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■グルメミート試食日記 生ハム・料理レシピ

上野のバルで吉田豚の炭火焼きを食べる

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これけっこう美味かったです。ミディアムに焼けていて味わいもありました。ラマンチャのテンプラニージョとも良くあっていました。船井総研のセミナーで疲れた頭にどちらも心地よかったです。マイiPhoneで撮影。

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4月1日のFOODEX JAPAN 2010の準備から出張が始まり、5日開けて中国の海南島に黒豚の子豚をもとめて4泊5日に行き、帰国後翌日にはスペインのグラナダとバルセロナに11日間行き、帰国後1週間おいてファベックス、ワイン&グルメジャパン2010に4日間出展して、翌日マドリッドに1週間、帰国後翌々日にアンダルシア製品の展示会出展など、、、。
50日間でおよそ36日間出張をしていました。アイスランドの噴火は運良くトルコ航空で予定より早く帰ることができてラッキーでしたが、いろんな出張があるとバックの詰め替えや、荷物の点検など飽きるもんですねー。

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■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ

最後はカサルバの生ハムで締めくくる!バル的ブースのメリット

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まるでちょっとしたバルのようなカサルバのブース。ビールサーバーも要してあり1日ビールだけで50リットル出たと言っていた。

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マドリッドの展示会は4日間あったけど、日々展示会から帰る前にカサルバのブースに立ち寄り、生ハムとサラミを口直し的につまんでビールとワインを飲むのが日課になった4日間だった。それはその日に様々なメーカーでいろんな味わいの生ハムを食べてきて、カサルバの生ハムと最後に比べる、、、ような感じだったと思う。

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そしてフェリアが閉館して1時間程たってもここだけ酒盛りで盛り上がっていたような。。。
スペインのフェリアでのブースのある意味、共通点としては、日頃のお客さんを招いて飲み食いをさせるような色合いが大変濃く、日本的フェリアとはちょっと異なると思う。とあるブースなどは入り口に門のようにローブで閉鎖をしていて許可がないとブースの中に入れないところさえあった。カサルバのブースはその逆でフリオいわく、「開放的なバル的感覚を全面に出してどんな人でも気軽に飲みに来て最高の生ハムを味わって欲しいんだ」、とのこと。
なるほど、そんな作りのせいか、閉館後も盛況だった。そして言うとおりの最高の生ハムだったと思います。

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■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ

牛生ハム・セシーナ(Cecina)を輸入したいとスペインに行くたびに思うこの頃

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カサルバの牛生ハム・セシーナ(Cecina)のブロック。多分2年以上熟成している。熟成感のある味わいと風味が良い。熟成が長いので肉が締まっている分、極薄にスライスすることで口溶けもよく旨味をよく感じられる。 今までいろいろな部位を食べたけど熟成が長い部位は写真のように外もものシーナが良いかも知れない。

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これは写真のようにスライサーなどの薄切りが良いと思う。口に入れたときの牛ならではのコクのある熟成された芳香と舌にからみつくようなねっとりした食感が楽しめる。もちろん味は濃厚だがしつこくないし、乾いたセシーナが多い中、カサルバのセシーナ(Cecina)はしっとりとしていてなめらかな食感が楽しめる。もちろん味は申し分ない。

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残念ながら牛の生ハム・セシーナ(Cecina)は未だ日本には輸入されずにスペインに行ったときにしか食べられない貴重品。もともと豚肉よりも牛肉を生で食べる日本人こそ、牛肉の生ハムは食べやすいと言えるのかも知れない。オリーブオイルなどをかけてカルパッチョ仕立てにしても味負けしなく、ちゃんと味が重なって乗ってくるのが牛肉らしいと思う。
是非とも日本に入れたいもののうちの一品です。

2025年4月 セシーナ輸入開始致します!

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グルメミート・レシピ料理 生ハム・料理レシピ

ハモンイベリコベジョータときのこの炒め物


写真をざっと見ていたらこんな物があったのでご紹介。ハモンイベリコベジョータの手切りのスライスときのこの炒め物です。もちろんスペインで食べたけど何処かは不明。きのこはマッシュルームと椎茸に似たような茸だったかも知れません。イベリコ豚ときのこの相性は良いので、ハモンイベリコベジョータとはそれなりにかなりマッチしたと思います。最近食べたハモンイベリコベジョータとの炒め物はこんなものもありました。ハモンイベリコベジョータとピジョンの炒め物

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2010/03トレベレス訪問,バルセロナアリメンタリア

トレベレス村手前のホテル・追加

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トレベレス村手前のホテル 追加です。行った日はあいにくの天候で曇っていましたがそれでもシェラネバダ山脈の中腹ですので雪をたたえたところが見えました。この辺も1週間前は真っ白だった(3月10日頃)らしいです。部屋からは雄大な景色が一望できます。(残念ながら宿泊の日はご老人の団体が入っていて展望は部屋からは見られませんでした)

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外でもランチがとれそうな感じです。夏はこの展望を眺めながら心地よい風を受けて、かなり気持ちがいいと思います。

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ホテルの廊下はフロントの赤とは対照的に白。もちろん暖かい。

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2010/03トレベレス訪問,バルセロナアリメンタリア

バルセロナのターミナル1は新しくラウンジも新調されていた

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新しくなったバルセロナのラウンジ。ゆったりしているので今回早くチェックインをしてパソコンをつないだ。

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機体が揺れているのでぶれてます。白ワインが美味しかった。機内はiPhoneで撮影です。からエールフランスでパリのCDG空港へ行き、乗り換えてAF276便へ。ターミナル2Fについて2Eから乗換で1時間10分しかないので急がなければと思っていたら、飛行機から降りたところでAFの誘導員がいて全員がそろってから出発。。。意外とこのほうが時間がかかったりすると思うのは僕だけでしょうか。でも確かにセキュリティチェックとかパスポートコントロールはあまり待たないで行ける気がするけどケースバイケースかも知れません。
確か、先週の広州から成田乗換もそうだったような気がします。広州の空港は歩く距離がかなりあったですね。

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エールフランスの前菜のフォアグラはオアだと思いました。フォアグラはもっと室温に戻してから食べたいといつも思うのですが、残念。

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2010/03トレベレス訪問,バルセロナアリメンタリア

フォアグラと鴨づくしのバルセロナの夜。

マグレカナール

アリメンタリアの展示会場で前日サンプルオーダーしておいたフォアグラや鴨フィレをアパートに持ち込みマグレカナールの400g以上のボリュームあるフィレローストを作った。ササミの部分はレアでやいてオリーブオイルでカルパッチョ風に食べてみるといける。

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こちらはフォアグラ。レアに焼いてみたフォアグラステーキ。やさ〜しく火を通すが脂があまり溶けでなくそれでいてフォアの中に脂をしっとりと含んでいて香り高くジューシー感がある。さすがにこの鴨はレベルが高いかも知れない。

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これはなんと熟成フォアグラ!これはこのまま楽しむ。火がミディアムレア感覚で入っていてしっとりとしている。

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ご存じコンフィも試食。カリッと焼いてみたが皮と脂がすごく美味しかった。このあとフォアグラのテリーヌと一緒に食べてみる。

フォアグラミキュイを使ったフォアグラ丼
これフォアグラミキュイを使ったフォアグラ丼。醤油をさっとかける!この後は卵の黄身だけを入れてみる。10日経つとご飯も食べたい!いずれもかなり美味しかった。以上のサンプル品はスペインとイタリアの高級レストランで名指しでオーダーがくる生産者の品々。価格はそれ相応でお高いけど、レベルも高〜い試食を経験させて頂いた。

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2010/03トレベレス訪問,バルセロナアリメンタリア

より良いものをもとめて彼らの基本スタンスは質の良い原料肉の調達から全ては始まる。ハモンデトレベレス23ヶ月以上熟成ブラックラベル。

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2年間熟成をかけた後、出荷まであと1年間は熟成が必要だというハモンデトレベレスのブラックラベル(23ヶ月以上熟成)。出来上がりの重量でおよそ12kg!程になる予定だとぺぺが言っていた。(こういう生ハムを入れて日本の皆さんに紹介したいですね!肉質かなり良好!ただし脂がかなり多いです。)

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今年の冬の塩漬けのものをチェックする。2年後に出来る生ハムの出来具合を想像するためだ。写真は塩漬けして1ヶ月あまりのハモンデトレベレス。年々、より良いものを原料肉として選別して使っている製造業者としての彼の考え方は、共感をもてる。スペインも不景気で原料肉が下がってきたので、より良いものを手間暇かけて選別ができるようになったという。原料肉が下がったからハムの値段を下げるのではなく、より良いものを作るためにコストをかけたいとのこと。今年の後半からは写真上のような30ヶ月前後の熟成のハモンデトレベレスも仕入れることで商談!。日本ではこのレベルの白豚の後ろ足はお目にかかれないだろう。これは楽しみ!。

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2010/03トレベレス訪問,バルセロナアリメンタリア

昨晩はトレベレス村手前のホテルで宿泊

アルプハラ地区のホテル
フビレス社で様々な仕込み中の生ハムを見て試食をしたあと、近くのホテルに宿泊をした。このホテルは前から泊まりたいと思っていたホテル。フビレス社のボデガに6時間ちかくとおしで立っていたので体が冷え切っていたが、このホテルはぬくぬくと暖かく気持ちいい。

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フビレス社でさんざん生ハムを試食したせいか、この日の夕食はまったく食べられない。バルでワインを飲んで終わりにする。

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FOODEX JAPAN(フーデックス・ジャパン)

FOODEX JAPAN 2010で生ハムセミナーを開催しました。

生ハムセミナー
昨年も開催しました、生ハムセミナーの続編とも言うべきものを開催させて頂きました。ご出席の皆様ありがとうございました!昨年は日本とは違う気候風土から生ハムの製造工程、生ハム専門店の紹介などが中心でしたが、今年はスペインやイタリアで流通されてない形態で我が国では流通されている生ハム。。。その扱い方を出席のみなさんと考えるセミナーを開催しました。 出席の皆様、ありがとうございます。

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100年ぐらい前のイタリアでの生ハムの乾燥風景の写真などを用いて、生ハムがローマ時代から肉の保存食としての食文化を継承しながら製造技術が発達してきたところを説明させて頂きました。

本日は午後1時から6号館セミナールームDにて「イベリコ豚セミナー」を開催します 。