バルセロナはパリとは違って、やはり暖かかった。
とは、いってもまだ肌寒いのだが、それでもテラスで楽しむ人たちがいる。
ことしのパリではとても考えられないことだ。
ちょっとぽかぽかしているので、市場の帰りにはもう、テラスでくつろいでる人たちがいた。
何処にでもあるような肉屋さんだが、それでも生ハムはずら~りと並んでいるのがわかる。
夕方にはたくさん入っていた。
カタルーニャ広場のエルコルテイングレスデパートで買った、ハモンイベリコ!
個人的に脂が好きなので、たくさんあるところを買ってきた。
デパートのPBブランドでも、ハモンイベリコをつくるほど、スペインにおける生ハムは
存在感がしっかりしている。
写真でみえるキッチンバサミも、デパートで買った。
ちなみにお値段は70ユーロ以上!もした。なぜか、僕はキッチンバサミに執着心がある。
前回の、パリのランジェス市場で買ったキッチンバサミは、ごっつくて怖いと家内はいうので
また買ってしまった。
会社で試食の際にも、大変便利だ。ハード系のチーズもまな板がなくても切れる。
夜は、広場周辺の旧市内を飲み歩いた。
時間は20時を少し回ったころだと思うが、まだまだ序の口。午前様ぐらいになるのがピークだという。
バルに行く。込んでいてカウンターにすら近寄れないが、とにかくCAVAを飲む。
アンチョビ!だ。
しかも、頼んだハモンイベリコよりも高い!って、お店の人が言っている。
毎日、ビネガーで手間隙かけて磨いているって言っている。
で、食べた。
通常のアンチョビのようなねっとりとした食感ではなく、フレッシュ感があって
肉が旨かった。
違うお店で。
ビーフの生ハム。
向こうに見えるのが、チョリソーの煮込み。
ビーフの生ハムはビーフジャーキー風の生ハムだ。
これもそれなりだが、生ハムはやはり豚肉じゃなければと思う。
チョリソーの煮込みが美味しかった。
白い飲み物は、ちょっと忘れたが、お酒。
また違うバルで。
たことか、イカとかを揚げたりしたもの。
日本人の口には合っている。時間は1時ぐらいだろうが、まだまだの雰囲気。
お店も、後片付けはしてるけどお客がいればやっている感じだ。
こちらはホテルIBISのバルで。鰯と、チョリソーの前菜だ。
バルの高級店といったところか。ハモンイベリコの生ハムがずらりと並ぶ。
同じ種類があるのかと思えば、数種類置いてあるという。
生ハムにこだわるほどに本数が増え、いいあんばいに熟成するのだという。
バルの入り口は普通だが、驚くほど中が広くなっていて写真で移っている3倍ぐらいの
奥行きがあった。
巨大な胃袋のように奥まで人でいっぱいだった。
このお店は最後にパエリアを頼んだが、旨かった。