カテゴリー
■チーズ(ナチュラルチーズ) 2009/07アルバルシン、Campovillaカンポビジャ

サラゴサの高級な食肉店でのアルバラシンチーズの存在

IMG_1783.JPG
サラゴサのわりと高級な食肉店で。
このお店はアルバラシンチーズを販売していてお客さんの評判も上々とのこと。

IMG_1785.JPG
ハモンもおいてある。ハモンは割と近くのテルエルのものが多かった。

IMG_1784.JPG
チーズ(ケソ)は切り売りしてくれる。アルバラシンチーズはクラードタイプとして紹介されている。クラードとは熟成の意味。大部分を羊のミルクで作っているアルバラシン社のチーズは最高級のドンマニュエルクラスで20ヶ月までのチーズがある。牛のチーズに比べてただでさえ濃い羊のチーズを20ヶ月程熟成をかけて作られるチーズは濃厚!。スペインでもあまりお目にかかれないチーズ。食べるとしっかりと旨み成分であるチロシンの歯ごたえが心地よい。

IMG_1790.JPG
CURADO(熟成)としてこの専門店で紹介されている。手前がローズマリー風味のロメロ、真ん中がアルバラシンのレッドラベル。
アルバラシンチーズの特徴は、元々飼料会社が飼料の生産から羊の飼育、ミルクの生産をしてチーズの生産までやっていること。飼料は羊の飼育舎の周りで大麦、小麦、コーンなどのナチュラルなものを地産地消的に羊の飼育に理想的な飼料で活かして品質の高いミルクから生産をしていることだ。
飼育にも妥協はなく、大型の羊でクセのない乳が出るアサフ種の保存のまでしていること。

スペインでもマンチェゴチーズという有名な羊のチーズがあるが、こちらはメリノ種という羊毛種でアサフ種に比べて乳のクセがありチーズの味覚に現れているがこれを好きな人も多い。

牛のミルクのチーズが好きな日本人にとっては、クセのない羊のチーズを熟成しているアルバラシンチーズはまさにベストマッチでの長期熟成チーズといえるのではないだろうか。

「サラゴサの高級な食肉店でのアルバラシンチーズの存在」への4件の返信

スペインのチーズ、本当に美味しいですよね!
日本では漸く少しずつ増えてきたものの、やはりフランスが主流。
マンチェゴは現在日本で入手できるチーズの中で、Myベスト3に入るチーズですが、スペインを旅行して回ったときに食べたチーズにはもっと美味しいものもありました!!(名前を失念してしまったのがなんとも遺憾なのですが・・)
もっともっと色々なチーズが食べられるようになるといいですね。
是非ともよろしくお願い致します!

マッキーさん、ご投稿ありがとうございます。
おっしゃるとおり、まだまだ我が国のチーズはフランス産が多いようですね。

スペインはフランスなどよりも乾燥していますので
チーズは羊が主体のようです。
美味しいチーズをご紹介できれば良いのですが。。。
販売の時はこちらのブログでも紹介させて頂きますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。

>待ってました!と言う感じです。

 ありがとうございます!
 現在、通関作業中です!
 羊でもクセが非常に少なく、長期熟成のドンマニュエルなどはパルミジャーノのようなチロシンがあるのが特徴です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です