次に来た店(チャルクテリア)がメルカド(市場)にある生ハム店。
現在メルカドを新設中で仮設店舗に入っているお店。
この生ハム店は品揃えも幅広く、ハモンデテルエル(テルエルの生ハム)
も扱っている、こだわりの店だ。
店の横口からバックヤードを撮らせてもらう。
突き当たりにカサルバのハモンイベリコベジョータ(青いラベル)と
ハモンイベリコレセボ(グリーンラベル)がおいてあるのがわかる。
その他にも、カサルバのハモンセラーノとかエンブティード(腸詰)を
扱っている。扱っている商品を見てみると、やはり高級店だ。
元々、カサルバの生ハムを扱っているチャルクテリアは高級店だ。
※現在は仮設店舗。
カサルバのサラミ。チョリソピカンテ、ロモ、サルシチョンなどが
いづれも常温で下がっている。
ここの店主に、カサルバの生ハムの感想を聞いてみた。
「カサルバの生ハムは乾いていなくジューシー!、塩が薄い」
そして「CASALBA社の売り上げが伸びている」
チャルクテリア店においては限られたスペースで生ハムを販売すること
に関して、どの会社の生ハムを扱ったら自店の売り上げが伸びるのか?
最も関心があるところであり、常に神経を使っている点だという。
今回のチャルクテリア訪問は全てカサルバの社長のフリオ氏との同行で
あり、社長自らがお客の声を吸い上げ、製造に反映していく点では、
こだわりの塊みたいな職人魂を感じられた。