明後日の12日は東京の原宿近辺で展示会があり、本日は資料作成やらなにやらで追われているけどその為に生ハムを整理していて4本掘り出し物を見つけた。。。
タグ: スペイン
生ハム専用のナイフ(各1本)がアフィノックスから発売になった。今までは小さなナイフとヤスリの3点セットだったが、大ナイフだけの販売は出来ないのか?との要望を再三だしていた僕に対する回答とも言うべきものがこれ。
しっかりとした作りはハモネロ譲りだが、ナイフの柄は鹿の角で出来ていて高級感もある。
高級ハモネロメーカー・アフィノックスでも価格的に最高ランクに位置づけられるハモネロは意外にもシンプル。 しかしながらハモネロの基本的使命とも言うべき「安定してカットできる台」の為の必要十分条件である重量と安定感については右にでるものがないほどのもの。ちなみに総重量は14,5kg!!にもなる。
又、底板の厚さはなんと1cmにもなる無垢のステンレス鋼板。このボリュームが重量と安定感を生み出している。
写真はハモネロの底板を裏返しにしてノギスで厚さを測っているところ。正直裏返しにするのもかなり重い。
こちらが先週スペインから輸入したばかりのアフィノックスの最高価格のハモネロ。
オール金属製で底板は無垢の金属製(ジュラルミンかステンレスは現在調査中)
総重量がなんと14,8kgもある!もの。ハモネロの重要課題の一つに重さがあるけどこのハモネロはその点ではいままでで最重量級のもの。生ハムのたとえ大きなものでもここまではあるまい。
そして今回は細かい部分がバージョンアップしている。
こちらが新型ハモネロ。シンプルで高機能なハモネロ、しかもアフィノックス製は堅牢!
写真は足首を固定するフレームを倒したところ。底板の厚さはちなみに4cmの合板なのでそる心配は多分ないだろう。
スペインも暑いばかりではなく、こんなに緑が青々しているところもあった。
目の前はもう街。ちょっと打つと届きそう??というのはウソ。この日も全くダメ。
最後の予備日の半日、息抜き。
暑いのは暑かったけど風が吹いていて、カラッとしているためにまったく汗が出てこない!
それにしても貸してくれたシングルのスペイン人のシャフトはまるで鉄パイプだった。。。ここのレストランはランチを一般の方も食べに来ていて、洋服が違っていてまるで社交場のようだった。夏は一面枯れた草原が広がるのがスペインだけども、ここは別世界のように青々している。食事も美味しい。
ピンチョ・アドバード。イベリコ豚のカベセロ(肩ロースの一部位)を使ったアドバード(チョリソー風味に近いマリネ)を試食してみる。
ピンチョ・モルーツ。こちらは同じくイベリコ豚のカベセロのカレー風味のマリネ串
どちらもマリネをすることによってある程度の弾力を残しつつ柔らかく仕上がっている。マリネ効果は肉の味わいも引き出しているようだ。味付けの風味は少し強めだけどそれに負けないイベリコ豚の味わいが出ているので相乗作用的味わいの濃さと満足さがあると思う。
1串のボリュームが150gぐらいと大きいので半分の大きさでこの串刺しスタイルになると良いと思う。
ビールとは大変合うのではないでしょうか。
サラゴサのわりと高級な食肉店で。
このお店はアルバラシンチーズを販売していてお客さんの評判も上々とのこと。
ハモンもおいてある。ハモンは割と近くのテルエルのものが多かった。
アルバラシン村の展望台からみたまちなみ。建物が茶色なのはこの地方独特の土壁によるものらしい。
この村はローマ時代まで歴史はさかのぼり、当時のローマ人がこの村から水を山の向こうまで引くためにアルバラシン村の麓にダムをつくり水道の洞窟を作ったあとがあるという。
アルバラシン村から数十分テルエルの反対側に行ったところにあるこのレストランは、とにかく山の中にポツンとある感じ。もともと水車小屋だったところをレストランに改造したらしい。このレストランのオーナーはアルバラシン村の中にもホテルレストランを持っている。
レストランに入ったら数々のチーズ料理が料理名とそれも日本語の説明文も一緒に用意してあった!
マドリッドアトーチャ駅。いつもここにくると写真を撮る。今日はここからAVEに乗ってサラゴサまで行きそこからレンタカーでアルバラシンに行く予定。列車に乗る前にちょっとしたことがあった。それはこれ。
なんとサラゴサーバルセロナ行きが不通。理由は山火事!とのこと。この後、鉄道側が用意してくれたバスに駅の横から乗る。