スペイン風フライドエッグにハモンイベリコベジョータとパンセタのせ。
ベジョータの脂がとろけて卵の黄身と渾然一体になったコクとまろやかさの塊みたいな一品はたまらない。
タグ: パンセタ
エビ入りの料理は中華っぽく見えるが、入っている素材は、小エビ、マッシュルーム、
エリンギ、セップ、ニンニク、そして例のもの。塩胡椒で味を調えて炒めた。
セップ(ポルチーニ)の香りとエビの風味がなんとも言えない。
パンセタとポルチーニの相性
材料は、ポルチーニを筆頭にマッシュルーム、エリンギ2種の合計4種類の茸と、パンセタベジョータとニンニクのスライス。
上質な生ハム類は卵と非常に合う
卵の黄身のまろやかさがそれぞれの素材の味わいの調和を引き出した、かのよう。
試しに作ってみた。パンセタのハッシュドポテト。
つなぎに小麦粉を使わないでじゃがいもだけ。でも多少苦労したけど、
形になった。
サンセバスティアンの生ハムピンチョス
サンセバスティアンのバルのピンチョスは創作系の香りがして感動もの。
こちらはパンセタのピンチョス。バケットにパンコントマテを塗ってあり、トマト、キノコ、生ハム(長期熟成のもの)と、少し炙ってあるようなパンセタがのっていて結構凝った一品!サンセバスティアンのちょっとしたバルで。
写真はベジョータのフィレ肉にカサルバのパンセタベジョータを巻いたものを薪で焼いたもの。
うまい具合にパンセタベジョータがくるっとソロミージョを包んでくれた。ソロミージョは脂身はないけど赤身肉の味わいが濃い部位、パンセタを巻くことによって脂のコクとまろやかさがプラスされ、美味しく頂いた。
カサルバにマタデロ(豚の解体場)から白豚のパンセタが入荷した。これをカサルバではパンセタの生ハムとして加工する。ベジョータに比べて脂の部分が比較的少ないために、イタリア産のパンチェッタと同等の使い方ができる。もちろんそれならばイタリア産のパンチェッタを使えばいいのだが、その点でもカサルバのパンセタは質が高いのでそれ以上かも知れない。部位が変わるけど、カサルバのパパーダ・ベジョータ(イタリア名グアンチャーレ)はイタリアにかなり多く出荷されほとんどが高級レストランで使用されるらしい。
日本向けのハモンイベリコ・レセボの原木。日本向けは社長のフリオ自ら選ぶ。ハッキリ言ってカサルバのレセボは他社のベジョータ以上の品質!、今回のもすごくいい。※工場長のミゲルいわく、フリオが自らハモンをチョイスするのはイタリア、フランス、日本などのお客さんだけらしい。選りすぐりの中の選りすぐりが日本向けにチョイスされる。
カサルバのパパーダを使ったマルティンベラサテギ氏のメニューが発表された。