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リオハはベンハミン・ロメオのベンディミアに間に合う!

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プレディカドール用の畑でベンディミアの写真を撮ってみました。チョソという風よけの昔からの休憩所の中から撮ったのがこれ。今年の4月に行ったときに同じ畑で、撮ったのがこれ。葡萄の葉っぱがたっぷり付いていて、青々としている。
しかしながら今年は夏前から一滴の雨も降ってない!!という。ある意味葡萄にとっても過酷すぎる年だったらしい。それでも彼の畑は他の畑より手入れが行き届いているので葡萄の状態はすこぶる良いとのこと。

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手前右がアンドレス・ロメオ(ベンハミンの父)、真ん中がベンハミンで左が彼の兄。
親子総出というか兄の息子もいたので3代に渡って総出でベンディミアをやっている。アンドレス・ロメオはベンハミンのワインの名前にもなっている、ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオだ。80歳になるが、この後は葡萄の収穫をしていた。

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今年は例年になくベンディミア(葡萄の収穫)が早く、いつもは12日のスペインでは国民の祝日にもやっているそうな。この畑は日本から来るおまえのために残しておいたんだ、とは写真のベンハミン。後ろのチョソでコンタドールを持ってきて飲んだ今年の4月のときには葉っぱさえもなくつぼみの状態だったが、その時でさえ小さな葡萄がもう出来ていて、それがこの日の一瞬の為にあるんだ、だから僕は人の4倍も葡萄畑に行き、畑の声を聞き4倍手間をかけて畑を最良の状態にしておくんだ、実際彼は毎日、60以上の畑を回るのを欠かすことがない!とのこと。彼がもっている畑はこのような雨が降らない厳しい年だからこそ真価を発揮するんだと言います。
雨が降らない年は葡萄の先手をしっかりしてどの枝の葡萄を残すのか?によって葡萄の凝縮具合が違ってきてしまうと言います。

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アンドレス(父)もしっかり葡萄を収穫してます。

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総指揮はベンハミンが全ての畑で四六時中行い、どの葡萄をどういう畑の順番や畑の中での順番で取っていくのか?この葡萄は何に回すのか?全てはベンハミンが仕切るとのこと。これをやっているから彼のワインは年々ポテンシャルが次々に良くなっている!!のですね。実際に今回飲んだ2010年のプレディカドール・ティント(赤)はその上のバージョンのラクエバ・デル・コンタドールに近づいているし、プレディカドール・ブランコ(白)はケ・ボニート・カカレアバを彷彿させる出来です!!。

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父のワイン、ラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオの畑は、写真のエブロ側の対岸にあります。(下拡大写真)
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真ん中に黒い小山(肥料の山)がありその上がアンドレスの畑。葉っぱが青々としている。この高台に来ると僕の手入れをしている畑がどんな状態だかわかるよ、、、とベンハミンが言い、車を止めての写真。なるほど青々としている。葡萄の勢いが違う。

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こうして収穫したものをベンハミンの兄がチェックをして15kg入りの小箱を重ねてボデガに持って行きます。収穫してから選別まで1時間以内にどの畑からもボデガに運ぶと言います。

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実際にこうして2年にわたりベンディミアを見ていくと、ものすごく彼らの仕事は早くスムーズでそして真剣です。ある意味、季節的な労働者なのですが全て毎年同じ顔ぶれの地元の人たちで、葡萄の収穫を楽しみながらしている様子がよくわかります。この日も最後の収穫を終えボデガに帰ってきたのが20時過ぎ、22時ぐらいまでボデガでの作業をしていました。

 

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マドリードのバラハス空港に早朝到着

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仁川空港からの飛行機は、Cクラスでも珍しくほぼ満席。でもしっかり寝られたのでよかった。7時になったらレンタカーを借りて、リオハに向かいます!

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銀座7丁目にスペインクラブ銀座がオープンしたらしい

 

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上記はそのスペインクラブの記事。スペインの食材やらバル・レストランなどあるらしい。スペイン大使館商務部や、州政府の協力を得ているらしく本格派ですね。興味アリですねー。

 

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急遽日程変更!今がリオハのベンディミア

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先々日、急にスペインから電話をもらって、今ベンハミンところではベンディミア(葡萄の収穫)をやっていて今週で終わりそう、、、。。。との内容。え??ベンハミンのところ(リオハのサンビセンテ・デ・ソン・シエラ)は来週行く予定だったはずだけど、とにもかくにも行かなければならない!!と予定を変更して今日、大韓航空に飛び乗ります。韓国の仁川で乗り換えて、仁川→マドリッド行き直行便です。時差があるので明日の早朝にマドリッドに着いて空港からレンタカーでリオハまで、午前中には着けるでしょう♪
写真はことしの4月の手入れの行き届いた彼の葡萄畑、こんなに早くから葡萄って小さな実がなっているなんて驚きです!今どんな畑になっているのか楽しみです。

 

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ハモンセラーノのプロモーション的ちょっと変わった吊し方

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食べログを見ていたら東京、吉祥寺のスペインバルで、ハモンセラーノをちょっと変わった吊し方をしていたのでメモしました。バルに言って思うことはハモネロを厨房の中に置いておいたのでは目立たない、かといってカウンターに置いておいたのではお客さんに近すぎる、、、。じゃあどうしたら良いのだろう?と言うことで一つの結論がこれだと思います。(ちょっと大げさでしょうか、、、?)プロモーションもかねて、こだわりのハモンセラーノを目立つところにかけてしまうのは大いに参考にしたいところです。スペインのチャルクテリアで見るような吊し切りスタイルの生ハム専門バルが早くでてくれないかな〜と思う、今日この頃です。
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スペインのメルカド(市場)のチャルクテリアで吊したままハモンセラーノをカットする店員さん。

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フィンエアーのホームページにスペインバル

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フィンエアーのHPにスペインバルの楽しみ方が掲載されていました。考えてみると我が国からスペインに行くには直行便が無いのでどこかの国経由でスペインに入るわけですが、フィンエアーもそのうちの一つの方法ですね。
興味深いのはスペインワインの高級ワインがリオハで、リオハの赤はもちろん、白ワインも人気のあるワインと書いてあります。
リオハの白ワインもメジャーになってきたんですね−。
弊社のリオハの白ワイン、ケ・ボニート・カカレアバはこれ1本で前菜からフルコースまで対応、しかもデザートまでの対応が完璧に出来るワインとして時間をかけてじっくりと味わいたいワインです。

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01海外出張予定

スモークされたハモンセラーノとアラゴン州のチーズ他

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スペイン料理 カサ・デ・フジモリ さんのグルメフェア好評です♪
最高レベルのスモーク・ハモンセラーノと何処よりも美味しい羊のチーズとアラゴン州のワインの調べ。
11月末まで開催中、秋の夜長をじっくりと美味しいものを味わいたいですね♪

アラゴン州と言えばテルエルのトリュフやテルエルのハモンセラーノなど有名ですが、
サラゴサのあるレストランを思い出します。
地下にあるレストランはその手前にバルがあり
そのレストランではちょっと驚きのロモを頂きました。

レストランはこちらです。

10月の出張は先ず、アラゴン州のアルバラシン村に行く予定です。
宿泊はelBatanレストランでジビエとチーズ料理をご馳走してくれる
というので、ちょっと楽しみ。

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フランスの生ハムのお国事情がちょっとだけわかります。

フランスも数年前はしゃかりきに旨い生ハムを探してフランスバスクなど行っていた僕ですが、フランスの生ハム事情がちょっとわかるブログがありましたので紹介します。
「ブルターニュの生活」というブログです。
Screenshot

http://kumarennes.exblog.jp/15406570/
ピレネーのパテとイタリアの生ハム

フランスを挟んでイタリア、スペインは生ハム大国なのですが、フランスはどうでしょう、、、という感じです。
一番の違いは、生ハム用の長期飼育の大きめの豚が少ないことかも知れません。決定的にはフランス料理という武器があるかないか?もあるでしょうけど。
イタリア、スペインはどちらかというと、生ハムを作る(後ろ足を生産する豚肉)豚があって、その副産物として他のロースや肩ロースやバラ肉がある!かも知れません。生ハム用の豚肉と言ってもピンキリですが、ピンの方はかなり脂がのっていて肉質がよく、霜降りで美味しい長期飼育の豚が多いと思います。

我が日本では普通の豚肉は5ヶ月飼育ですが、弊社で取引している長期熟成の生ハムメーカーは9ヶ月から14ヶ月ぐらいの豚肉を使っています。イベリコはその倍ぐらいですが、、、。

じゃあ、ドイツはどうでしょう?ということですが、ドイツは赤身率の良い(歩留まりの良い)豚肉を大部分は生産しています。そのままの肉質というよりは、加工品にしやすい、加工品でも効率の良い、豚肉の生産が多いと思います。ドイツのソーセージなど大好きですが、肉そのもののごまかしがきかない生ハムはどちらかというとイタリア、スペインに軍配があるようです。
ちなみに僕の好きな長期熟成の生ハムが多いのはスペインです。スペインの特に長期熟成された生ハムはスペインの台地の標高の高いところでじっくりと熟成されていて旨味大好きな日本人にとっても理想の生ハムといっても良いかも知れませんね。

 

 

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これ美味しそう/生ハムを使ったレシピ

http://ameblo.jp/maho-toyota/entry-11012541597.html

豚肉のソテーをする際に、ハーブを沢山振ってそして生ハムで巻く。
優しくソテー、塩分は生ハムの塩分だけ。

塩なれしているから塩分もきつくないし、生ハムの旨味がとの相乗作用で
肉がもっと旨くなる。サルティンボッカ風というところでしょうか。
白ワインが合いますね。ちょっと試したいです。

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アルバラシンチーズからの知らせでびっくりしたこと

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チーズの製造が間に合わないアルバラシンチーズ社は今回の発注もチーズが間に合わないようです。。。特に銀ラベルが。。。

で、いろいろと苦肉の策で何か代わりになるものはないか?どうだろう?と聞いていたところ、、、
アルバラシンチーズ社の羊のチーズの中で一番長期熟成のドンマニュエルを更に熟成した!!ものがあることが本日判明した次第。
それはなんと2年間以上熟成したドンマニュエルで、アルバラシンチーズ社で試しに熟成をかけているものらしい。
推定で30ヶ月近く(生ハムの長期熟成と同じぐらい)熟成をかけている!スペインでは12ヶ月の熟成でも長期の部類に入るけどそれを優に上回る。。。
で、肝心のお味はどう?ということだけども、それがそれが羊の長期熟成にありがちな、舌がしびれるような辛くなるような酸化してでるような味わいではなく、しっとり感もありクリーミーで、チロシンがしっかりありという感じとのこと。

これは絶対に輸入をしてやる!ということで、急遽今回輸入を決めました−。
そういえば、、、ということで現地が言っていたことは、地元テルエルでも「なぜ?おまえのところにチーズはジンジン(舌がしびれるようなこと)しないんだ?」
と、たまに聞かれていたそうです。

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いつもいつもしつこい日本のこと、なぜ?アルバラシンチーズのミルクはチーズにしたときに酸化しにくいのか?
同じ羊でも違う種類の「マンチェゴチーズのミルク」を現地で購入して、同じ製法で試しているところです。少なくとも1年後には何らかの結果がわかると思います。