
羊肉のバラより赤身が多少あって、赤身と脂身のバランスのいい部位が、羊肉肩バラだと思います。羊肉やラム肉を調理したときの特徴としましては、焼いた後の脂が固まりやすい点があります。融点が高い(脂の溶ける温度が高い)のでそうなるのですが、焼きたて・茹でたてなど、アツアツをその場で食べる食べ方が羊肉であるマトンを美味しく食べるコツだと思います。
その点でも、ジンギスカンや焼肉は理想的な食べ方ではないでしょうか。カバブなどの串焼きスタイルでも、魚焼きグリル、又はトースターでも、手軽に焼きたてを頂く事ができますね。肉のブロックなどの際にはオーブンになりますが、その際には冷めても美味しくなるような味が濃いめが良いのでは無いでしょうか。
もちろん、ぶつ切りの煮込み料理なども、羊肉肩バラはおすすめです。シンプルな塩味ベースの煮込みや、香辛料を効かせた煮込みや、カレーなどの煮込みにもこの部位はおすすめです。 煮込みが終わった時点で、余計な脂は取り除くことで、しつこくない料理になりますし、一晩寝かせて脂を取り除く一手間かけることで、さらにさっぱりと美味しく賞味できますね。
1頭丸ごと仕入れたMF・MHクラスのマトンをじっくり熟成させ分割・製品化しています | |
![]() 肉質の良いマトンはニュージーランド産。1頭丸ごとの枝肉仕入れです。ランクは最高ランクのMF,MHクラスのものを使っております。 |
![]() このクラスのマトンは脂がしっかりとのっており肉質はしっかりしていて良好、味はまろやかな味わいで、ラム肉などにみられる若い肉質には無い旨味があります。 |
![]() このマトンは枝肉でしか出荷されずに、肉羊種として2年から3年ゆったりとした牧草地で飼育されます。ラムとは全く違った美味しさがあります。 |
![]() このマトンはニュージーランド産で1頭ごとに品質を管理されています。枝肉の状態ではハラール処理をされたものです。 |