バルセロナのALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会2日目。
ハモンイベリコを中心に見て歩いた。
展示会場へは一度入ってしまうと比較的ゆったりとしている。
この日も晴天、歩いていて気持がいい。
なんとも異国に来た感じである。これほど環境がいいのだから
入場料の60ユーロは安いのだろうか。
なんとも悩ましい巨大な看板が立ちふさがる。
新しいハモンイベリコの食べ方だろうか?。。。
冗談はさておき、
この巨大な看板があらわしているように、スペインは生ハムの国なんだと思った。
この展示会は生ハムの展示会ではなく、食品展示会なのだから、生ハム(ハモンイベリコ)の
存在感の強さがわかるというものだ。
会場に入ると圧倒的な生ハムのボリュームに驚かされる。
写真は爪が白い豚なので、ハモンセラーノの生産者だろう。
写真のように爪の部分をカットしてあるハモンセラーノもある。
足首が太いところから、やはりハモンセラーノだ。
ハモンイベリコだ。工場の再現とでも言うべきボリュームだ。
こちらもハモンイベリコ。デエサと呼ばれる樫の木の森林と放牧されるイベリコ豚。
下にはその環境が再現されている。ドングリの実も見える。
日本のドングリよりはるかに大きい。これだけの空間を使って、放牧を再現しているとは
主役はハモンイベリコということか。
芸術品のようなハモンイベリコ。
本を撮影したのではない、ショーウインドウに現物が展示されているものだ。
こちらもそうだ。
こうなると一つの作品としてのレベルだ。
イベリコ豚の飼育から完成までざっと少なく見積もっても4年越しの作品なのだから。
デエサの宝石とでも表現したい。
こちらは熟成中の白カビが前面にでているハモンイベリコだ。
ありのままを展示してあるのが興味深い。
Jamon de Huelva は、ハモンイベリコの産地として有名だ。
Jamon de TERUEL テルエルは、ハモンセラーノの産地として有名だ。
こちらはデュロック種の豚の各部位。ざっと見ただけで、特別な豚だということがわかる。
プレッサ。美しい霜降りだ。
こちらはセクレト。生産をしているところを見たが、その時には霜降りがわからなく
1日寝かせることで霜降りの脂の筋が見えてくる。
デュロック種の豚も非常に高品質なのがわかった。
こちらは美しいハモンイベリコの断面。
白い粒は旨み成分のアミノ酸の結晶だ。熟成の神秘。
ワイルドな黒い毛もお構いなし。
野生の黒豚というイメージが強い。
地元のテレビ撮影をしていた同じ場所から撮ってみた。
世界各国のバイヤーが来ていたようだった。
「ALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会/バルセロナ」への1件の返信
コメント:
初めまして、大阪のバルでスタッフをしております。5月にバルセロナへ行く予定でWEBを利用して予習しておりました。写真が大変キレイでセンスの良さを感じ、勉強になりました!
ALIMENTARIA(アリメンタリア)国際食品・飲料展示会、行ってみたいです。
2回目のバルセロナなので観光以外で勉強したく思っております、行けるならバスク地方へ足をのばしたいのですが<笑>
誠に不躾でありますが、「ココは!」というような情報がありましたら教えていただけますでしょうか、よろしくお願いいたします。