フランスはバイヨンヌ地方の銘柄豚、バイヨンヌ豚が入荷した。
バイヨンヌ豚はフランスを代表する生ハム用の豚肉といってもいい。
ビゴール豚が肉の旨さを追求したとしたら、バイヨンヌ豚は豚の旨さを
追求したというところか
フランスのバスク地方に行った時に食べたバイヨンヌ豚は、
柔らかく旨かったが、淡白だった記憶がある。
しかしながら入荷したバイヨンヌ豚は旨かった。
写真はバイヨンヌ豚の肩ロースの切り身、およそ180g!
味わいは「豚肉として追求した旨い豚」。
口に入れると、割と淡白な口当たりの中に深いコクと旨みがある。
肉!を食ってる!という感じだけど、しつこさはない。
イベリコ豚などの旨みは、牛肉と豚肉の中間の味わいがあるが
バイヨンヌ豚は、フランスの食文化としての豚肉の旨さを追求した結果としての純粋な豚肉の旨みがあるような気がする。
日本では珍しい、ピエトレン種という味わいの濃い豚を掛け合わせている。
又、明日はアグー豚を試食予定。