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その昔の、綿羊の為に飼育した老廃の羊(ロールマトン)などの味わいの比ではありません。しっかりした肉用の羊肉(マトン肉)の美味しさを味わって下さい。下記のジンギスカン鍋にある肉は、マトンで、北海道での一コマです。 |
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脂は白く、そして味わいが豊か、肉は赤く、深い色で濃い味わい、そして肉の食感は、弾力があってジューシー。どれをとっても、ラム肉より上質な羊肉(マトン)。それもそのはず、自然豊かなニュージーランドで、肉用種として専用に飼育されています。 |
僕は仕事柄、北海道へは年に何度か行きますが、その度に行くのが札幌のジンギスカンの老舗です。ここのお店は、ニュージーランド産の枝肉で輸入される肉用種の羊肉を使っていて、現在4店舗ほどありますが、全て同じマトンです。 本店初め各店も、夕方明るい時間から21時すぎまでは、何時行っても行列を作っていまして、比較的空いていた支店も、最近では殆ど同じように行列をつくっていて春から夏場までは1時間ほど待ち状態です。
店内に入りますと、もうもうと立ちこめる煙と、脂の香ばしい香りと肉の焼ける臭い、、、。黙々と皆さん肉を食べてます。 店内のメニューには、羊肉(マトン)とは書いてないのですが、焼きながら食べているお客さんは口々に「柔らかい、クセが無い、臭みも無い、美味しい!!」と話しているんですよね~。
僕も毎回食べたいのも山々なんですが、僕の両隣のお客さんがどんな会話をしながらこのお肉を食べているんだろうか?と興味津々聞いています。 美味しくない、という会話は皆無で、皆さん一様に、え?これがラムなの?美味しい~っという感じで、中にはお付き合いで来ている方もいると思うんですが、総じてマトンを食べた印象がかなり良いのにびっくりです。
ロース肉(肩ロース肉)の厚切りなどが、特別メニューがありますが、写真のように、脂は真っ白、肉は深い赤色、ラム肉を食べるときのような物足りなさがなく、肉の味の奥深さとジューシーな肉汁、脂の甘い美味しさなど堪能出来ます。
またこちらのお店のタレですが、これが特徴的です。通常ならジンギスカンでも焼肉でも甘めのタレなんですが、ここは辛め、といっても辛口ではありません。甘さ控えめです。ただ甘さを控えただけのタレでは無く微妙に様々な香りと味がします。 これが肉の味の複雑なマトンに合うんでしょうね。自分の感想ではタレの満足度は80%、しかしながら100%満足しきってしまいますと、場合によっては次回また食べたいと思わないかも知れません。タレって微妙なバランスですよね~♪
さてグルメソムリエが使っているマトンですが、数年前に幻のマトンと話題になったMFクラスとMHクラス(脂が厚く枝重量があるもので何れも肉用種として飼育した羊肉です)のものをつかっています。 マトン肉の種類は、上記の北海道の〇〇〇さんと同じ種類のマトンの枝肉で、ランク的には同等か、それ以上の羊肉です。
しかしながらこれ程上質なマトンがなぜ?そんなに出回ってないか?ということですが、一つは枝肉だけで日本に輸入されていて(殆どは骨無しの肉で、部分肉で日本に輸入されます)部分肉で流通されてないということと、 骨を抜いて正肉にしてしまいますと、通常のラム肉よりお高くなってしまうことではないでしょうか。※公に流通しているのはグルメソムリエだけかも知れません。
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