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2006/03バスク、ハブーゴ

パリ16区の高級住宅地のマルシェ(朝市)

16区の高級住宅街のマルシェに行ってみた。
このマルシェは週末にたつらしいが、先日行ったスタッフが
毛皮のコートを着て買いに来ている!とか、
三ツ星のレストランも仕入れに来ているなどといっていたので
興味があった。


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地下鉄の駅を降りる。

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色とりどりのフルーツ&フラワーが美しい。
手前の紳士、他のマルシェとちょっと違う!

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花はもちろんランジェス市場直送の新鮮なもの。

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いい香りのアラブ料理屋さん。
なべが山のように鳴っているので視覚効果とか、いい香りまでがこっちまでくるのでたまらない。

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肉屋さん。ロースターにはチキンがのっていて、下の受け皿にはじゃがいもがおいてある。
チキンの肉汁がいもにたれてきて、芋がいい味わいになる。これもたまらない。
手前はジャガイモだが、専門店になると10種類以上の芋が並ぶ。

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吊るしてあるのはアニョーかもしれない。

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これだけの食品と機材を朝並べるのだから、すごいと思う。
また、フランスではマルシェの需要があるに違いない。
他のマルシェの経営者に聞いたが、週に2度、マルシェに出展すると言っていた。
その店主はチーズ専門店だ。他の日はチーズの手入れとかお店で出すように
仕込みをしているらしい。

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チーズ専門店。
高級地区にふさわしく、出しているチーズも高級なのがそろっていた。
ちなみに、コンテは36ヶ月まで置いてあった。
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食肉店。冬なので、肉もおもいっきり展示してあるような気がする。
外につるしてあるさまは壮観だ。

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肉もお客さんのオーダーによってしっかりと下処理してくれる。
スーパーとはえらい違いだ。
他のお客さんもこの仕事を見ることが当然できるが、
大げさに言えば、そこで情報の伝達が起きるし、美味しい食べ方が
どんどん出てくるのだろう。マルシェの情報力ってすごいと思う。

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なんと、小鹿!。白い。
なんど訳しても小鹿だ。こんなのみたことない。

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新鮮な魚介類も並ぶ。
何処に行っても冬は魚が美味しい。
魚の専門家ではないが、見た目と匂いで鮮度がわかると思う。

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こちらも当然ながら調理の仕度をしてくれる。
パリのマルシェは、日本の我々が忘れてしまった、食材屋とお客との
美味しいコミュニケーションがまだまだ健在だ。

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ホタテ、ウニ!など、並ぶ。

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