先日は、バカラオのカルパッチョをいただいたけど、昨日はスモークサーモンを食してみた。
これもスペインからのお土産に持たせてくれた物。
自宅に帰って深夜に盛りつけてみたけど、やはり僕はこういったセンスはないんですね~。つくづく思うが、まあ、味は同じと言うことで最初は何も付けずに食べる。
スペインで頂いてからほぼ2週間経過しているスモークサーモンは、途中常温での経過などもあったら、味に別状はない!!し、僕もそう思っていたので今回食べたのも先日のバカラオから1週間が経過した次第。
で、口にいれてみたところ、優しい塩気で、アウマード(スモーク)のアロマも塩気に非常にあっていて上品。全体にまったりとしたうま味が感じられる。
このような本格的であり、日本人向けのスモークサーモンをスペインでつくっているとは驚き!
やはりスペインの高級な部類に入るメーカーなどは塩気に関しては完全に薄味嗜好。でもしっかりとコクうま味を兼ね備えているところが高級感があるというかレベルが高いと感じた。
手前味噌ではないが、弊社のハモンイベリコベジョータと同じ印象。
昨日も地元の中善寺金谷ホテルの料理長とあったところ、先日のパーティでベジョータの生ハムを使ってくれて、かなりお客さんに受けたと喜んでいた。土曜日にはホテルのホールでワゴンサービスで出すのが楽しみと語っていた。ありがたい、ありがたい。
中善寺の金谷ホテルは、中禅寺湖畔のそばに建つホテルだが、入梅時期にも霧が晴れていたりしていて、関東でもわりと入梅のじめじめしたところがない珍しいところ。標高も1200mぐらいあり、このカサルバのハモンイベリコベジョータの標高より少し高く、緯度はブルゴスが高いので、それを差し引くと、以外と同じような気候になるような気がする。
この生ハムの生産地と非常に似ているわけだ!
また、生ハムは封からあけても、その開けたところで熟成が進行する、いわゆる「生き物」。
開封したところの空気や風や気候に馴染んで味わいが深くなることになるので、
まさにこの中善寺は、この生ハムにはぴったりとあっているのかも知れない。
いわば、輸入の食材に輸入した国の現場でさらに付加価値を与えることになるわけだ。
まさに輸入食材の地産地消版とも言うべきことになるのではないだろうか。
と、話は予想もしないところに発展してしまったものだなー。
でも機会があれば、中善寺金谷ホテルのハモンイベリコベジョータを食べてみた下さい。
今週の土曜日から出すそうです。