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2006/03バスク、ハブーゴ

ALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会/バルセロナ

バルセロナのALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会2日目。
ハモンイベリコを中心に見て歩いた。


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展示会場へは一度入ってしまうと比較的ゆったりとしている。
この日も晴天、歩いていて気持がいい。

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なんとも異国に来た感じである。これほど環境がいいのだから
入場料の60ユーロは安いのだろうか。

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なんとも悩ましい巨大な看板が立ちふさがる。
新しいハモンイベリコの食べ方だろうか?。。。
冗談はさておき、
この巨大な看板があらわしているように、スペインは生ハムの国なんだと思った。
この展示会は生ハムの展示会ではなく、食品展示会なのだから、生ハム(ハモンイベリコ)の
存在感の強さがわかるというものだ。

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会場に入ると圧倒的な生ハムのボリュームに驚かされる。
写真は爪が白い豚なので、ハモンセラーノの生産者だろう。

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写真のように爪の部分をカットしてあるハモンセラーノもある。
足首が太いところから、やはりハモンセラーノだ。

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ハモンイベリコだ。工場の再現とでも言うべきボリュームだ。

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こちらもハモンイベリコ。デエサと呼ばれる樫の木の森林と放牧されるイベリコ豚。
下にはその環境が再現されている。ドングリの実も見える。
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日本のドングリよりはるかに大きい。これだけの空間を使って、放牧を再現しているとは
主役はハモンイベリコということか。

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芸術品のようなハモンイベリコ。
本を撮影したのではない、ショーウインドウに現物が展示されているものだ。

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こちらもそうだ。

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こうなると一つの作品としてのレベルだ。
イベリコ豚の飼育から完成までざっと少なく見積もっても4年越しの作品なのだから。
デエサの宝石とでも表現したい。

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こちらは熟成中の白カビが前面にでているハモンイベリコだ。
ありのままを展示してあるのが興味深い。

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Jamon de Huelva は、ハモンイベリコの産地として有名だ。

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Jamon de TERUEL テルエルは、ハモンセラーノの産地として有名だ。

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こちらはデュロック種の豚の各部位。ざっと見ただけで、特別な豚だということがわかる。

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プレッサ。美しい霜降りだ。

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こちらはセクレト。生産をしているところを見たが、その時には霜降りがわからなく
1日寝かせることで霜降りの脂の筋が見えてくる。
デュロック種の豚も非常に高品質なのがわかった。

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こちらは美しいハモンイベリコの断面。
白い粒は旨み成分のアミノ酸の結晶だ。熟成の神秘。

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ワイルドな黒い毛もお構いなし。
野生の黒豚というイメージが強い。

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地元のテレビ撮影をしていた同じ場所から撮ってみた。
世界各国のバイヤーが来ていたようだった。

「ALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会/バルセロナ」への1件の返信

コメント:
初めまして、大阪のバルでスタッフをしております。5月にバルセロナへ行く予定でWEBを利用して予習しておりました。写真が大変キレイでセンスの良さを感じ、勉強になりました!
ALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会、行ってみたいです。
2回目のバルセロナなので観光以外で勉強したく思っております、行けるならバスク地方へ足をのばしたいのですが<笑>
誠に不躾でありますが、「ココは!」というような情報がありましたら教えていただけますでしょうか、よろしくお願いいたします。

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