カサルバの生ハムの特徴はハモンセラーノ(白豚の生ハム)なのに、肉の色合いが濃く、味わいも濃い。おそらくハモンセラーノは赤ワインの方が一般的には合うと思うけど、こちらの生ハムは赤ワインにもしっかりと合ってしまうのだ。
それにしても常温この色合いはイベリコ豚の生ハムに似ているし、実際にイベリコか?とも思ってしまう。
これだけ深みのある色合いは普通のハモンセラーノでは出ないし、この色合い=味の深み、なのだ!
カッティング途中のカサルバのハモンセラーノ。
こちらが5ヶ月前にカットしてその後、室温にずっと置いておいた生ハム。回りの脂は酸化して黄色くなっているが、上記の写真のように薄く剥くことで綺麗な肉の色合いが出てくる。生ハムは少し堅くなっているけど、しっかりした深い味わいは5ヶ月前に食べたときよりもしまった味わいがする。