昨日はWebNIKOのホルモン焼き宴会があり、足尾に行った。
足尾といえば現在は日光市のに合併されたが、昔は銅山で有名なところ。
1973年の銅山閉山後、人口は減少をたどっているが、大正5年には
人口が3万8千人あり、その当時の宇都宮市が5万8千人だから、そうとう
なものだったのだろう。おそらく銅山とか周辺への出稼ぎなどを含めると
軽く4万人以上はいたに違いない。現在は3千人ぐらいだろう。
弊社の創業者も足尾の銅山で働いていて、足尾から今市に流れてきて
大正12年に精肉店を開業したようだ。
今回の飲み会は、メンバーの祖父が撮った写真集
小野崎一徳写真帖 足尾銅山
の表紙の男たちの顔を見ていたら、なぜか足尾に行きたくなってしまった。
ホルモン焼きも無性に好きなのももう一つの理由。
※最初の写真は、ハブーコ村でのイベリコ豚のホルモン焼きの写真。
スペインでもホルモンを食べるほど好きなのか。
足尾のホルモン焼き、
末広ホルモン、もちろん絶品だった。
古き足尾の活気のある時代を偲べるようなお店というか、田舎くさくない。
メニューは、白、レバー、ハツ、軟骨、のど笛、かしら、コブクロなどの
内臓のみ。あとは豚足、おしんこ。カルビとかロースなどはない。
タレはこってり目で、少しからめだが、内臓には合うタレ。
店のおばちゃんは80歳台だというから、この味いつまで続くのか、
長生きを願うばかりだ。2ヶ月に一度ぐらい通いたいお店。
ちなみに深夜になると新しいお客で混んできた。普通の田舎のお店ではとっくに
閉店の時間だ。。。足尾の勢いのあった時代にタイムスリップしたような錯覚になった。
ちょっと通って、足尾に浸ってみたくなった。
WebNIKO友人の携帯写真を拝借。
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