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2009/07アルバルシン、Campovillaカンポビジャ

CasAlbaカサルバのパレタ・イベリコベジョータなど試食。

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マドリッドの友人宅でのイベリコ三昧の試食会。各メーカーから送ってきたもの。今回はスライスパックが中心に試食をしたけど、ガスパック、真空パックで同じハムやサラミの味わいが変わってしまうのには少し驚いた。右手前はイベリコ豚のベジョータのエンブティード(腸詰め類)。

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手前の左の皿と右の皿は、やっとできあがったCasAlbaカサルバのパレタ・イベリコの生ハム。
ベジョータ(手前左)とセボの味を比べ、他メーカーのパレタも比べてみた。やはりCasAlbaカサルバは味が濃い。気持ちしょっぱい感じがするがそれはCasAlbaカサルバの後ろ足の生ハムに比べての比較。作り手のフリオに問い合わせたところ、ハモン(後ろ足)とパレタ(前足)の生ハムの肉の細胞繊維がまったく別物なので、作り方や熟成の仕方が違うと言っていた。

同じロモでもガスパックと真空パックではガスパックの方が乾いていて塩分が濃い感じがする。しばらく常温で放置しておいて食べるとその差は少なくなるがやはり違う。同じ生ハムでもスライス後の形態によって味わいがはっきりと違っていた。

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こちらはパレタイベリコ・セボ。クセはないが味が深いのはCasAlbaカサルバの生ハムの特徴。
2年熟成のもの。日本に入れる場合は2年半(30ヶ月熟成)を入れる予定。

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一方こちらはパレタイベリコ・ベジョータ。2年半の熟成のものを試食した。3年熟成(36ヶ月)のものも作る予定だという。試食結果、脂の質がよく、あまい!。
こちらの入荷は検討中。

こうやって他のメーカーとの同じ部位の同じクラスの生ハムを食べ比べすると、基本的に塩だけの味付けなのに味の広がりと深さが各メーカーによって違うのがよくわかる。

カサルバのパレタはどちらもスライスパックがないのが残念。。。

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