カテゴリー
未分類

スペインワイン&フード商談会・ホテルニューオータニで開催中です。

IMG_1344.JPG

スペインワイン&フード商談会・東京
2011/06/06の本日、展示会の始まりです♪きょうの東京を皮切りに大阪、名古屋、福岡、札幌 で展示会を開催予定です。

詳細はこちらへ

カテゴリー
未分類

エル・ブジのソムリエ、ダビット氏のワインガイドでおすすめのプレディカドール・ティント

エルブジのソムリエ
ベンハミン・ロメオのボデガ・コンタドールの事務所に行ったところ、エルブジのソムリエでスペインのベスト・ソムリエに輝いたダビッド・セイハス氏のワインガイドがあった。2010年リリースされたワインのセレクトされた110本が載っている。彼の一番のお気に入りはボルドーでもなくブルゴーニュでもなく、ベンハミンのケ・ボニート・カカレアバだけども、このベストワインにはプレディカドール・ティントが掲載されていた。

カテゴリー
未分類

2009年の新作ワインをベンハミンに飲ませてもらう。

IMG_0433.JPG
深夜のボデガ。新作のコンタドールが入ったオーク樽。

IMG_0432.JPG
こちらはプレディカドール・ティントの樽。樽は全てフランスの最高級のオーク樽を使用しているという。

IMG_0459.JPG
樽から出してきて飲む!若いながらもブドウのポテンシャルの高さをどれも感じる。2009年物はさらに畑を増やして、ブドウは増産したけど、ワインは減産!。実際ブドウ畑は4つほど増えているらしい。全種類のワイン用ブドウを、よりセレクトして凝縮させたらしい。いまから待ち遠しいワイン!。

IMG_0448.JPG
ベンハミン自らアスパラを向いてくれて、料理を作ってくれた。黒シャツの形はパッチ、ベンハミンの幼なじみであり、よきパートナーです。
ちなみに午前5時まで新作を含めて堪能。

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ワイン他いろいろ入荷

resize1011.jpg
スペインワインのトップキュベ・ベンハミンのワインが先週東京に入港し、本日通関が切れたようです。入荷直後の写真です。カタルーニャでベンハミンの組合が作っている白ワインのマシソとコンタドールのセカンドワインとも言うべき、ラクエバ・デル・コンタドール(木箱)です。

resize1010.jpg
エレガントな極めつけの白ワインのケ・ボニート・カカレアバとその弟分のプレディカドール・ブランコも入荷しています。どちらも白ワインながら肉と生ハムには最高の相性です。

resize1015.jpg
コンテナ内のパレットはこんな感じです。銘柄がわからないように厳重に黒のビニールでパッキングされています。もちろんリーファー(定温輸送)の専用コンテナでなるべく船の真ん中に積んでくれ!とのオーダーを入れていました。奥に少しだけ見えますが、ボデガ・コンタドールの樽を4つ入れてます。

樽
フランス製のオーク樽はベンハミン自ら木を見に行ってしかオーダーしないというこだわりの樽です。今回4つ入荷しまして、3月1日からのフーデックスでテーブルとして使う予定です。バルで使ってもいいでしょうねー。ワイン倉庫は横浜の帝蚕倉庫です。数ある倉庫の中でも品質管理にかけてはバツグンの信頼性があります。また大抵の倉庫は冬の間電源を切ってしまうところがあり、その場合ワインの最適な温度帯よりも下がってしまいますがここは1年を通して一定の温度と湿度です。ブルゴーニュの有名高価なワイン等もここに置いてあります。
ベンハミンワインの本格的な販売は今週末からになります。

カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ロメオ氏のボデガ・コンタドールについて、ちょっとまとめてみました。


IMG_5712.jpg
スペインワインの中でも屈指の醸造家、ベンハミン・ロメオ氏の「ボデガ・コンタドール」は、リオハ・アラベサ(Alavesa)地域の中でもエブロ川上流に位置するサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ(San Vicente de la Sonsierra)にあります。
アラベサは、リオハの中でも「テンプラニージョ」の濃厚さ、タンニンの豊かさという性向をそのまま素直に引き出す栽培が特徴で、熟成の長い高級ワインの産地として知られるところです。

201102101834.jpg

また、北部に立ちはだかる「カンタブリア山脈」が、北風・雨雲などを押しとどめる「防御壁」の役割を果たしていることから、標高が500〜600mあるにもかかわらず比較的温暖な気候に恵まれ、ブドウ栽培には非常に適しています。                    
ワイン造りの歴史は古いリオハですが、 19世紀後半にフランスでフィロキセラが大流行した際にボルドーから最新の醸造技術が惜しげもなく導入されたことで、ワインの完成度が格段に上がり世界に知られる産地となりました。

201102101836.jpg  
■ベンハミン・ロメオ氏、経歴
リオハ・アラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラで、ブドウ栽培家の息子として生まれ育ったベンハミン氏は、マドリードでブドウ栽培学とワイン醸造学を修めた後、1985年リオハ・アラベサの協同組合のプロジェクト(ボデガ・アルタディ)にエノロゴ(醸造家)として加わります。
1985年から2000年まで、リオハ屈指の醸造家として彼がアルタディで手がけたワインには、アルタディ・ホーベン(Artadi joven)、ビーニャス・デ・ガイン(Viñas de Gain)、パゴス・ビエッホス(Pagos Viejos)、 ビーニャ・エル・ピソン(Viña El Pison)、グランデス・アニャーダス(Grandes Añadas)があり、々にその手腕は国内・外のマスコミの知るところとなったのでした(特にロバート・パーカーが99点を付けた「ビーニャ・エル・ピソン95」は、当時のスペインワインが獲得しうる最高得点でした)。

201102101841.jpg

アルタディ在職中の1995年、幼少時代からの友人で現在はボデガ・コンタドールのセールスマネージャーを務めるパッチ・フェルナンデス氏の強い勧めを受け、「サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城」の時計台の真下にあるクエバ(カーヴ)を購入し、翌年から「クエバ・デ・コンタドール」を造り始めます(しかしながら、この96年ヴィンテージワインは世に出ることはありませんでした)。
ちなみにこのクエバは中世に掘られ、ワインのカーヴ&計量場(コンタドール)として機能していたことから「クエバ・デ・コンタドール」と呼ばれており、ベンハミン氏はこの名をワインに冠したのでした。

201102101842.jpg

ベンハミン氏は1998年に再び「クエバ・デ・コンタドール」を醸造。これら2作をうけて、なおも比類無きワイン「コンタドール」が1999年に醸造されることになります。そして、2000年には「コンタドール」と「ラ・クエバ・デル・コンタドール」の2種のワインを醸造し、15年間勤務したアルタディを後にします。
この2000の「コンタドール」がパーカーポイント98点を獲得したのを皮切りに、2001年が98点、2002年が96点、2003年が99点、そして2004年、2005年と連続して100点という快挙を成し遂げていきます。


IMG_5633_2.JPG
ブドウ畑
ベンハミン氏はアラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ、ブリオネス、ラバスティダに、トータル32ヘクタール、58のブドウ畑を所有しています。
いずれも彼の審美眼にかなったものばかりですが、特にサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の対岸にある、エブロ川の畔の畑「ラ・リンデ」のテロワールは最高で、彼が最も大切にしている畑の1つです。父親アンドレス・ロメオが植樹し手塩にかけて育て上げたもので、ここから穫れるテンプラニージョからのみで「ラ・ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオ」が醸造されます。尚、コンタドール用の葡萄はその年の最高の畑から収穫される葡萄で醸造されます。
ブドウの収穫は、35人のスタッフを総動員し全て手摘みで箱に入れられます。これらは最長でも45分以内にボデガに運ばれ、直ちにブドウの選別が始まるのです。

1)アンドレスの葡萄畑
葡萄畑は「ラ・リンデ(La Linde)」でベンハミン・ロメオ氏の父アンドレス・ロメオ氏が植樹した畑でエブロ川が蛇行する場所に位置しちょうどサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の川を挟んで対岸にあたります。3,5haの畑は養分に乏しい土地で、粘土質でその下の地層は石灰質からなります。エブロ川の傾瀉から生じた豊富な丸石によって水はけが良い土地です。この畑の葡萄だけでラ・ビニャ・デ・アンドレス・ロメオを作っています。羊の糞をたい肥に混ぜるなど彼の葡萄を作る農法は「ビオ・ディナミカ(bio dinamica=バイオ・ダイナミック)」と言えます。葡萄1本の木からアンドレスが1本作られます。樹は35年の素晴らしい葡萄の木でテンプラニージョだけで作られます。
バイオ・ダイナミック農法=有機栽培の一種であり、農薬と化学肥料を使わない農法で肥料も動物の糞などの自然のものを使用し土壌を破壊しない農法です。


2)ブリオネス村の葡萄畑
わりとボデガから離れたところのブリオネス村にこの葡萄畑はあります。テンプラニージョ、ガルナッチャ、ガルナッチャブランコの木がありリオハには余りない木で100年以上経っている木もあります。葉が大きい方がガルナッチャ、小さい方がテンプラニージョです。又白ワイン用のガルナッチャブランカ、ビウラ、マルバシアの木もあり、最高の白ワイン、ケ・ボニート・カカレアバになります。
リオハでは今年から(2010年)ソーヴィニオンブランとシャルドネ(外来種)の植樹が許可される見込み。でも自分は昔ながらの葡萄の種類にこだわりたい」とはベンハミン伝。「昔からの葡萄は気候風土と土壌に合っているから最高のポテンシャルを発揮している」とベンハミンは言います。

IMG_5442.jpg

3)ムルムロンの畑(水のサラサラ流れる音、もしくはささやきと言う意味)
エブロ川の直ぐ近くで、マスエロ種、グラシアーノ種など2つとも若干酸味がある葡萄を作っています。ブレンド用としてワインを長持ちさせる(酸味を付ける)効果があります。 未だ植え付けて3年の畑で原料には使っていませんが、その上の畑にはテンプラニージョ60年の木、とビウラ(白)の木があります。
ベンハミンの畑はバソ(コップ型)のスタイルで葡萄の棚をつくりません。又は「タブレット(酒杯)型」と言いますが東西南北を向いた各葡萄の様々な味わいをトータルして深みのある味にしていくためです。


IMG_5722_2.JPG
4)ボンボンの畑=畑の名前―テンプラニージョオンリーの畑
コンタドール用の80年の木、プレディカドール用の45年の木。

ボンボンとは、昔家畜をつないでおいたり風よけ兼、休憩所小屋(スペイン語ではチョソ(Chozo)と言いますがボンボンチョコラの形に似ているのでボンボン地区(畑)と名付けられました。他の葡萄畑より、より選別された畑です。


IMG_5562.JPG
ボデガ
1985年に醸造家としてデビューして以来、 自身の創造性を100%発揮した最上質のワインが造れるボデガを建立することを考えていたベンハミン氏は、2008年初夏、ついに「ボデガ・コンタドール」を完成させます。延べ面積は2,700平方メートル、150,000本の醸造キャパシティがあります。カタルーニャの若い建築家エクトル・エレラが設計し、ボデガ自体がさながら「アート作品」の様相を呈しています。

IMG_5530.jpg
ボデガ内もアートのための贅沢な空間が随所に設けられており、ベンハミン氏の友人アーティストの粋なオブジェや絵画、写真が展示されています。

IMG_5478.JPG
コンクリート打ちっぱなしのモダンなボデガは、クエバがあるサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城を臨むブドウ畑の真ん中にあります。将来、1Fが緑、2Fがコンクリート、3Fが岩山のイメージになるように造られ、 数十年後には 周囲の光景と完全に同化させるという計画です。クエバと全く同じ方向(北)を向いており、貯蔵庫は同湿度、同温度に保たれています。

2階には広大なテラスが設けられており、ここはベンハミン氏が栽培する野菜の他、無数のラベンダーやローズマリーで埋め尽くされています。これらハーブの芳香は、貯蔵庫(1階)の天井に設けられた専用の通気口から中に入り、フレンチオーク樽で熟成中のワインに影響を与えます。



カテゴリー
リオハ・ワイン/スペインワイン

スペインはリオハのワイン(ベンハミン・ロメオ)を引き取りに成田へ行ってきました。

コンタドール・ベンハミン・ロメオ
世界最高峰のスペインワインの醸造家ベンハミン・ロメオ氏のコンタドール2008ヴィンテージ、到着です。昨日、成田の税関まで引き取りに行ってきました。コンタドールは6本入りの木箱です。いろいろ詳細の手続きをして送ってくれたBODEGA CONTADORのパッチ氏ありがとうございます!

コンタドール
2008年ヴィンテージのコンタドールは葡萄も良く、ワインも非常に良い仕上がりです。なんと言っても、ベンハミン・ロメオ氏が待ち望んでいた理想とするボデガ「Bodega Contador」の完成後に完璧に作られた1本だからです。今回はエアーで試験輸入、年明け2月にコンテナで入船予定です。今回のエアーの輸入は8種類、全て1ケース単位での輸入です。もっと入れておけば良かったと、ちょっと後悔と、2月が待ち遠しい、、、と言う気持ちです。

ケ・ボニート・カカレアバ
リオハ・ワインの白、「ケ・ボニート・カカレアバ」です。元の名前は「コンタドール・デ・カンタガジョ」名前の通りコンタドールの白バージョンとして醸造された1本です。 Bodega Contadorの営業部長のパッチいわく、レストランの中ではスペインの三つ星レストラン、エル・ブジが一番この白ワインを出しているそうです。なんでもエル・ブジのソムリエさんが一番気に入っているワインがこれとか。レストランのフルコースで前菜から始まって終わりまでワインの変化と共にこれ1本で対応できるとか、、、もちろん肉にも生ハム、チョリソーにもあいました。取引先のカサルバでも出してもらったことがあります。

カテゴリー
生ハム・料理レシピ

とても上品には食べられなかった!3つの旨さの相乗作用的ハモンイベリコとフォアグラの活用レシピとリオハのワイン

IMG_0948.JPG
放し飼いの黄身が美味しい!。卵は程良く半熟に、フォアグラミキュイとハモンイベリコベジョータをのせる。
IMG_0953.JPG
余熱でフォアグラもうっすら火が通ったら最後にハモンイベリコベジョータでふたをするほどのせる。
と、ハモンが信じられないほど香りを放ってしっとりとしてきて、少し多い脂がうっすらと透き通ってきたら、、、食べ時だ。
カリッとしたバケットにパリッと焼けた卵の白身と、フォアグラとまったりした黄身がどっとからまったハモンをのせて、一気に頬張ると口の中は別世界。。。
一つ一つが最高の料理素材で、ある意味、料理そのものを3つ合わせただけのシンプルだけどクセになる感じは一度食べたらやみつきになるかも知れない。  後の写真はありません。食い気に走った為。ごめんなさい。