ソブラサーダを試食した。
バケットに乗せて軽くオーブンで火を入れたソブラサーダ。
イベリコの脂がとろりとしていて、適度な酸味と甘みが美味しかった。
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ソプラサーダはもともとはスペインのマヨルカ島のサラミ。豚の赤身をペースト状にしてパプリカと香辛料で漬け込み熟成させたもの。
今回、輸入をしたものは、カサルバで作ったもの。
マヨルカ島のソブラサーダは白豚で作るが、これはイベリコ豚のベジョータの赤身肉をペースト状にして熟成をかけたもの。
ソブラサーダの高級バージョンともいうべきサラミだ。
カットして生で食べてももちろん美味しいが、少し火を入れたり溶かしたりすることでより、まろやかになり美味しさが引き立つようだ。
ペースト状になっているので、サラミそのものよりも料理の素材としてさまざまな用途がある。ピンチョスとかパンにはさんだり、
角切りにしてパスタに絡めたり、ピザにのせたり、肉をローストする出来上がり直前にソブラサーダの輪切りをのせたり、フォアグラにのせたり、
芋とあわせたり、茸と一緒に炒めたり、それこそチャーハンの具にしたり、用途多彩の高級食材だ。