リオハのベンハミン・ロメオの赤ワインの収穫です!今年は1週間から10日間早いかもとはリオハのベンディミア(ワイン用の葡萄の収穫)。ほとんどのワインの種類の葡萄の収穫は終わったけど、日本の為に数個の畑の収穫を取っておいてくれた!感謝、感激。
ゆっくりと流すベルトに乗っているのはプレディカドール・ティント(赤ワイン)の葡萄。
ベンハミンとそのお父さんのアンドレス・ロメオ。完璧主義者であり完全主義者の彼は全てを監督し、采配をふるってベンディミアに張り付きながら支持を出して行くとのこと。
この人たちは毎年同じくこの時期のベンディミアに来ている常連のご婦人の方々。葡萄を選別する目は厳しくそして真剣そのもの。少なくとも僕の出張先のスペイン人はよく働き、そして有能かも知れない。誰がスペイン人はサボり屋と言ったのだろう?と間違いなく思ってしまうほどキビキビと良く動いて働いてくれる、うちにも欲しいと思うのはダメだろうか。。。
トラック一台の葡萄選定ごとに作業場を完璧に綺麗にしていく。これは実際には珍しいことらしい、ワイナリーによっては翌日に持ち越してしまうこともあるのだから。綺麗で手入れが行き届いた青々とした畑から1時間以内で完璧に綺麗な作業場で葡萄ジュースにしていって発酵樽に入れていく。てきぱきと葡萄を次かが次へと裁かないと作業が終わらないという、真剣勝負を十数日間このメンバーで乗り切る!
有能な彼女たちは、ベンハミンがことしの発酵中のワインだよ、飲んでごらん、と言っても手を休めない!!もくもくと21時過ぎまでこの葡萄選定の作業を続けていく。一粒一粒確認をしていく。
じゃあ、ということで僕が飲む。葡萄の果実実まるごとのジュース。すごくパワーを感じる。そして程よく甘い。
実はこれ、発酵中のコンタドール!
こうやってシェイクのように葡萄酒を一度壊してテイスティングをするという。
ほれ、このとおり力のある果実酒が出来る。生まれている最中の色はすごい赤色だ。
僕もこの通り、コンタドールの樽をかき回し皮とジュースを循環させてきました!!