パルマの街は、何かイベントをちょうどやっていた。
街の大きさとしてはちょうどいいと思う。
ちょうどいい大きさの街は、2,3日で街の概要を把握できるし
土地勘がつきやすいし、情報も集めやすく好きだ。
宿泊したホテルから徒歩で10分ぐらいのところ。
出店が数多く出店している
パルミジャーノはいろんな種類が選べる
このあたりは代表的な生産地のひとつ。
パルミジャーノチーズの生産でできる「ホエー」をパルマ産の豚に与え
旨い生ハムを生産している地方でもある。
ちなみにこの「ホエー」をフランスのコンテ地方のコンテチーズ生産者を訪れて
賞味したが、「上質のスキムミルク」の味わいだった。
こんなものを豚が好まないわけがない。この地方も、旨いものの製造の副産物から
また旨いものを作っていくという、いい意味での連鎖ができている。
この地方の草がミルクになり、チーズになり、ホエーを経て「パルマハム」という生ハムになる。
草が最終的に旨い生ハムになるのだから凄い。
2002年ものなど、4年もの!からのパルミジャーノが販売されている。
生ハムはパルマハムだ。入念にラードと小麦粉で肉の部分を乾かないように
塗ってあるのがわかる。
お店は圧倒的に、生ハム&サラミ店と、チーズ店が多い。
街中のお店も多いが、露店も多い。
消費のおおさがわかるってもんだ。
しばらく歩くと、パルマらしい町並みになった。
大通りへの狭い路地にも、いろんなお店がある。
夜歩く前に、土地勘をつけるために昼間あるいておくのも
いいかもしれない。
イベントの看板