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■トレベレス・生ハム

フビレスのぺぺに連れて行ってもらったムルシアのバルの生ハムカット工房

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やはり合うのがパンコントマテに生ハム乗せ。生ハムにパンコントマテがついて出てきたら嬉しいのですが、「生ハムのパンコントマテ乗せ」というメニューがあっても嬉しいです。

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こちらは生ハムのアーティチョーク挟み。 ナスやピーマンなどの焼き野菜に挟んでも美味しいですよね。フビレスのぺぺに連れて行ってもらったムルシアのバルはその他いろんな生ハムのメニューがありました。生ハムのスライスだけではなく、こういった趣向を変えた生ハムメニューってお客さんを飽きさせないですし、第一、生ハムの回転をよくすることから(このお店は例外で生ハムが良く回転してますが)日本のバルやレストランでこそ是非取り入れてもらいたいと切に思います!
乾いて堅くなった生ハムもそれなりに美味しいですが、切り立てのふわふわ〜とした生ハムは我々日本人はことのほか好きなのではないでしょうか。

生ハムを販売していて専門店の方々に、生ハムが乾くが、、、といった相談を受けますが、生ハムを乾きにくくすることは無論ですが、生ハムのメニューを増やしてお客さんに楽しんでもらって回転率を上げて、その結果生ハムが柔らかいうちに提供される、、、このような仕組み作りが必要かと思います。(独り言ですが)

ムルシアにあるこのお店は他にもこのようなハムがあります。
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加熱した骨付きの生ハムです。オリーブオイルがかけてあって美味しいです。うちも今回イベリコ豚の加熱ハムを輸入してみました。

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通りに面したところからパチッ。一番手前が過熱したハムですね。真ん中はフビレスの20ヶ月熟成赤ラベルです。一番向こうはフビレスのハモンイベリコです。カウンターの反対側の壁際の狭いスペースを使って作った「生ハムカット工房」とも言うべきスペースが職人を感じます。通りの窓際から見えるのもごまかしがきかない演出効果であって、常連客も今、生ハムのどの部位をカットしているのか?通り沿いから確認をして、注文できるわけですから、素晴らしい!の一言です。

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店主の表情も味わいのひとつですね。一時も手が休まりません。

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この日は満席でした。ハムも壮観です。

 

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その他の出張

マドリッドからブルゴス

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バスは満席です〜。
日本の自宅を出発してから実に38時間かかってブルゴスに到着することになります!
でもこの時間って以外といろんなことが集中できて好きだったりします。

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■トレベレス・生ハム

フビレスの生ハムを驚異的にカットするムルシアのバル

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これは生ハムのカットなんですが、普通のカットではありません。
薄く小さく手切りでカットしたものです。
ちょうど花びらをふわふわ〜っと盛りつけたような感じで、思わず手づかみでガッツリ食べたくなりますね。

この生ハムは、スペイン南部のムルシアにある、有名なバルのメニューです。
朝6時から夜は24時近くまでぶっとおし!でやっているこの店は、多いときは1日になんと6本ほどのフビレスの生ハムを消費するんだそうです!! スペインは広し!びっくりした!!。

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お店は朝の6時から23時30分ぐらい(僕が行ったときは24時頃まで)ぶっ通しで営業してます。

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オーナー兼、生ハムカット名人はこの方(カウンターの向こう側です)
お店の名前とオーナーの名前、現在忘れ中です、すみません。
数々のコンテストに出ていると言っていましたが、この名人のナイフ裁きにはびっくりします。
ナイフがえらい早い!、まるで、洋なしを削るようにスパスパ削っていきます(洋なしとしたのは柔らかいものを削るようなと言う意味です)

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厨房のスペースの関係上、なんと縦切りです。
縦切りのほうがやりやすいの?と聴いたところ、そんなことはない、とのこと。
動画でお見せできないのが残念ですが、普通の生ハムナイフが縦横無尽に動いて、下の皿にみるみるうちに花びらのように積み重なっていきます。
この生ハムをこの切り方でカットするから、余計に美味しいんですね。パクパクつまんでいるといくらでも入ってしまいます。

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そしてご覧の通り完成!
花びらの形の、ハモンデトレベレス赤ラベルのシュゼットが完成です。

オーナー曰く、「フビレス社の赤ラベルはもうずっと使っている、高いレベルで安定しているのがいいし、お店のお客さんもずっとこの生ハムのファンなんだ。」

スペインのムルシアに行くことはめったにないけど、次回行ったら、もちろん一人でこの一皿をガッツリ食べたい!と真から思います!!

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■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ 展示会

三つ星レストランオーナーシェフ、マルティン・ベラサテギがカサルバのブースを訪問

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マドリッドで開催したサロンデグルメのカサルバブースにやってきた、ご存じバスクの三つ星レストランのオーナーシェフ「マルティン・ベラサテギ、オーナーシェフ」、真剣な表情でなにやら話してます。

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マルティンさんとカサルバのフリオ夫妻と娘(右)。
彼らは強い信頼関係で結ばれているようですね。
実際、マルティンベラサテギのレストランでは、新メニューなどを作るときは尚更、カサルバに特別に熟成品などをオーダーして使っているそうです。

個人的にも自宅で楽しむ生ハムやサラミも頼んでいるとか言ってましたね。
そう言えば、ことしのアリメンタリア開催中にバルセロナのビルのフロアを貸し切ってのカサルバの展示会で食べた、モルシージャは美味かったです。

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こちらはフランスの取引先モンペリエの3ツ星レストランJardin des Sensのオーナーシェフのポーセル兄弟です。
日本にも支店がありますね。カサルバのハモンイベリコベジョータなどの製品がフランスでも人気が高いのは、バスクで通用する製品だからでしょうか。

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■トレベレス・生ハム

ハモンにうるさいグラナダでのフビレス社の評判その①

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グラナダの市内のチャルクテリア(生ハム専門店)。こちらのお店はフビレスの生ハムしか置かない。
それもそのはず?、フビレスの社長の娘がやっているチャルクテリア。

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チャルクテリアというよりちょっとしたグルメショップという感じで品揃え豊富。
もともとはレンタルビデオ専門店だったらしいけど、予約で生ハムを販売するうちに口コミで美味しいと評判が伝わって、レンタルビデオやさんに生ハムを吊る下げることに。。。
途中で意を決してチャルクテリアに改装したのが十数年前とのこと。気の良いオヤジはもうすっかり生ハム店主だった。

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店主(右)とフビレスの営業マネージャー(左)と。

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ハモンは2つの夏を経験するとすごく美味しくなるよー!、と言いながら生ハムの脂受けの、ククルチョスを見せてくれた。

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昨日取り替えたんだけど、もう今日は、すでにこれだけ脂がたまってるよ。
夏場この生ハムは汗をかきやすいんで(脂がとけることを言います)、少なめに店内に吊しているんだ。
じゃないと1ヶ月で数百グラム重量が減ってしまうからね−。。。なるほど、1本ごとの量り売りなので、結構切実ですね。

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店内の生ハムはほとんどがハモンセラーノ。もちろんハモン・デ・フビレス。
そして多かったのが20ヶ月熟成。製品が安定しているから、お客さんは十数年のお客さんもかなりいると言う。
しかし右から数本は、フビレス社のハモンデトレベレス(トレベレス協会認定の生ハム)。これが一番先になくなるよ。一番高いんだけどねー、とのこと。

一般家庭では1本を早い家庭で1ヶ月以内!で消費、普通でも2ヶ月で1本ぐらいだと言う。
朝は生ハムをカットしてフランスパンに挟んだボカディージョを家族全員で、昼もボカディージョとなれば消費は増えますね。 

店主にフビレスの生ハムの特徴は?と訪ねると、脂が美味く安定していてクレームが全くない!とのこと。

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フビレス社があるアルプハラ地方のワイン。酒精強化ワインのような感じ。イベリコ豚のセボの生ハムに良く合う。グイグイいけるから不思議。

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■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ

カサルバの生ハムを楽しむコツ

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カサルバの生ハム、30ヶ月熟成ハモンセラーノ、去年のクリスマスに開封!

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チーズをたっぷり振って、ボリュームある1品が出来ました。

 

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 詳細は、グルメミートショップのカサルバの生ハムをサラダで楽しむコツは?へどうぞ。

 

 

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■ハモンセラーノカッティング中 ■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ

昨年の大晦日にカットしたカサルバの生ハム・ハモンセラーノを5ヶ月ぶりにカットしてみましたー。

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カサルバの生ハムの特徴はハモンセラーノ(白豚の生ハム)なのに、肉の色合いが濃く、味わいも濃い。おそらくハモンセラーノは赤ワインの方が一般的には合うと思うけど、こちらの生ハムは赤ワインにもしっかりと合ってしまうのだ。

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それにしても常温この色合いはイベリコ豚の生ハムに似ているし、実際にイベリコか?とも思ってしまう。

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これだけ深みのある色合いは普通のハモンセラーノでは出ないし、この色合い=味の深み、なのだ!

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カッティング途中のカサルバのハモンセラーノ。

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こちらが5ヶ月前にカットしてその後、室温にずっと置いておいた生ハム。回りの脂は酸化して黄色くなっているが、上記の写真のように薄く剥くことで綺麗な肉の色合いが出てくる。生ハムは少し堅くなっているけど、しっかりした深い味わいは5ヶ月前に食べたときよりもしまった味わいがする。

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皮付きバラのカリカリ焼き

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昨晩、東武線のスペーシアの下今市への到着が深夜になり、眠くてしょうがなく、連続してFBに画像を上げ続けました。その中のワンショット。それにしてもこのバラ肉は美味しかったです。(ちょっとブログエディタのテストです、すみません)

 

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カサルバのハモンセラーノの検品現場

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きょうはカサルバのハモンセラーノの検品を東京、平和島の冷蔵庫でしてきました。
30ヶ月以上の長期熟成されたハモンセラーノは温かくなっても好評で、急遽エアーにて輸入した次第です。生ハムは、1本あたりの重量も9kg〜11kgと肉質ともにしっかりとしていて非常に良好です。

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ニフティの地球のココロに生ハムとワインが掲載されました。ありがとうございます。

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ニフティの人気サイト地球のココロに弊社の生ハムとワインの取材記事が掲載されました。

カサルバやフビレスの生ハムを始め、生ハムに良く合うワイン、ベンハミン・ロメオのワインなどのマリアージュを取材して頂きました。ありがとうございます!