家禽類の肉を使って作る点心は、豚肉よりもさっぱりとヘルシーな仕上がりです。大好きな貝柱を入れた焼売をターキーのひき肉で作ってみることにしました。

貝柱とターキーの焼売

1. 干し貝柱をぬるめの湯で戻す。

2. ターキーのミンチに、貝柱の戻し汁、塩、ごま油、しょうがのおろし汁、しょうゆ少々を入れ、粘りが出るまでよく練ったら、ほぐした貝柱も入れて混ぜる。貝柱の一部は飾りに取っておく。

3. つなぎの卵白と片栗粉を予めよく混ぜてから、先ほどのタネとあわせる。

4. 焼売の皮で包み、上に貝柱を飾る。キャベツの葉を敷いた蒸籠に並べて7－8分蒸す。

好みで、黒酢や醤油のたれをつけていただく。

感想：

ターキーのお肉は低脂肪であっさりとしていますが味が濃く、鶏肉よりもずっとお肉感がある食べ応えになります。家禽のお肉は貝柱の繊細な旨味を引き立てると感じました。貝柱の戻し汁を入れてから良く練ったので、ふんわりと滑らかな焼売ができました。香港風に、野菜などはほとんど入れず、つなぎも最低限にしてお肉感を高めてみましたが、ジューシーにおいしく仕上がりました。存在感があるのでメインの点心として中国茶と一緒にそれだけを頂いても良いし、もちろんご飯にも合うと思います。溶けた脂のジューシーさを好まれる向きには、ターキーだけを使うのではなく豚肉とあわせて練っても良いかと思いました。