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2007/05フランクフルト,マドリッド

パリのシャルルドゴール空港のブラッスリーで鴨のコンフィを頼んだ。

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シャルルドゴール空港でビールを飲みに空港内のブラッスリーに入った。

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つまみに鴨のコンフィをオーダーした。カリッと焼かれているコンフィ。
このコンフィ、かなり弾力がある。コンフィは脂(油)で煮る料理だが
煮る前にマリネをしたり、様々な料理法があるが、このコンフィはあまり
煮込んでなくて、肉の弾力がありしっかりしていた。このぐらいの歯ごたえ
のほうがフランス人とかヨーロッパ人には受けるのではないか!と思う。
日本向けのは、それはそれで旨いが、歯ごたえが物足りない気もする。

このコンフィ、皮はわりとパリっとしていて、肉はなかなかナイフでは
切れない。しかし鴨の肉だ!という感じはこちらのほうがするようだ。
ソースは多少甘めだが、コクがあり、コンフィの煮汁が使われている
ような気がして悪くなかった。芋は、よくあるフライド系ではなくて炒めた
感じで旨かった。
コンフィも下ごしらえ、煮る方法、その後の保存方法など工夫をすれば
素材がいいだけに特徴のある旨いコンフィが出来るのではないか?
ちなみに、会社でパンタード(ホロホロ鳥)のコンフィを試食したが、
かなり旨かった。鴨よりも味が強いかも知れない。
コンフィは本来、保存食として、出来た料理だといわれていて、煮た後の
油につけておくだけで3ヶ月ぐらい常温で保存できるし、その間に味が浸透
して独特の風味が出てくるらしい。また底にたまった煮汁(エキス)を
ソースとして使うことによってコクが増し旨くなるという。
日本に帰ったら、コンフィを10本ぐらいつくり、2週間ごとぐらいに味わいを
試してみるのもいいかも知れない。
などなど、コンフィを前に考えを巡らした。旨さの奥は深い。

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