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■生ハム!

パルマハムなどの断面の色について

パルマハムなどの原料はもとになる肉と塩だけでできている無添加の生ハムですが、どうして発色剤などを使用していないのにg鮮やかなピンク色が出るのか?(まあこれはハモンセラーノなども保存剤を若干使っているだけなのでいえるものなのですが)

タンパク質中のミオグロビンの中の鉄のイオンが塩や水によって亜鉛のイオンに置き換えられる為らしいです。 ちょっと奥が深いですね♪

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■トレベレス・生ハム

ハモンデトレベレスのミニ原木を1ヶ月以上常温で置いたものを試食した驚き。

下記の2枚の写真は同じハモンデトレベレスのものですが、実はお客様が不在の為、数日間運送便の冷蔵庫で保管をされ返品をされたものでした。どうにも売り物にならないので、不謹慎にも僕の机のよこに1ヶ月以上放置されていたものを今回試食をしてみた次第です。
ハモンデトレベレス23ヶ月熟成ミニ原木  
ハモンデトレベレスミニ原木 。塩だけで熟成をかけたものはイタリアのパルマハムとかサンダニエーレの風味に少し似ているが塩気はまろやか。こちらは真空パックのミニ原木(約400gの小さなブロック)を会社の事務所のテーブルの上に常温で1ヶ月以上置いておいたもの。

ハモンデトレベレス23ヶ月ミニ原木熟成
②こちらも同じように事務所にありましたが上との違いは真空パックの封を開けていたのでカビが生えていた点が違います。しかも大量に生えていたようです。見ると驚くと思うので、その前に試食の乾燥を記載します。

結論から言えばどちらもそれぞれ美味しく熟成をしていた!!ようです。
①はしっとり熟成をして、よりまろやかな味わいになっていた。上質なパルマハムをもう少しまろやかにしたような感じです。

②は乾燥が進んでいて、明らかに味が濃くなっていました。ちょうどクラテッロのような!風味がしているようです。ちょと驚きです。クラテッロも赤身のモモ肉を湿気のあるところでカビ漬けして乾燥熟成をしますがそれと同じような味わいに変化していました。赤のボディがあるワインにも良く合うと思います。

で、気になるもとの状態はといえば、下記をクリックして写真を見て下さい。
見ると生ハムを嫌いになる方は見ない方が良いかも知れません。
実際にここまでカビを故意に生やすことは原木以外では無いとは思いますが、、、という前置きをしておきます。
又、このハムは塩(海の塩)と豚肉だけで製造をしたもので、保存剤や着色料などの添加物は皆無です。ですのでよく何処かの生ハムセミナーで、「生ハムってなんでこんなに保存がきくんですか?」と質問をすると、乾燥しているからです。。。との回答がくる場合がありますが、それだけではまったく説明が出来ません。なぜなら次をクリックして頂ければ分かりますが、このカビの状態は乾燥をしているものでは生えることはなく、またカビがこれだけ生えたらたちまち腐敗をしてしまうからです。
前置きがすごく長くなってしまいました。

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■グルメミート試食日記 ■生ハム!

生ハムの生命力のすごさー2日間常温で事務所に放置。

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写真のパルマハムは一般的なパルマハムのスライスパックのもの。原木なら常温で置いておくのが常識だけれども、スライスパックを会社のパソコンが十数台あって温かい部屋に丸々2日間常温で放置しておいた物。さてお味のほうはどうなっているでしょうか?

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■ハモネロ ■生ハム!

ハモネロ(フビレス)の組み立て方の詳細を説明します。

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写真は、ハモネロ(フビレス)としてはわりと安価で手軽に扱えるハモネロです。HPにも組み立て方が載っているのですが、より詳細な組み立て方をここに掲載します。

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2009/03サラゴサ,バルセロナ,トレド

ハモンデテルエルと何処かのロモ試食と出張も入る。。。

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おかげさまで先週の金曜日(2009年3月20日)に帰国。
復路はKLMでアムステルダム経由で。アムステルダム空港はさすがに広く、半日いても時間がつぶせそうだった。スカイチームのラウンジもCDGより良い感じ。マドリッドのバラハスよりもいい。でこのハム。

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その他の出張

アルプハラのとある村でハモンデトレベレスを熟成しているレストラン

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レストランの入り口はこんな感じ。ここはスペインはグラナダ県のアルプハラの村。フビレス村から少し下ってきたところにこのレストランがあり昼食にきた。このレストランは山中の山の斜面につくられている。

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■生ハム!

安価ですが使い勝手が良いハモネロ入荷しました。

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本日やっと生ハム原木用ハモネロが入荷しました。一応、フビレス社の刻印入りで、しかも簡易ナイフ?が付いています。このハモネロの形式はねじで足首を押さえ込むタイプですので、骨付きのパルマハムなども使えるようです。組み立て方は簡単ですが、ざっと説明をしてみます。

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■グルメミート試食日記 ■生ハム!

金箔を生ハムに散らしてみた

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究極の生ハムの部位はイタリア名ではクラッチャ(細め)、スペイン名ではマサ。
写真はパルマハムのクラッチャのスライス。どうせならと金箔を散らしてみた。
この感覚は自分ではそんなには趣味ではないけれども、何かの節目のときにはこういった生ハムにあえて使うことで印象には残るかも知れない。パラリンピックでも日本人選手ががんばって金メダルを取っているので良いでしょう!

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■グルメミート試食日記 ■生ハム!

ある意味、究極とも言うべき生ハムが出来てしまった。

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写真の生ハムがそれ。生ハム通ならばよだれが出てきてしまう最高の部位のスライスが出来上ってしまった。脂の部分も美しく下になった生ハムの部分が透けて見えている。   

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■グルメミート試食日記 ■生ハム! 2008/05ミラノ,パルマ

2005年の2月もののパルマハムと2005年6月モノのクラテッロの試食から長期熟成のメリットを考えてみた。

2005年2月のパルマハムは足かけ40ヶ月熟成!というところ、クラテッロにしても36ヶ月熟成のものをレストランで食べた。