カサルバしかやってない、ハモンセラーノのスモーク風景。この部屋に入ってみて思ったことは燻煙のように煙くささがなく軽くかけているということを感じた。
スモーク剤は樫の木で樹齢2000年ほどの大木の枝を使用。うっすらと2ヵ月間もの長期間熟成をかけて、アロマをゆっくりと浸透させていきその後1年間、熟成をかけて煙くささを飛ばしていく技法は他に類を見ない。そこには我々日本人のような繊細な味覚がある。※ちょうど和食にスモークをかけたものを合わせたいが何となく調和がとれない、などの経験がないだろうか?かといって生ハムだけだと、クセがありすぎる。。。このような微妙な感覚の延長線上にこの生ハムはある。
左は、セシーナ(牛肉の生ハム)のスモーク風景。これは牛肉の濃厚な味わいに、スモーク風味でクセをなくしている。輸入解禁が待ち遠しい。