市内を探索した後、 21時を結構回った時間に14世紀のお城を解体して洒落たホテルに立て替えたところにやってきた。
ここはそのレストラン。
店の入り口の突き当たり付近がBARになっている.レストランのBARで食前酒をいただき食事をするパターンっていいと思う。
ここにはCASALBA社のベジョータが置いてあった.。美しい!
切り口が美しい、ハモンイベリコ・ベジョータ。厳選されたイベリコ豚を使っている証拠。
美しいハモンイベリコは芸術品のようにさえ見える。
上質のハモンイベリコとそれを生産する優れたハモンイベリコの
メーカーに問われることは「安定」だと思う。しかも高水準での安定だ。
その為の1つの方法は品質の高い原料を手に入れることにあるが、
年を追うごとにベジョータが足らなくなっている!
しかも品の高いベジョータが不足している実態がある。。。。
大きなメーカーほど、ベジョータを探すのに必死になるという。
大量のベジョータを使うからだ。ある意味、大量生産といってもいい。
反面、小さなメーカーはベジョータの質にこだわることができる。
CASALBA社の彼らは言う、これ以上はそんなに生産できないと。
質の高いベジョータの肉質にこだわり、手間隙おしまない製法にこだわり
自然の風にこだわり、熟成地の気候など様々なことにとことん
こだわってこそ、最高のベジョータが出来上がる。
ベジョータの中でも選りすぐりのいいものは少量しかない。
ハモンイベリコに大量生産は不向きだと思う。