コンテチーズの職人には3種類の職人がいると思う。
その1つは、ミルク職人だ。
美しいコンテ地方の放牧風景。牛はモンベリアール牛だ。
牧場と農家。
コンテ飼育の農家に行って牧草を見せてもらう。
生の草が取れなくなったときでも、これらの牧草で飼育をする。
このとおり牧草の種類が違う。百種類以上の草花が入っているという。
コンテチーズの様々な香りは、草花の香りなのだ。
絞りたてのミルク。もちろんモンベリアール牛のものだ。
コンテチーズはこの絞りたてのモンベリアール牛だけのミルクを48時間以内に加工することが
AOCで決められている。
農家も生産者も数年前まで休みがなかったらしい。
ミルクを「試食」する。思ったほどしつこくなく上品な味わいだ。
生産者と。
この生産者は、マルセルプチット社基のチーズ生産者にミルクを納品している。
モンベリアール農家の風景。
屋根が切り立っているのは雪がけっこうな量、降るらしい。
マキも冬は欠かせない。
■コンテチーズの3つの職人たちのうちの1つは、【ミルク職人】だ。
香りと味わいがいい、しかも安全なミルクを1年中生産する農家の人たち。
様々な香りある草花を育て、健康的なモンベリアール牛を管理して、飼育する。
しかもコンテチーズの生産者、熟成者の要望にもあったものでなければならない。
隠れた職人のこだわりを彼らにあって感じることができた。