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2007/05フランクフルト,マドリッド

自給自足型レストランELS CASALSの料理・ブティファラ

次に出てきたのが、ブティファラ。この料理はこのレストラン、 ELS CASALSの自慢の料理のうちのひとつに入る。

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次に出てきたのが、ブティファラ。この料理はこのレストラン、
ELS CASALSの自慢の料理のうちのひとつに入る。

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腸詰のものをカットして焼くので、ご覧のように腸であるケーシングが
熱で縮んで周りが膨れ上がる。この膨れ具合も綺麗に膨れている。
味のある肉を使っているのがわかる。食感も肉肉していなく、しつこく
旨い。
このブティファラを初め数種類のブティファラを作るためにこのレストランで
は、豚を飼っているし、加工所も新設するほどの凝りようだ。

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ソプラサーダ、自家製蜂蜜添え。
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ねっとりとした食感と、自家製のハニー(蜂蜜)の品のいい甘さがよく合う。

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サボテンの花が出てきた。サボテンはサンペドロというらしい。
塩とオリーブオイルとチーズが添えてあり混ぜて食べる。
めしべの食感がよく、ちょっとしたサラダか又はきのこ感覚。花の香りも
楽しめて、新鮮な味わいだった。

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ワインはこれがお店のおすすめという。値段は30ユーロぐらい。
ミディアムボディのワインだが、時間が経つと甘みと香りが増した。

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ペドローテコ。小さなマッシュルームの生タイプ。
サラダ感覚で、マッシュルームのほっくりした歯ごたえが楽しめた。

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次にフライドエックとブティファラが来た。
ブティファラネグラ、シンサングレ。豚のほほ肉とか、鼻の肉など頭肉
を中心に一度煮込んで、味を出したものを再度ブティファラに詰めた。
手間隙かかっていている。煮込んだ肉に対してもノウハウがあるに
違いないと思うほど、頭の肉の深い味と、軟骨を煮込んだねっとり感
が引き出された一品。
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豚肉を煮込むことで味が更に引き出されたブティファラは絶品に値する。
玉子(もちろんレストラン自家製)も旨い、黄身のところをソースにして
ブティファラを食べるとたまらない。荒挽の肉の一粒一粒がそれぞれの
味を主張しているような、頭の肉の味わいを引き出している。
このレストランのブティファラを食べるためだけにここに来てもその価値が
あるだろう。

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ブティファラネグロ、(血入り)アバ(ソラマメ)添え。
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ブティファラに新鮮な血を入れることによって、更に味わいを増している。
血のまろやかさとコクが引き出され、決してしつこくなく、癖もない。
ブティファラネグロのまろやかさと、ソラマメの香ばしさがマッチしている
一品。これも旨い。

そして次に、いよいよ7ヶ月飼育の黒い地鶏の料理が来る。

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