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生ハム・料理レシピ

旨味たっぷりソブラサーダ・イベリコベジョータを食べてきました。

ここのところブログがご無沙汰でした。ブログの投稿ソフトで悩みだしたら手がつかなくなりしばらく数か月かけて検討した結果、Windows Live Writerを使うことに決定!そうすると今までMacで書いていたのを、WindowsのPCを購入しなければならない、、、。またまた悩んで、やっと東芝(東芝さんは今まではじめてなんですのPCを購入して、やっと書ける状態になりました。

しかし改めてWindowsのノートで書いてみると、今までMacの環境で写真を修整したりしてましたが、その環境の居心地の良いこと、、、。HPで見る実際の画像の色合いとはちょっと違うので、(というか解像度や色が劣ります。。。)慣れが必要でしょうね。

と言いながら、東芝のダイナブックを持ちながら初の出張に行ってきて、先ほど帰社です。
ずらずら書いたついでに、いつもなら1泊の東京出張なら、東武下今市駅から往復スペーシアでするんですが、あいにく朝そこそこ早くないと駅の台数があまり止められない駐車場がすぐ満車になってしまうために、前々から考えていたんです。
下今市の次の駅の新鹿沼からはどうだろうか?と。
そしたら、新鹿沼は駐車場が沢山あるではないですか!!しかも24時間止めても800円。下今市は2日にまたがると1400円。ということで今回は新鹿沼からの往復で行ってきました。(価格の批判をしているわけではありません)

お昼過ぎからはOSMCのネットセミナーを受講。3時間のセミナーでしたが時間があっという間に過ぎて、中身が濃く考えさせられること多々ありました。
セミナー後の1次会終了後に、ちょっと営業を兼ねて、西麻布のフェルミンチョさんへ行ってきました。
ベンハミン・ロメオのプレディカドールの赤白も前日送っておいてぬかり無く。。。
閑静な住宅地にあるフェルミンチョさんは、こじゃれたバル・レストランという感じ。
客層も40代、50代半ばの女性が多く、土地柄ハイソな方が多い感じです。

まずは、どこぞのソブラサーダイベリコベジョータをオーダー。
やなり身に覚えのある商材をオーダーしてみると勉強になることありますね。
写真は最近使ってないデジタルのミニでとったので、ちょっと迫力不足。。。iPhoneのほうが最近はよく使っているので上手かも知れない、、、とか思いながらアップをしていますが、下記のソブラサーダのメニュー、写真より当然ですがボリュームがありました。ど~んと来たんです。

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ソブラサーダをそのまま輪切りにしてオーブンで低温で温めてあるようです(たぶん!)
そうすることによって、ソブラサーダの甘くちょっとスパイシーな香りが引き立ち味わいもまろやかになりますね。
バックに写っているハチミツ(これ美味しいです)をつけて下記のように、今書いていてもまた食べたいですね。

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もちろんワインにもよく合う1品です。

ソブラサーダはこのほかにも、チーズによく合うのでチーズを上にのせてほんのり温めたり(温めすぎは分離をしてしまうので注意)、ソブラサーダの半分のクリームチーズとあえてパティとして、アツアツのバケットにのせたり、ジャガイモにのせたり、いろいろ多彩で楽しめます。

メニューには、イベリコ豚ベジョータ、熟成、生、パティなどを使えるので、イベリコ豚ベジョータの熟成生パティ・パンコントマテなど、書けるのでプレミア感が出てくると思います。
では、またのちほど。

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■グルメミート試食日記 生ハム・料理レシピ

寒ブリに生ハムの相性は?

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2週間程前。
赤坂フォンさんで、寒ブリに生ハムのせを頂いたけど、生ハムは、ビゴール豚の生ハム。
少し雑味の様な味わいがしてたけど、
寒ブリのジビエの様な強い味に、
打ち消される様な感じがして良かった。
ハモンイベリコベジョータならもっと合うだろうなー!

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■ハモンセラーノカッティング中 ■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ

カサルバでの2つのハモンイベリコベジョータを味わう。

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今回は珍しく厳しいことを話しあった商談でしたが、終わった後はこの通りの笑顔で記念撮影?!。

厳しいことを言い合っても、俺たちカサルバファミリーです♪

左から、工場長のミゲル、サチオ、フリオ、息子のステファノンです。
ミゲルは、新しい彼女とつきあっていてウキウキ?!
フリオはひげを生やしてちょっと精悍になったような感じ。
僕はちょっと時差ぼけ中(じいさんぼけとか言っている連中あり)
息子は後を継ぐため、現在ニューヨークで食の修行中。

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これだけの大トロ(ハモンイベリコベジョータです)を食べれば、気分も軽やか〜ってとこでしょうか。それにしても今回も様々な生ハム食べて良い勉強になりました。

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でもってこれがそのハモンイベリコベジョータです。熟成は54ヶ月程で今現在、うちで輸入しているものと同じロットです。

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手前がこれ。真ん中もベジョータでコレも良いですが、両方とも性格が異なるベジョータなワケです。

セラーノ(左はセラーノです)の横の真ん中のベジョータに関しては、柔らかく繊細な肉繊維で落ち着いた味わい。
向かって左側のベジョータは蜜のようなベジョータで、肉繊維も味もしっかり、脂の状態はしっとりとろけるよう。
「2つとも良いベジョータだし、甲乙付けがたい。どうして出来るのか?と言うことは言えないし、ベジョータがもともと持っている個体差であることが大きい。(フリオ)」
ですって。

同じロットで(ということは同じ農場で同じ血統で)すが、これだけ違った両雄のハモンイベリコベジョータが出来るんですね。

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生ハムと来ればワイン。カサルバで出したワインは、ベンハミン・ロメオのプレディカドールの赤2008年です。
ちょうど熟成がこなれてきてまる〜くなってきてベジョータにも合うようになってきました!!

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こうやって試食するのがカサルバスタイルです。右の方、忘れてました。すみません。
外商担当のヘススです。イタリア、ロシア、中南米、ドバイなど世界各国を飛び回ってます。
もとは弁護士と、ハブーゴ村の有名生ハムメーカーの営業部長だったこともあります。
彼は日本車が好きで、トヨタ・レクサスのバン?(すみませんこんな呼び方で)のハイブリッドに乗り換えて、しかもリッター20キロ以上走ってお気に入りです。
※今回、生ハムのクレームのことについても話し合ったのですが、ヘススがいうには某メーカーではその当時でさえクレーム率5〜8%だったそうです。

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ついでにアップ。来年の輸入から箱がより丈夫になると思います!
生ハムの箱についても試作品をみて、打ち合わせ。

 

 

 

 

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生ハム・料理レシピ

モリレス村での昼食はハモンセラーノ入りカツレツ

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これは何でしょうか?。。。ブーメランではありません。

ロール状にしたような揚げ物でパン粉が付いてます。

そして肉とハモンセラーノが入ってます!

それにしても長い!50cmぐらいあるかも知れません。

この辺の(アンダルシア、コルドバ、モリレス)料理だそうです。

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切り口はこれ。
あまり脂っぽく無くどちらかというとさっぱり目。多分ヒマワリ油で揚げてるんでしょうねー。豚肉を叩いて間にハモンを入れてるんだそうです。欧米は基本的に肉のスライサーと言うのが無いのでちょっと厚切りを叩いて伸ばすんでしょうね。肉を叩くことで肉の線維がより一体感になって食感にあらわれてくるんだと思います。

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カットをするとこのとおり。ぎっしりと豚肉を叩いたものとハモンセラーノが巻いてあります。
各テーブルにはオリーブオイルとビネガーがあったのですが、レモンをきゅっと搾って食べたかったですね−。こちらの人はやはり上手に生ハムを使うな〜〜!と言うのが行くたびに思うことです。肉のロールカツを、より凝縮したコクをだすハモンセラーノを入れることで、肉だけでは出ない味わいを引き出していますね。ちょっと褒めすぎですが、参考になること多々アリです。
是非、日本でハモンイベリコベジョータ入りのイベリコ豚巻きをやって欲しいと思います!!、、、。でもいくらになることやら。。。

 

 

 

 

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■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ 展示会

三つ星レストランオーナーシェフ、マルティン・ベラサテギがカサルバのブースを訪問

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マドリッドで開催したサロンデグルメのカサルバブースにやってきた、ご存じバスクの三つ星レストランのオーナーシェフ「マルティン・ベラサテギ、オーナーシェフ」、真剣な表情でなにやら話してます。

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マルティンさんとカサルバのフリオ夫妻と娘(右)。
彼らは強い信頼関係で結ばれているようですね。
実際、マルティンベラサテギのレストランでは、新メニューなどを作るときは尚更、カサルバに特別に熟成品などをオーダーして使っているそうです。

個人的にも自宅で楽しむ生ハムやサラミも頼んでいるとか言ってましたね。
そう言えば、ことしのアリメンタリア開催中にバルセロナのビルのフロアを貸し切ってのカサルバの展示会で食べた、モルシージャは美味かったです。

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こちらはフランスの取引先モンペリエの3ツ星レストランJardin des Sensのオーナーシェフのポーセル兄弟です。
日本にも支店がありますね。カサルバのハモンイベリコベジョータなどの製品がフランスでも人気が高いのは、バスクで通用する製品だからでしょうか。

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チョリソーイベリコベジョータの鍋を始めて食べた!その味わいは4回楽しめる♪

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タイトルにあるような、鍋の具は、なんと

チョリソー・ベジョータ(粗挽きイベリコ豚のパプリカ風味熟成生サラミ)

の鍋でした!(真ん中の赤いサラミです)
その下にはイベリコ豚ベジョータの肩ロースと、バラ肉が。

そしてモッツアレラチーズがあって、ハマグリ、鯛、鱈とつづき
数々の野菜。
食べたところは、日光市鬼怒川温泉の「湯けむりまごころの宿・一心館の夕食」

総勢15名での会議室を朝10時から使わせて頂いての打ち上げのお料理の一部です。
フレンドリーなスタッフのおもてなしと、お風呂が何種類もあるミニ・スパも体験できて
会議室でしっかりとお勉強&仕事をしたあとは、恒例の宴会の始まり♪
宴会場も畳の上でのテーブル席で、セミナーで疲れた体を畳が優しく、いやしてくれます。

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それらの具をこのとおり、二食鍋に投入!。女将さんいわく、この鍋は4度美味しいです。
1)和風出汁で頂く→あっさりしてながら食材の持ち味良好。

2)青トマトベースの洋風だしで頂く→トマトの香りと酸味が新鮮な味わい。イベリコの良質な味わいを更に高めてます。

3)チョリソー・イベリコベジョータを入れてコクを出して頂く→ここまで来ると2個目の固形燃料を投入!グツグツちょっとさせておくとチョリソーの赤い濃厚な脂と出汁が出てきてイベリコ豚はもちろん、キノコ(これも合う!)や野菜類に乗り移って美味しくいただけますね。

4)モッツアレラチーズをいれて更にコクとまろやかさを出して頂く→チーズがとろけて(これも美味しい)鍋のスープが白濁していきます。そうするとチョリソーの脂の赤色がより映えて見た目も美味しく更にこってりしていきます。
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以上の4通りの味わいを堪能出来ました。
上記の写真は、チョリソーを投入後グツグツ、そしてモッツアレラチーズを入れて白濁しているところです。
スープがとても美味しくいただけるし、第一チョリソーを煮込んでもチョリソー自体の味わいもしっかり残っていてこれも美味しく食べられますよ♪

最後にとっておきの裏技をご紹介!

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これは何でしょう?

正解はハモンイベリコベジョータを原木から切り出したものです。
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この通り、生ハムを原木からカットして、適度に温かい鍋のとってに少し置くと、、、、

 

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少しずつ、ハモンイベリコベジョータの脂の部分が透き通ってきています。

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ほらこのとおり!ハモンイベリコベジョータも脂が透明になって美しくなります!
そして脂はとろとろ、ちょっと香ばしく口中に肉のコクが充満して幸せな気分でしたー。是非おためしを!!

 

 

 

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カサルバのパンセタ・イベリコベジョータを持ち込んだらオムレツに合わせてくれた♪

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銀座8丁目の肉料理のお店、マルディ・グラ。一昨日の月曜日、作家の野地秩嘉さんに連れて行ってもらったフレンチ肉料理のレストラン。野地さんに、お土産でイベリコ豚のパンセタ(パンチェッタ)とサラミを持参したところ、こちらの店主、和知さんにもお裾分け。で、作ってくれた料理がこれ。コルシカ島のチーズを使ったオムレツ、カサルバのパンセタの塩気で頂くとちょうど良かった。パンセタはオムレツの余熱で火を薄〜く入れた感じで食感ももっちりプルンとしていて、レア気味のオムレツを引き立ててました、激うま!!

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お次はこれ。田村さんはこれ食べなきゃダメだよ!と言われて頼んだハム。何処の豚か忘れたけど(すみません一番重要かも、、、)プラハ風ハム。プロシュートコットをソフトに、そのまたソフトに、そしてジューシーの二乗ぐらいにしたもの。これはプラハのハムよりも美味しいでしょう♪全体的に(中心温度ではなく)60℃の中間ぐらいの火の入れ方をしてますね。火入れだけで十数時間かかるのでは?!、、とてもいい仕事のハムです。

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お次はこれ。箸休め的一品だけどなかなかどうして。香菜の爆弾1300円。ニンニク風味とニョクマム風味のドレッシングがインパクト大!

そして最後はこれ。

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岩手の短角牛ハラミのロースト、赤ワインソース。言うこと無しに旨っ!。肉の深みのある味わいがあり大好きな部位です。芋の同様に美味し。

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最後に、ペドロヒメネスを食後酒に頂きました。ごちそうさまでした。
マールやポルト酒などもありお酒好きにもたまらないお店かも。

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チョリソーイベリコベジョータのサルタを美味しくするコツ?

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写真は同じチョリソーイベリコベジョータ・サルタです。同じ製品なんですが、違いが一つだけあります。
右のサルタは、輸入した物をカットしただけのもの。

左のサルタは弊社で実験的に、すくなくとも8ヶ月以上熟成した物。
熟成といっても、パックされているものを去年の7月から2月まで常温で置いておいて
その後1ヶ月ほど開封し会社に吊しておいた状態のものです。

ちょっとしたいつもの実験をしたところ、いろいろとわかりました。

1)先ず味わいが濃くなっている!

2)色も濃くなっている

3)歯ごたえが多少出てきている

4)検査にだしたところ、もちろん他の雑菌(サルモネラ、大腸菌、リステリア)は前と同じく無し、
しかも一般性細菌数が減少しています。

過去に、スペインのサラゴサでも美味しいロモの生ハムを食べたことがあります。
美味しいものって奥が深くて、しかも楽しいですね。

8ヶ月は大げさにしても、2,3ヶ月吊しておくことで味わいが深くなると思います。

 

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カサルバのパンセタで肉じゃが風煮込み

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カサルバのパンセタ(イベリコ豚ベジョータのバラ肉を塩漬け後、乾燥熟成したもの)を少し厚切りにして、馬鈴薯、蓮根そしてくわいと一緒に醤油で煮込んだ、まさしく肉じゃが風のメニュー。
ここの(赤坂の1日ひと組限定のフレンチレストラン)シェフはカサルバのパンセタの様々なメニューを良く作ってくれるな〜。パンセタの風味と脂のコクがたまらない美味さです。
それにしてもこのパンセタって、様々な料理に応用出来るので、ほんとびっくりです。これだけ脂が多いので敬遠されるとおもいきや、脂の質が高くコクと香りがあるので様々な料理に応用が利くらしいです。そう言えば、サンセバスティアンのマルティン・ベラサテギさんに合ったとき、今はカサルバのパンセタを12時間煮込んだメニューを作っているんだ、、、と言っていたのを思い出しました。アケラーレ(やはり三つ星)のスビハナ氏のアミューズにもこのパンセタを使ったメニューもありました。

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れんこんも、パンセタの出汁が浸透していて美味しいです。

 

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FOODEX JAPAN2012フーデックスジャパン初日、名誉ソムリエ様来展。

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FOODEX JAPAN2012フーデックス・ジャパン初日。会場の来客は平年並みだけどうちのブースは上々。12時からのセミナーも終わり、セミナーでも生ハムカットをレクチャーしてくれ、生ハムのコルタドール日本一になった水戸のスペインバル・ガンチョの後谷さんがその後もブースでカットしてくれることに。さすがに日本一だけあって、生ハムのナイフ裁きは美しく華麗です。

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ガンチョの後谷さんがカットしたハモンイベリコ・ベジョータ。霜降りの種類別に盛りつけてありさすがです。

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きょうは食通としても名高い辰巳琢郎さんが来展してくれました。辰巳さんは2001年名誉ソムリエとしても有名な方で、うちもベンハミンのワインなどパーティで使って頂き感謝。ちょうどそのときに辰巳さんのお知り合いの有名酒造元の社長さんが偶然来ていて、バルを新しくオープンしたとのこと。
この社長さん、バルの仕入れ先を探しているそうで最初にうちのブースに来展され、この会社はどう?と辰巳さんにきいたところ、「ここならワインも生ハムも間違いなし!」とおっしゃって頂き、重ねて感謝です!!

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そして弊社ブースでカットしてくれている水戸のスペインバル・ガンチョの後谷さんのお店に、辰巳さんが3日前に訪問したそうで、とそんなこんなで結構な時間うちのブースに。次第にお客さんもどんどん集まってきていたようです。

きょうはブースの様子をライブカメラで放映中です!!ご覧下さい。