バスチーユの朝市は、結構有名らしい。
安くて、品質が良くて、いつも人でにぎわっている。
ツーリストにも知られていて、マルシェで買ったものを
ホテルで食べている旅行者もたくさんいると思う。
そういう僕も、このマルシェで、ゲームヘンの丸焼き
味がしみた芋、チーズ類などを買ってしまった。
地下鉄のバスチーユで降りると、マルシェはすぐだ。
この日は、みぞれが混じる寒い日だったが、ご覧のように
けっこうな人でにぎわっていた。
通常のマルシェは両側2列だが、このバスチーユのマルシェは6列ある。
新鮮な食肉が並ぶ
ラパン(うさぎ)なども鮮度がとてもいい。
このお客だからこそ、回転されていくのだろう。フランスのスーパーとは違う。
大量に購入するお客も珍しくない。
写真は手押し車をもってきて、野菜、肉など大量に買っていた。
チーズ専門店。
コンテチーズがボリュームたっぷりに、置いてある。
重量は50kgぐらいあるだろうか。
割とにぎわっているお店は、お客のきめの細かいオーダーに応えているお店だ。
このお店は3人でオーダーにあわせて、仕込みをしている。
そういえば牡蠣もまだまだシーズンだった。
旅行者には、鮮度のいい牡蠣は、体にとってもいいと思う。
写真拒否のお店。カメラを向けるとノンノン・・・。
やはり、マルシェのチーズはスーパーのチーズとはだいぶ違う。
マルシェのチーズを食べたら、ちょっとスーパーは食べられない。
これはチーズ専門の展示会でも気が付いたことだが
大きなメーカーでスーパー相手のチーズメーカーは、やはり大味だ。
専門店には味とクオリティではかなわない。
カルフールが不調だった原因の一旦がわからなくもない。
このマーケットは安かろう、まずかろうではダメだ。
オリーブ専門店。いまもオリーブの実を食べながら書いているが、
なぜか、オイル専門店は別だ。それだけ専門店化が進んでいる証拠だ。
と、いうことは、お客が専門的知識、アドバイスを求めているか?
高品質化を求めているか?だと推測できる。
野菜も新鮮で驚くほど安い。たまねぎなど1kgで150円ぐらいだ。
忙しそうに仕込んでいた。
美味しそうな湯気が出ている
マルシェにいくといつも思うことだが、この視覚効果がいい。
見ていて美味しさを感じることができる。
レストランでメニューを1品頼んだら、ボリュームある1品で終わりだ。
マルシェは終わることがない。見ていて旨い♪
こっちはパエリヤだろう。
マルシェには必ずといっていいほど、卵専門店が出店している。
卵は驚くほど旨い。価格もいろいろだ。
これだけの量の卵を販売してしまうのだろうか。
フランス人は卵は朝は食べないと思うが。
鮮度のよさそうな牡蠣が並ぶ
チーズ専門店で。
このチーズ屋さんは週に2日マルシェに出店している。
みたところ双子の兄弟だが、他の日は出店の準備にいそがしいということだ。
フランスではマルシェの巨大なマーケットがあるし、パリ市民の肥えた舌をささえているのも
マルシェかも知れない。
チーズには熟成される温度、湿度、その他もろもろ、ノウハウがあると言っていた。
フランス人にとってのチーズは、日本人にとっての何だろう?
漬物とでもいうのだろうか?
ちょっと思い当たるものがないほど、チーズはフランスの食卓と密接に関係をしている。
「バスチーユの有名なマルシェ(朝市)」への2件の返信
はじめまして
自分は小田原で小料理屋?『ko-ryouri-ya』を営んでいます
昔はフレンチやってて、このバスチーユに住んでいました。
懐かしいです
ありがとうございました
初めまして!ご投稿ありがとうございました。グルメミートワールド田村幸雄です。パリのバスチーユのマルシェは規模が大きくて良く僕も行きました。僕たち旅行人にも手軽にプロの食材が買えて旅行中に重宝しました。一人でアパートメントに泊まり料理をしたこともありました。もしかしたらフレンチをバスチーユでやられているときに買い物にいらしたかも知れませんね。ありがとうございました。小田原には美味しいお店が数多くあると思います。「ko-ryouri-ya』さんもそんなお店だと思いました。