だいぶ寒くなって来たので、ボビーヴィール 骨なしスネ肉（2kg）を買ってみました。
何の煮込み料理を作ろうか、余ったら冷凍しようかスープにゼラチン質は
多いのかなどワクワクしながら待ちました。

記念すべき１品目は、煮込み途中まで赤ワイン多めのブラウンソースのシチューの
予定だったのですが、家族の要望で急きょ塊のままハヤシライス風になりました（笑）

○ボビーヴィール 骨なしスネ肉のかたまり・ハヤシライス

材料：４人分

骨なしスネ肉500ｇ

（2ｋｇがすごい量でしたので半解凍で２つに分けて茹でてから、さらに半分を冷凍した為です）

タマネギ大1個

月桂樹の葉２枚

出来合いのブラウンソース一袋（ハヤシライスの素でも可）

（私はこれにまとめて作って小分けした自分のブラウン・ソースも入れました）

ご飯３合+１６穀米の素

塩コショウ+フォンドボーの素、生クリーム大さじ2

赤ワイン100ｃｃ、飾用スープセロリ少々

作り方

まずは写真を見てください！この2ｋｇの大迫力。

流石に凄い量ですので氷水で解凍しながら様子を見て、

中がまだ半冷凍状態で半分に分けて2/1を使いました。

鍋に入れてに始めると、肉の下処理が良いのか

（グルメさんのお肉の下処理はいつも綺麗で本当に頭が下がります）

さほど灰汁も出てきません。

ゼラチンの事もあるので湯がけはおろか下煮もしないで月桂樹の葉２枚を入れて

いきなり煮込みはじめました。（今回は炒めてもいません）

この間に普通に３合のごはんに１６穀米の素を入れて少し硬めの設定で炊き始めます。

朝から煮て約２時間、肉の塊自体も子牛の物で大きくはないので

様子を見るともうかなり柔らかくなっていました。

ここで玉ねぎを櫛切りにしますが、我が家ではこの手のハヤシライスを作るときには

まず薄皮をはいで、外側の二三枚の厚めの物を外して大きく切りこれを煮込み用の

櫛切り玉ねぎとします。

中の柔らかい部分はオニオンスライスなみに薄く切り、最後の一煮たちでソースに

合わせて歯ごたえを残します。

煮あがったお肉のなべから半分のお肉を取り出して、フォンの2/1も別の器に入れて

粗熱を取ったら両方冷蔵庫へ入れます。

（これで時間を置きゼラチンの固まり具合を見てみたかったのです）

残った鍋に煮込み用のタマネギを入れたらソースと赤ワインを入れて煮詰めます。

ソースにとろみが付いたら塩で味を整えて薄切りのタマネギを投入します。

ひとに立ちして確実にタマネギの辛みが消えたか味見をしてから

盛り付けにかかります。炊きあがったご飯を盛ったら、先に形の良い

すね肉を４～５個並べてソースをかけます。

最後に鍋に入れた玉ねぎを鍋からすくい横に盛りつけて、黒コショウを振って、

スープセロリを飾り、生クリームを垂らして出来上がりです。

感想

お肉の硬さは、ナイフなど要りません。お箸でも切れるレベルです。

軽く炒めて旨みを閉じ込めようか、煮汁のフォンに出してしまうか

迷いましたが、肉のうまみとゼラチン質の部分の食感がたまりません。

この大きさ（ほぼ２口サイズ）のすね肉自体、簡単には入手できませんし、

切っていないので旨みも逃げませんでした。

そしてスープの旨みととろみが、あきらかな上質のゼラチン質を

感じさせます。これは美味しいですし、お値段もリーズナブルです！

そして次回のレシピに冷蔵庫に入れたスープの驚きの変化レポートを書かせて頂きます。

今回もご馳走様でした！