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■チーズ(ナチュラルチーズ)

オーベルニュ地方のチーズプレート

パリのスタッフからオーベルニュ地方のカフェの話題が入ってきた。
5区のJussieuジュッシュー駅のそばのおやじカフェ!でのこと。


看板には、「スペシャリティ・サラール牛の店」と書いてあった。
サラール牛とはオーベルニュ地方の牛。チーズなどでは名が通っているが
肉牛としてのサラール牛をこの店では扱っているらしい。
お店のステーキなど肉料理中心のお店なので、よほど自信があると推測される。

ステーキは5月に渡仏したときに是非とも立ち寄って来たいが、
注目すべきは「チーズプレート」だ。
その名も、「スペシャルチーズプレート」!
よほど、スペシャルという言い回しが好きらしい。

価格は12ユーロと高め。
日本円では約1700円ほど。

通常チーズプレートというと、高くてもせいぜい8ユーロ。

で、出てきたチーズプレートが下の写真。
これでお好みのグラスワインがついているらしい。
悪くない。

Copie de Relais Juissieu.JPG

チーズの盛り付けもよし、皿も夏らしい、チーズの味もヤギ、羊、牛とバランスが良い。
感動だったのはこのシェーブルの焼き加減。
焼き焦げをつけずにこれだけ中がとろけるようにする火加減、
温度もちょうど良く大変美味しいシェーブルでした。
とは、パリのスタッフの弁。

Copie de cabecoupurchevre2.JPG
タイムがのせてあるシェーブルチーズの名称はcabecou カベクーといってシェーブル(山羊)のチーズ。
高原の山羊の生ミルクを使ったチーズはコクがある。そして熟成にも充分耐ええるだけのチーズだ。

Copie de caboupurchevre1.JPG
チーズを開いた写真。なんともネットリ感があり、いい焼き加減だ。

Copie de roquefortettomme.JPG
ロックフォールとラギオール産のトム・フレッシュ。
ロックフォールは塩分控えめで旨かったとのこと。
トムはアリゴなど作るときに使うチーズだが、このようにスライスにして食べても
美味しいと分かったという。

トムといえば、トムドサボアのミルクの濃厚な味が好きだが、
それとは違ったタイプだという。

塩分控えめのロックフォールなら是非、食べてみたい。

下記に参考資料(アリゴの写真)
Copie-de-PHOTO-0471.jpg

熱いマッシュポテトに刻んだアリゴチーズを手早く混ぜる。
すると餅みたいに粘り気がでてきて2メートル以上に伸びる。
塩胡椒、にんにく、ソーセージの焼き汁などを入れて熱いところを食べるという。
なんとも旨そうだ。

※ちなみにフランスの有能な弊社スタッフは毎日のようにチーズの試食をしているので
髪の毛や爪がつやつやしてきているという。

カルシウムなどの栄養価が高く吸収率がいいのも熟成したチーズの特徴だ。

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