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『肉の冷凍解凍で』一考

 これからの時期、作り置きをしておいて小出しできるようにするために、少量パックにしての冷凍保存って便利ですよね。クリスマスから年末年始と、めまぐるしく変わる日付に合わせてメニューの対応をしていますと、なおさら冷凍解凍が頻繁に起こってきます。

今回はそのお話しです。まず仕込みなどで肉を柔らかく煮たものを冷凍かける場合は、煮ることによって繊維を崩していますので、冷凍によるストレスが少ない形態になりますが、生肉の冷凍などの場合は肉の細胞繊維に含まれる水分が豊富に存在しますので、繊維をなるべく壊さないことで、保水率を保った冷凍をかけることが必要になってきます。

そのためには、最大表結晶生成帯という温度帯(0℃〜6℃)を早く通過することが必要です。いわゆる細胞繊維の中に含まれる水分が、氷ることで結晶化するわけですが、ゆっくりと氷りますとこの氷の結晶が大きくなり、肉の細胞繊維を破壊してしまいます。そして解凍時に肉汁や旨味成分などをともないドリップとして出てしまうのです。

冷凍をかける場合は、きっちりとラップやジップロックなどの袋に入れ、アルミの板など熱伝導の良い物の上に置いたり、冷風が通りやすくすると良いと思います。

※真空パックなどは肉がしっかり密封されますので冷凍でも解凍でも一番有効な方法だと思います。

次に解凍です。意外と知られていないのですが、解凍の場合も最大表結晶生成帯を早く通過するということが重要です。冷蔵庫でゆっくり解凍、、云々という方法がありますが、一晩くらいでしたら良いのですが、2,3日になりますと、解凍中に細胞繊維の中の氷の結晶が大きくなり、細胞繊維を破壊し、解凍後のドリップが増えてパサつきやすい肉になってしまいます。

では解凍の方法はどういう方法が良いのでしょうか? 熱伝導の優れた方法を使うのがコツです。ステーキなどの薄い物は、熱伝導の優れたアルミ板での解凍など効果的ですが、ブロック肉などは氷水での解凍が熱伝導が良く、全体的に熱交換が活発になり、冷蔵庫内の解凍より効果的です。そして解凍した肉は直ぐに使わないで、一晩ぐらい冷蔵庫に入れて、肉の細胞繊維をしっかりさせてからの調理が基本です。

 (グルたむ)

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■メモ帳

絢爛、そして清涼な日光で森林浴を体験・東照宮&裏日光のパワースポット訪問。

日光東照宮

昨日大阪から大変世話になっている方が来社して、久しぶりに日光東照宮に行ってきました。東照宮へは弊社から車で30分程です。平日だったので空いていたようです。東照宮は現在平成の大改修中ですが、写真のように陽明門はばっちり見られます。

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次に行ったところは東照宮の裏手にあたる いわゆる「裏日光・パワースポット」です。写真のように森林浴もできてすごく良い感じです。裏日光などのパワースポットに詳しい、日光着物のうたかたの女将さんに案内してもらいました。忙しいところありがとうございました♪

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ベルギービールで有名なベルギービールJapanさんがベルギービールを送ってくれた。

ベルギービール
壮観!な10種類のベルギービール。全部ベルギービールJananさん の直輸入品とのこと。
FOODEX JAPAN 2010で社長の三輪さんが弊社のブースを訪れてくれて、生ハムやグルメミートに合うベルギービールをかいつまんで送って下さいとお願いをしたところ、送って頂いた。沢山サービスをして頂きほんとありがとうございます!明日から出張になってしまうので、帰ってきたらじっくりとマリアージュを試してみたいと思います。三輪さんはベルギービールの本を出版したり数々の公演や勉強会を開催している方でベルギービールを知り尽くしている第一人者です。取り急ぎブログよりご挨拶です。

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外山から望む1月3日の日光連山

日光連山・外山景色.jpg
明けましておめでとうございます。。。遅くてすみません。むか〜しは1月15日が成人の日でしたがその日までには信念の、、、ちがう、新年の挨拶を済ませなくては新年が始まらない!と誰か言っていたのを思い出しました。日光連山の1月3日の景色をプレゼントします。
カメラマンは僕の後輩の小野崎君 です。
毎年、1月3日は日光は外山の毘沙門天縁日 で福銭を借りてくるのが習慣になってますが、今年はいい年になるかどうか、、、させましょう!。

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外山の登りはこんな感じです。昔は何処にお参りするのか分からずに革靴で結局頂上まで行ってしまったことを思い出します。登山時間は30分〜40分ってとこでしょうか。毎年2度ほど休みながら登るのですが、ことしは無休憩で登ったため正月のアルコール類が全て出たようでしたね。。。

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12月になっても暖かいと思っていたら。

グルメミートワールド梱包
今年の12月は暖かいな〜、と思っていたら、グルメミートワールドも、おかげさまで繁忙期になってきたようです。

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■メモ帳

足尾の名店・ホルモン末広が50周年!

ホルモン末広
日光市のホルモン末広さんは、創業昭和34年!女手ひとつで50年!やってきた足尾の名店だ。
もちろん僕より歴史はちょっと深い。

ホルモン焼き
昔ながらの水をはっての焼肉コンロ?も風情があっていい。この店の特徴は新鮮な豚ホルモンをおばちゃん特性のタレで食べさせてくれるところ。豚のホルモンしかメニューにはない。
カシラ、ナンコツ、タン、レバー、ハツ、シロ、コブクロ、などが混ざっているホルモンが基本だが、個別にも注文ができる。とにかく新鮮で美味くて安いのが特徴。

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■メモ帳 その他の出張

マドリッドのソルの近くのメルカド(市場)がお洒落に変身!していた。

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マドリッドのSOL駅から徒歩7分少々のところのメルカドが良い感じに変わっていた!!お洒落ですらある!食材やさんがバル形式でも出店しているのだ。写真のお店はワインバー。ヌマンシアをグラスで1杯8ユーロ。テルマンシアはいくら?と聞いたら25ユーロ!、よっぽど迷ったが
結局、8ユーロのヌマンシアをオーダー。それでも美味しかった。

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メルカドの店内。ご覧のようにある意味観光地モール化?しているかも知れないけど、行くのは楽しい。結構遅くまでやっているようだ。

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■メモ帳

演出効果抜群!・意外と優れもののソルトミル

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今回、居酒屋産業展でイベリコ豚を焼く際に使ったミル。中身は極粗!の塩胡椒が入っている。
歯がセラミック製で腐食もなく安心な「ミル」の使い心地はどうだろうか?

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■グルメミート ■メモ帳

肉!について思うこと

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Campovillaカンポビジャのイベリコ豚ベジョータの肩ロースを10日間エージング(熟成)の試食。熟成の効果としては肉の風味がよく程良く落ち着いた味の濃さが出てきている。柔らかくもあるが、やはり肉の若さがとれた落ち着きの良い食感と味わいと言うのだろうか、があると思う。こういった熟成をしていて思うことだけども、肉を柔らかく(だけ)しているのではなく肉の味わいを引き出している結果、多少柔らかくなっているのだと思う。

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■メモ帳 ■生ハム!

鬼怒川温泉、一心館の高級ハモンセラーノと合わせた野菜観

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7月の16日、鬼怒川温泉の一心館での食事の前菜。なんとCasAlbaカサルバの高級ハモンセラーノ・アウマードを使っている。女将曰く、「生ハムがしっかりしているのでハムに負けない味わいのある野菜を合わせたと料理長が言っていました」と。このハモンセラーノはCasAlbaカサルバが作っている24ヶ月以上じっくりと標高が高いところで熟成した高級生ハム。熟成をして1年後に数十日かけてベジョータの木(エインシーナ)の巨木の枝でじっくりと燻して、さらに10ヶ月以上かけて余計な煙臭さを取り除きアロマだけを残したもの。。。相当な手間がかかって出来ている生ハム。しかも豚は放牧されて育った8ヶ月以上の豚なので長期熟成との相乗作用で味わい深い。これに負けないだけの野菜を使っている。手前は生ハムの巻物、 インゲンの原種と白インゲンを合わせてある。生ハムのもっちりした食感としゃっきりした感触が良かった。

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その他の野菜は手前からアイスプラント(別名ソルトリーフ)で食べるとちょっとしょっぱい野菜、ビーツ、パオ、チコリ、イタリアンパセリ、セルフィーユ、ルッコラなどしっかりと味ある野菜が盛り合わさっている。生ハムのほんのりとした塩分とそれぞれに味わいがありエネルギッシュな野菜はこれで十分、ドレッシングは不要だった。