アルバラシンチーズ社の社長アルベルトに実際の賞状とチーズをもってもらい、彼らのブースの前でパチリ!。
彼らのワインに合うチーズづくりとは、ワインの味わいを損なわないチーズともとれる深いコメントをもらいました。
昔からことわざに、チーズといっしょにワインをあげるな。。。とあるそうです。
あまり美味しくないワインもチーズと一緒に賞味することで美味しくなる(美味しく感じてしまう)のは理解出来ますが、昔はそれでごまかさせれてワイン商が商談に持ち込んだ例もあったとのこと。
アルベルト社長が言うにはチーズはへたをするとワインの味わいを分からなくしてしまうけど、我々のチーズはワインの味をごまかさずにそれぞれを引き立てる!と言うことをいっていました。
ワイン漬けチーズなどもあります。これは日本ではまだ非発売ですが、次回、輸入予定です。ワインに合いますよ!
アルベルトはもともと飼料などのメーカーを代々やってきて、5年前にアルバラシンチーズ社を設立、今回の最高の賞に輝きましたが、チーズ造りのこだわりはかなり有ります。
1)チーズの原材料のミルクは一つの生産者(我々)のものしか使って無く、飼料作りから羊の飼育まで一貫しておりクオリティの高いミルク(ウニコと言っていました)しか使ってない。
2)他のメーカーよりも3ヶ月長く手間暇をかけたチーズ作りをしている。
3)昔から水が旨いところでの塩水漬けをしている。
アルバラシン村は遠くはローマ時代から水が豊富で美味く、12世紀にはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教が共存した歴史があり、3つの文化が合わさって今のアルバラシン地方の文化の元ができたらしいです。その際にも水が美味いというのが全ての料理のもとになったとのこと。