Campovillaカンポビジャのイベリコ豚の試食をする。
写真は○十日熟成のロモ・イベリコベジョータ。
焼き加減もちょうど良いイベリコ豚ロースをカットしてみる。切り口から肉汁が今にも出そうな感じで相当期待できた。
で、食べてみたところ、肉汁あふれるジューシー感はそうとうなもの。ここまで熟成できるのがイベリコ豚の肉繊維のたくましさだろう。肥育は18ヶ月前後だからちょっとした牛肉並みの肥育日数を誇る。本来のブロイラー的豚肉が多い昨今、本物の豚肉を味わえた気分がした。
Campovillaカンポビジャのイベリコ豚の試食をする。
写真は○十日熟成のロモ・イベリコベジョータ。
焼き加減もちょうど良いイベリコ豚ロースをカットしてみる。切り口から肉汁が今にも出そうな感じで相当期待できた。
で、食べてみたところ、肉汁あふれるジューシー感はそうとうなもの。ここまで熟成できるのがイベリコ豚の肉繊維のたくましさだろう。肥育は18ヶ月前後だからちょっとした牛肉並みの肥育日数を誇る。本来のブロイラー的豚肉が多い昨今、本物の豚肉を味わえた気分がした。
マドリッドの友人宅でのイベリコ三昧の試食会。各メーカーから送ってきたもの。今回はスライスパックが中心に試食をしたけど、ガスパック、真空パックで同じハムやサラミの味わいが変わってしまうのには少し驚いた。右手前はイベリコ豚のベジョータのエンブティード(腸詰め類)。
手前の左の皿と右の皿は、やっとできあがったCasAlbaカサルバのパレタ・イベリコの生ハム。
ベジョータ(手前左)とセボの味を比べ、他メーカーのパレタも比べてみた。やはりCasAlbaカサルバは味が濃い。気持ちしょっぱい感じがするがそれはCasAlbaカサルバの後ろ足の生ハムに比べての比較。作り手のフリオに問い合わせたところ、ハモン(後ろ足)とパレタ(前足)の生ハムの肉の細胞繊維がまったく別物なので、作り方や熟成の仕方が違うと言っていた。
サラゴサのわりと高級な食肉店で。
このお店はアルバラシンチーズを販売していてお客さんの評判も上々とのこと。
ハモンもおいてある。ハモンは割と近くのテルエルのものが多かった。
ずらりと並んだ羊のチーズを試食させてもらった。感じたのは生乳と低温加熱されたミルクの違い。同じ製法で同じ熟成のチーズを数種類食べ比べられたのが印象深かった。
手前がドンマニュエルの18ヶ月程の熟成の羊のチーズ、つぶつぶのチロシンが沢山見える。
上のチーズが6ヶ月熟成の赤ラベル。同じミルクを使っていても違いは明確。
ここのチーズの特徴は長期熟成の羊のチーズでクリーミーさを残しながらのチロシンの舌触りとクセのない味の濃さがある。飼料のメーカーが羊の飼料の生産から羊の飼育と質の良いミルク作りからチーズ作りまで一貫していることなど、こだわりのチーズだ。
※ちなみに手袋は白の方が写りがいいけど、製造時には逆にチーズの白と区別が付きにくく目立つ色合いの手袋をして製造をするためテイスティング時の手袋も、その製造時の手袋を使用。
アルバラシン村から数十分テルエルの反対側に行ったところにあるこのレストランは、とにかく山の中にポツンとある感じ。もともと水車小屋だったところをレストランに改造したらしい。このレストランのオーナーはアルバラシン村の中にもホテルレストランを持っている。
レストランに入ったら数々のチーズ料理が料理名とそれも日本語の説明文も一緒に用意してあった!
アルバラシン村の民宿のようなホテルの部屋の窓から。。。
12世紀の風景が広がっている。
アルバラシン村のバルで。まちなみも12世紀からのもの。
サラゴサでチャルクテリアを歩いていて食事をしたときのバル。薪の炉でラムを焼いてくれた。
この近辺のラムの特徴はアサフ種というラムで、メリノ種が多いラマンチャ、サモラなどに比べてクセがなく美味しいという。実は今回訪問したアルバラシン・チーズ社はこのアサフ種という羊のミルクを使っているという。クセがなく味わいが濃いと言う。
Campovillaカンポビジャのイベリコ豚ベジョータの肩ロースを10日間エージング(熟成)の試食。熟成の効果としては肉の風味がよく程良く落ち着いた味の濃さが出てきている。柔らかくもあるが、やはり肉の若さがとれた落ち着きの良い食感と味わいと言うのだろうか、があると思う。こういった熟成をしていて思うことだけども、肉を柔らかく(だけ)しているのではなく肉の味わいを引き出している結果、多少柔らかくなっているのだと思う。
7月の16日、鬼怒川温泉の一心館での食事の前菜。なんとCasAlbaカサルバの高級ハモンセラーノ・アウマードを使っている。女将曰く、「生ハムがしっかりしているのでハムに負けない味わいのある野菜を合わせたと料理長が言っていました」と。このハモンセラーノはCasAlbaカサルバが作っている24ヶ月以上じっくりと標高が高いところで熟成した高級生ハム。熟成をして1年後に数十日かけてベジョータの木(エインシーナ)の巨木の枝でじっくりと燻して、さらに10ヶ月以上かけて余計な煙臭さを取り除きアロマだけを残したもの。。。相当な手間がかかって出来ている生ハム。しかも豚は放牧されて育った8ヶ月以上の豚なので長期熟成との相乗作用で味わい深い。これに負けないだけの野菜を使っている。手前は生ハムの巻物、 インゲンの原種と白インゲンを合わせてある。生ハムのもっちりした食感としゃっきりした感触が良かった。
その他の野菜は手前からアイスプラント(別名ソルトリーフ)で食べるとちょっとしょっぱい野菜、ビーツ、パオ、チコリ、イタリアンパセリ、セルフィーユ、ルッコラなどしっかりと味ある野菜が盛り合わさっている。生ハムのほんのりとした塩分とそれぞれに味わいがありエネルギッシュな野菜はこれで十分、ドレッシングは不要だった。
明日から出張ですが、今回の出張は
アルバラシンというマドリッドから北東に数百キロ行った古い村に行き、伝統的なチーズメーカーとの商談の予定。このメーカーは長期熟成のチーズを作っていて数回の展示会の中でもひときわ美味しかったメーカー。手作りで丁寧なチーズを作っている。
その後Campovillaカンポビジャ工場に行き、イベリコ豚の各部位の熟成の出来具合などをテイスティング、イベリコ豚ミミなどの商品化、などしてきます。31日帰国の予定。