
![]() ササミが付いているものもあります。 |
![]() 1パック300~350gです。冷凍でのお届けとなります。 |
![]() 窒息処理をしていますので、皮面はうっ血していることがあります |
![]() 毛が残っていることがあります。毛抜き等で抜いて調理下さい |
分厚く切ってジュウジュウ焼いて食べる美味しさ♪ | |
![]() 1)皮目だけを焼いて余分な脂を出します |
![]() 2)皮目だけきれいに焼きあがりました |
![]() 3)約1㎝にカットします |
![]() 4)焼肉のようにジュウジュウ焼いて頂きます。 |
![]() 塩胡椒で食べるも良しポン酢で食べるも良し。柚子胡椒もオツです。 シャラン鴨は火を入れすぎないのが美味しく焼き上げるコツです。 |
シャラン鴨ってどんな鴨? |
シャラン鴨は、もともとはナント鴨(カナール・ナンテ)と呼ばれていたものです。 ナント鴨はシャラン北部の15kmから周囲30kmのヴァンデ沿岸地域の湿地で生息していたので、より適切な名前としてシャラン鴨と呼ばれるようになりました。
歴史は古く、ヴァンデ県に移住したスペイン人が野鴨を飼いならしたことから始まり、品種の改良で現在のシャラン鴨が出来上がりました。 シャラン鴨の特徴は、恵まれた湿地帯での今日まで変わらない伝統的な飼育法にあります。 伝統を守った職人による手作りの餌(とうもろこしに小麦、大豆、果肉、糖蜜)を与え、暖かな飼育場で1週間過ごした後は、8~9週間自然の中で育ちます。 シャラン鴨はエトフェ(窒息)した鴨としても有名です。 エトフェとは、元来針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法です。
最近では電気ショックによる方法もあります。 エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果 血が肉全体にまわります。(鬱血の為黒っぽい) それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなるのです。 エトフェ(窒息)させることにより血液が肉の中にとどまり、より風味が高まり ます。エトフェによってより美味しくなると言うことは、鴨の質が良いことの証です。
シャラン鴨の生産量は少なく、フランスでもごく1部のレストランにしか出回りません。 エトゥフェした鴨はラ・トゥール・ダルジャンで有名になりました。 |
ESSE 2008年6月号記事