カサルバのパパーダを使ったマルティンベラサテギ氏のメニューが発表された。
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今回のサンセバスティアンの滞在は、2つの三ツ星レストランでのカサルバ社製品への評価と、その他高級バル、チャルクテリアでのカサルバ評価と、このフェリアの訪問が大きな目的だ。このフェリアは世界ではじめてコシネロ(調理人)の学会を開いた伝統あるフェリアで、今回も開催されている。今回も世界中からコシネロ(調理師)が集まってきている。以前バルセロナであった省吾さんとも偶然行き合った。(彼は学会の発表のアシスタント!)日本人はほとんどなし。
美しい、サンセバスティアンの海岸。この街の歩き方は簡単だ。海岸沿いに歩いて直角に折れることで街の中心部に行くことができるからだ。バスクの人たちはとても優しく紳士だ。水準の高い街らしく着ているものが違う!僕もコートを買いたかったが、とうとうその時間を作れなかった。
カサルバのフリオ氏。ビルバオ、サンセバスティアンのバル、チャルクテリアは彼のテリトリーというか行動半径に十分含まれている。この日は夕べサンセバスティアンに宿泊をして朝、僕とお茶を飲んでブルゴスに戻り仕事をしてから再びビルバオに現れた。結果、この日も夜に帰ることになり、1,5往復を1日にこなしていた。ちなみにサンセバスティアン⇔ブルゴスは200km程ある。
こちらもカサルバのベジョータを社長のフリオが配達する。通常サンセバスティアンは配送業者に任せているらしいが、今回は生ハムの取材も兼ねているので、そのついでに配達だ。このお店は食肉専門店で、三ツ星レストランのマルティンべラサテギ氏のレストランをはじめ数々の有名レストランに納品をしている。店内に入ってみる。
マルティンべラサテギ氏のレストラン(三つ星レストラン)に行く。ちょうど21時ごろのいい時間帯。
写真はカサルバのフリオ氏。
さっそくいろいろな生ハムのテイスティングをする。写真はハモンイベリコ・ベジョータ。
食べてみるとやはりカサルバの生ハムは薄味で、上品なやさしい味わいがする。
写真のカットは工場長のミゲル氏がカットしたものだが、カサルバのカットの特徴は大きめで菱形になっているのが特徴かもしれない。同じ薄さで大きくカットするのは難しい。写真のベジョータの後ろにはハモンセラーノが少し見える。こちらは赤身のところをカットしたが、やはりしっとりしていて美味しかった。
次回の出張予定が決まりつつある。今回の出張はサラマンカから南方の生ハムのスライスメーカーに行き、
その後ブルゴスのカサルバ社からバスク地方のサンセバスチャンの三ツ星レストラン2軒を取材する。その後ビルバオの食品展示会を見る予定。
スペインのビトリアはブルゴスからさらに北のバスク地方に属する。
さらに北のビルバオ、サン・セバスティアンなどではカサルバの生ハムが多く
使われているらしい。スペイン北部のバスク地方はマルティンベラサテギ氏
などのミシュラン三ツ星レストランをはじめとして高級なレストランとバルが
多いことでも知られている。ビトリアはスペインのバスク自治州の州都で
スペインでも生活水準は2番目に高い都市として知られる。
CASALBA社のハモンセラーノ、
ハモンイベリコがスペインより届いた
と思ったら即日、出荷になった。しかもベジョータだ。