チーズの産地ではフランスのオーベルニュ地方は有名だが、
その郷土料理の一つのトリュファードの写真を送ってくれた。
ラギオール産オウヴラック牛という、バッファローに良く似た牛の
チーズとジャガイモとベーコン、サワークリームといういかにも
山岳地方の料理というもので、アルプスのタイフィレットとも似てる
という。
使用するチーズがトム・フレッシュなのでルブロションを
使うタイフィレットよりもはるかに脂分が少なく食べやすいらしい。
以下作り方。(パリのスタッフ伝)
1 今回使ったジャガイモ、日本にある一般的なものでも可だが、
なるべく古くなったものを使用。
新じゃがは身が締まりすぎて美味しくないという。
2 5ミリ程度の薄切りにする。
水に漬けて灰汁を取ったものを使用。
フライパンにオリーブ油を入れて柔らかくなるまでソテーする。
3フレッシュなトムはこれ。今回はラギオール産のトムを使用。
オーヴェルニュの他のフレッシュなトムでも可、
トムもあまりフレッシュすぎるより、賞味期限ぎりぎりか
賞味期限が切れた方がチーズらしい匂いとコクがあるのでお薦め。
4ジャガイモに火が通ったらへらでつぶす(アルプスのタイフィレットは潰さない)
5マッシュポテトのような状態になったところにベーコンを入れてしばらくソテー
ベーコンに火が軽く通ったらにんにくを入れる
6 ジャガイモとベーコンが馴染んだ頃にトムを適当な厚さにして上に乗せてゆく
7 トムでジャガイモとベーコンを隠すように置く、蓋をしてトムが溶けるようにする
8 トムが溶けた状態
9 溶けたらジャガイモとベーコンと混ぜて馴染ませる、このときサワークリームを入れる
10出来上がったものはグリーンサラダと合わせて食べる
材料
2人分ぐらい。
ジャガイモ 4個から5個
にんにく 2片
トムフレッシュ 200グラム
サワークリーム 100ミリリットル
ベーコン 100g
トム・フレッシュは塩分なしのチーズなので、好みで塩、胡椒で味を調える。