こうはって展示会を見ていると、アフィノックス社のハモネロを使った生ハムメーカーが非常に多い。ひょっとすると3社に1社は使っているかも知れない。ハモネロをある意味ファッショナブルにそして機能的高品質に追求した結果かも知れない。
ところで写真のプロトタイプのハモネロは次期の多少安価なハモネロ。写真のように持ち運びに便利であるばかりでなく、ある機能が追求してある。
写真を見つけたら、結局ハモネロを閉じたところしかなかった。
写真ばかり取ってないで説明を聞いてくれ!とか話をしていたような気がするが、開いてあるところはプリントをしてある写真を頂いたので後ほどアップしようと思う。
このハモネロの特徴は今までのハモネロの足首に金具をねじ込む!という概念を変えて
足首をワンタッチで挟み込みロックするという機能がある展だ。
スペインの生ハム専門店とも言うべきチャルクテリアや、生ハム専門バルなどは狭いところで何種類もの生ハムメニューを置いてあるところが普通だ。いわゆる天井などから丈夫なパイプをとおしてハモンを吊る下げておくわけだが、それらの注文をスライスする場合には、わざわざセットしてあるハモンを下ろして、新たにハモネロにハモンをセットしなければならなかった。(又は吊してあるそのままで吊るし切りをする方法などしかない)
その生ハムの脱着をスムーズにしたのが写真のハモネロと言うわけだ。
脱着がワンタッチで行われる他、大小のハモンに対応するために底板の金具を脱着してハモンの大きさに調整できる機能がある。