟分のプレディカドール・ブランコも入荷しています。どちらも白ワインながら肉と生ハムには最高の相性です。

resize1015.jpg
コンテナ内のパレットはこんな感じです。銘柄がわからないように厳重に黒のビニールでパッキングされています。もちろんリーファー(定温輸送)の専用コンテナでなるべく船の真ん中に積んでくれ!とのオーダーを入れていました。奥に少しだけ見えますが、ボデガ・コンタドールの樽を4つ入れてます。

樽
フランス製のオーク樽はベンハミン自ら木を見に行ってしかオーダーしないというこだわりの樽です。今回4つ入荷しまして、3月1日からのフーデックスでテーブルとして使う予定です。バルで使ってもいいでしょうねー。ワイン倉庫は横浜の帝蚕倉庫です。数ある倉庫の中でも品質管理にかけてはバツグンの信頼性があります。また大抵の倉庫は冬の間電源を切ってしまうところがあり、その場合ワインの最適な温度帯よりも下がってしまいますがここは1年を通して一定の温度と湿度です。ブルゴーニュの有名高価なワイン等もここに置いてあります。
ベンハミンワインの本格的な販売は今週末からになります。

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ロメオ氏のボデガ・コンタドールについて、ちょっとまとめてみました。


IMG_5712.jpg
スペインワインの中でも屈指の醸造家、ベンハミン・ロメオ氏の「ボデガ・コンタドール」は、リオハ・アラベサ(Alavesa)地域の中でもエブロ川上流に位置するサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ(San Vicente de la Sonsierra)にあります。
アラベサは、リオハの中でも「テンプラニージョ」の濃厚さ、タンニンの豊かさという性向をそのまま素直に引き出す栽培が特徴で、熟成の長い高級ワインの産地として知られるところです。

201102101834.jpg

また、北部に立ちはだかる「カンタブリア山脈」が、北風・雨雲などを押しとどめる「防御壁」の役割を果たしていることから、標高が500〜600mあるにもかかわらず比較的温暖な気候に恵まれ、ブドウ栽培には非常に適しています。                    
ワイン造りの歴史は古いリオハですが、 19世紀後半にフランスでフィロキセラが大流行した際にボルドーから最新の醸造技術が惜しげもなく導入されたことで、ワインの完成度が格段に上がり世界に知られる産地となりました。

201102101836.jpg  
■ベンハミン・ロメオ氏、経歴
リオハ・アラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラで、ブドウ栽培家の息子として生まれ育ったベンハミン氏は、マドリードでブドウ栽培学とワイン醸造学を修めた後、1985年リオハ・アラベサの協同組合のプロジェクト(ボデガ・アルタディ)にエノロゴ(醸造家)として加わります。
1985年から2000年まで、リオハ屈指の醸造家として彼がアルタディで手がけたワインには、アルタディ・ホーベン(Artadi joven)、ビーニャス・デ・ガイン(Viñas de Gain)、パゴス・ビエッホス(Pagos Viejos)、 ビーニャ・エル・ピソン(Viña El Pison)、グランデス・アニャーダス(Grandes Añadas)があり、々にその手腕は国内・外のマスコミの知るところとなったのでした(特にロバート・パーカーが99点を付けた「ビーニャ・エル・ピソン95」は、当時のスペインワインが獲得しうる最高得点でした)。

201102101841.jpg

アルタディ在職中の1995年、幼少時代からの友人で現在はボデガ・コンタドールのセールスマネージャーを務めるパッチ・フェルナンデス氏の強い勧めを受け、「サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城」の時計台の真下にあるクエバ(カーヴ)を購入し、翌年から「クエバ・デ・コンタドール」を造り始めます(しかしながら、この96年ヴィンテージワインは世に出ることはありませんでした)。
ちなみにこのクエバは中世に掘られ、ワインのカーヴ&計量場(コンタドール)として機能していたことから「クエバ・デ・コンタドール」と呼ばれており、ベンハミン氏はこの名をワインに冠したのでした。

201102101842.jpg

ベンハミン氏は1998年に再び「クエバ・デ・コンタドール」を醸造。これら2作をうけて、なおも比類無きワイン「コンタドール」が1999年に醸造されることになります。そして、2000年には「コンタドール」と「ラ・クエバ・デル・コンタドール」の2種のワインを醸造し、15年間勤務したアルタディを後にします。
この2000の「コンタドール」がパーカーポイント98点を獲得したのを皮切りに、2001年が98点、2002年が96点、2003年が99点、そして2004年、2005年と連続して100点という快挙を成し遂げていきます。


IMG_5633_2.JPG
ブドウ畑
ベンハミン氏はアラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ、ブリオネス、ラバスティダに、トータル32ヘクタール、58のブドウ畑を所有しています。
いずれも彼の審美眼にかなったものばかりですが、特にサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の対岸にある、エブロ川の畔の畑「ラ・リンデ」のテロワールは最高で、彼が最も大切にしている畑の1つです。父親アンドレス・ロメオが植樹し手塩にかけて育て上げたもので、ここから穫れるテンプラニージョからのみで「ラ・ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオ」が醸造されます。尚、コンタドール用の葡萄はその年の最高の畑から収穫される葡萄で醸造されます。
ブドウの収穫は、35人のスタッフを総動員し全て手摘みで箱に入れられます。これらは最長でも45分以内にボデガに運ばれ、直ちにブドウの選別が始まるのです。

1)アンドレスの葡萄畑
葡萄畑は「ラ・リンデ(La Linde)」でベンハミン・ロメオ氏の父アンドレス・ロメオ氏が植樹した畑でエブロ川が蛇行する場所に位置しちょうどサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の川を挟んで対岸にあたります。3,5haの畑は養分に乏しい土地で、粘土質でその下の地層は石灰質からなります。エブロ川の傾瀉から生じた豊富な丸石によって水はけが良い土地です。この畑の葡萄だけでラ・ビニャ・デ・アンドレス・ロメオを作っています。羊の糞をたい肥に混ぜるなど彼の葡萄を作る農法は「ビオ・ディナミカ(bio dinamica=バイオ・ダイナミック)」と言えます。葡萄1本の木からアンドレスが1本作られます。樹は35年の素晴らしい葡萄の木でテンプラニージョだけで作られます。
バイオ・ダイナミック農法=有機栽培の一種であり、農薬と化学肥料を使わない農法で肥料も動物の糞などの自然のものを使用し土壌を破壊しない農法です。


2)ブリオネス村の葡萄畑
わりとボデガから離れたところのブリオネス村にこの葡萄畑はあります。テンプラニージョ、ガルナッチャ、ガルナッチャブランコの木がありリオハには余りない木で100年以上経っている木もあります。葉が大きい方がガルナッチャ、小さい方がテンプラニージョです。又白ワイン用のガルナッチャブランカ、ビウラ、マルバシアの木もあり、最高の白ワイン、ケ・ボニート・カカレアバになります。
リオハでは今年から(2010年)ソーヴィニオンブランとシャルドネ(外来種)の植樹が許可される見込み。でも自分は昔ながらの葡萄の種類にこだわりたい」とはベンハミン伝。「昔からの葡萄は気候風土と土壌に合っているから最高のポテンシャルを発揮している」とベンハミンは言います。

IMG_5442.jpg

3)ムルムロンの畑(水のサラサラ流れる音、もしくはささやきと言う意味)
エブロ川の直ぐ近くで、マスエロ種、グラシアーノ種など2つとも若干酸味がある葡萄を作っています。ブレンド用としてワインを長持ちさせる(酸味を付ける)効果があります。 未だ植え付けて3年の畑で原料には使っていませんが、その上の畑にはテンプラニージョ60年の木、とビウラ(白)の木があります。
ベンハミンの畑はバソ(コップ型)のスタイルで葡萄の棚をつくりません。又は「タブレット(酒杯)型」と言いますが東西南北を向いた各葡萄の様々な味わいをトータルして深みのある味にしていくためです。


IMG_5722_2.JPG
4)ボンボンの畑=畑の名前―テンプラニージョオンリーの畑
コンタドール用の80年の木、プレディカドール用の45年の木。

ボンボンとは、昔家畜をつないでおいたり風よけ兼、休憩所小屋(スペイン語ではチョソ(Chozo)と言いますがボンボンチョコラの形に似ているのでボンボン地区(畑)と名付けられました。他の葡萄畑より、より選別された畑です。


IMG_5562.JPG
ボデガ
1985年に醸造家としてデビューして以来、 自身の創造性を100%発揮した最上質のワインが造れるボデガを建立することを考えていたベンハミン氏は、2008年初夏、ついに「ボデガ・コンタドール」を完成させます。延べ面積は2,700平方メートル、150,000本の醸造キャパシティがあります。カタルーニャの若い建築家エクトル・エレラが設計し、ボデガ自体がさながら「アート作品」の様相を呈しています。

IMG_5530.jpg
ボデガ内もアートのための贅沢な空間が随所に設けられており、ベンハミン氏の友人アーティストの粋なオブジェや絵画、写真が展示されています。

IMG_5478.JPG
コンクリート打ちっぱなしのモダンなボデガは、クエバがあるサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城を臨むブドウ畑の真ん中にあります。将来、1Fが緑、2Fがコンクリート、3Fが岩山のイメージになるように造られ、 数十年後には 周囲の光景と完全に同化させるという計画です。クエバと全く同じ方向(北)を向いており、貯蔵庫は同湿度、同温度に保たれています。

2階には広大なテラスが設けられており、ここはベンハミン氏が栽培する野菜の他、無数のラベンダーやローズマリーで埋め尽くされています。これらハーブの芳香は、貯蔵庫(1階)の天井に設けられた専用の通気口から中に入り、フレンチオーク樽で熟成中のワインに影響を与えます。



カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ロメオ氏のア・ミ・マネラはバレンタインデーにも是非飲みたい!ボトルですね。

ベンハミン・ロメオ、ア・ミ・マネラ  
今年の葡萄を使って作られたワインが「ア・ミ・マネラ」訳は「僕の仕法で」というワイン。果実を凝縮したようなワインですがそれでいてエレガントさもあるワインです。初ヴィンテージが2009年です。今年のマドリッドのサロン・デ・グルメにはカサルバのブースで飲みましたよ。

ア・ミ・マネラ、ベンハミン・ロメオ氏の赤ワイン
ハモンセラーノをカットしているのは、カサルバの工場長、ミゲル氏。毎晩、カサルバのブースに立ち寄ってワインと生ハムを食べなきゃ、帰れない!とか言いながら展示会が終わってもずっと飲んでいました。てろてろの生ハムという表現が似合っている、カサルバのプレミアム・ハモンセラーノ40ヶ月熟成にもマリアージュになっていたのはさすがベンハミン・ロメオ氏のワインだと思いました。

IMG_3329.JPG
残り少なくなった原木から切り出したカサルバのハモンセラーノは脂の照りが違いますね。ハムはしっとりと言いますか、「てろてろ」状態でした。このような生ハムにするには、薄塩で塩漬けをして「これは生肉じゃないのか?」とも思ってしまう程、生感覚ですがしっかりと熟成をしているハモンセラーノを40ヶ月以上、熟成するんだそうです。

カサルバ・ハモンセラーノ
「てろてろ」になる生ハムをカサルバのフリオ氏と選んでいるところです。40ヶ月以上熟成のハモンセラーノになり得るものを、日本に来ている大きめの良質なハモンセラーノから更に選んできました。写真は30ヶ月前後ですが更にあと1年近くカサルバのボデガで熟成をかけてもらいます。来年限定で百数十本だけ入荷します♪かなり楽しみな1本になると思います!
    

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

スペインはリオハのワイン(ベンハミン・ロメオ)を引き取りに成田へ行ってきました。

コンタドール・ベンハミン・ロメオ
世界最高峰のスペインワインの醸造家ベンハミン・ロメオ氏のコンタドール2008ヴィンテージ、到着です。昨日、成田の税関まで引き取りに行ってきました。コンタドールは6本入りの木箱です。いろいろ詳細の手続きをして送ってくれたBODEGA CONTADORのパッチ氏ありがとうございます!

コンタドール
2008年ヴィンテージのコンタドールは葡萄も良く、ワインも非常に良い仕上がりです。なんと言っても、ベンハミン・ロメオ氏が待ち望んでいた理想とするボデガ「Bodega Contador」の完成後に完璧に作られた1本だからです。今回はエアーで試験輸入、年明け2月にコンテナで入船予定です。今回のエアーの輸入は8種類、全て1ケース単位での輸入です。もっと入れておけば良かったと、ちょっと後悔と、2月が待ち遠しい、、、と言う気持ちです。

ケ・ボニート・カカレアバ
リオハ・ワインの白、「ケ・ボニート・カカレアバ」です。元の名前は「コンタドール・デ・カンタガジョ」名前の通りコンタドールの白バージョンとして醸造された1本です。 Bodega Contadorの営業部長のパッチいわく、レストランの中ではスペインの三つ星レストラン、エル・ブジが一番この白ワインを出しているそうです。なんでもエル・ブジのソムリエさんが一番気に入っているワインがこれとか。レストランのフルコースで前菜から始まって終わりまでワインの変化と共にこれ1本で対応できるとか、、、もちろん肉にも生ハム、チョリソーにもあいました。取引先のカサルバでも出してもらったことがあります。