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■生ハムのある事務所・ハモンセラーノ

生ハムのある事務所1

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生ハムのある事務所は生ハムの甘い香りがいっぱい。
写真のハモネロはスペインのサラマンカで購入。

少し、かっこいいけど金具のところがプラスチック製!けど、回転式。
写真のハモンセラーノは、カサルバの24ヶ月熟成ゴールド。
置くところがないので机の袖をもってきてハモネロの台に使用した。

先月まで使用していたアフィノックスのハモネロ3種類は、お徳用販売とも言うべき
ワゴンセールで完売。あとは新品しかない。
先々週バルセロナでアフィノックス社の方に聞いた話が興味深い。

アフィノックスのハモネロのオリーブの底板は、
オリーブの原木をイタリアまで送って乾燥製材後にスペインの工場に送り返してもらい
仕上げるとのこと。原木から製材されるのはたった8%しか底板で使えないらしい。
どうりで、クオリティが高いと思っていた。。。

ところで

なんでハモンセラーノが事務所に置いてあるのか?


なるべく会社の常温に近い所で、しかも一番日常的な所でハモンを熟成して試食を繰り返すのがその理由。

蹄に3月26日の開封した日付を書いてある。下ろした日付は24日。
この2日間は常温に慣らすためにいわばウォームアップのようなものをした。
その後は写真のように現場の空気になじませている最中。
これも立派に美味くさせている過程のひとつ。
生ハムが本来持っている力を十分に出してやって、そして日本の空気で更に味をだす。。。

先ほど、県内のお客さん(肉屋さん)がハモンを見に来て、これこれ!と言いながら
購入されていった。香りがすごくいい!を連発していた。

話は変わって、ハモンの扱い方について最近わかったことが一つ。

生ハム原木が届いたら、いきなり切り始めるお客さんが多いということ。ほとんどかも知れない。

これはある意味とっても無茶で、生ハムにとって良くないことだし、美味しくない。
詳細は「生ハム手引き書」に書いてありますので機会があったら是非ご覧下さい。

さて、事務所のハモンセラーノはいつ切り始めようか。。。


 

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