楽しみにしていた特選羊肉の肩ロースのブロックをついに料理することにしました。

今回のテーマは2つ。

一つは夜にオーブンで焼いてシンプルなソースで熱々を食べながら、赤ワインを頂く事。

二つ目はこの肉はブロックが大きいので冷蔵庫で一晩冷寝かせた後にスライスして、

ケバブ・サンドを作ってお昼にかぶりつく事！

という訳で夜から次の日の昼まで２食分のレシピです。

特選羊肉肩ロースのグリルと、ケバブ・サンドのＷソースがけ。

作り方

まずはお肉を自然解凍。赤ワイン、塩コショウ、たっぷりのローズマリー

（パウダーと本当のハーブを使用）ローリエ、刻みニンニクを肉に揉みこんで、

冷蔵庫で２時間寝かせます。（その間に副菜を調理）

ジャガイモ２個を茹でて、２つに切ったら、少しさましてオリーブ油であえて置いておきます。

赤パプリカを千切り、塩コショウしてからフライパンでから炒りして、甘みを出します。

お肉を180度に熱したオーブンに入れて、３０分焼き上げます。

（中心の温度50～６０度でちょうど良い赤みが残ります）

オーブンからお肉を出して粗熱を取り、1ｃｍぐらいにカット。

マリネして残ったつけ汁と、カットして出てきた肉汁を合わせてフライパンにかけて

マサラ酒、バルサミコ酢、を適量入れて塩コショウで味を整えて赤ワインソースにします。

お皿に沿い合わせを持って、切った羊肉を置きソースをかけて、

生ハーブのローズマリーを飾って出来上がりです。（ソースに溶け出した美しい細かい脂の粒にご注目！）

次の日はまず、キャベツの千切りを作り水でさらしておきます。

適量のレタスやキュウリの薄切り、ミニトマト4つに切ったものを準備します。

トマトソースは缶詰のトマトの水煮を煮詰めて、玉ねぎを加えて甘さを出し、

バジルを刻んで煮込みます。（お好みでタバスコやチリ・ペッパーなどで辛みを加えます）

ヨーグルト・ソースは無糖のヨーグルトをベースに使用してニンニクのみじん切りや

レモンの絞り汁を入れて塩コショウで味を整えます。

（色付けが欲しいときはケチャップを少し入れるときれいなピンク色に）

入手できればピタパン、なければソフトタコスのトルティーリャなどを代用します。

（写真もソフト・トルティーリャ）

冷蔵庫で寝かせたお肉を薄くスライスして、温ためたピタパンの中にキャベツの千切り、

キュウリ、プチトマトを詰めて、手前いっぱいに羊の肩ロースの薄切りをぱんぱんに詰めます。

上から二色のソースをかけて粉クミンをかけたら（一気にアラビア風の香りに！）

出来上がりです！

感想

まずシンプルな肩ロースのオーブン・グリルから。

一口大に切って口に入れると柔らかい食感と共にまずローズマリーの香りが鼻に抜けて、

最後に羊独特の香りがふんわりと残ります。この香りは勿論、好き嫌いはあるでしょうが

私は赤ワインにはかなり合うものだと思います。ワインの進むこと！

ソースも奇をてらわずにシンプルにして正解でした。

そして次の日のケバブ風サンドが、またこれも絶品でした。

肉質が柔らかいのとトマトのピリ辛ソースとヨーグルトソースの2つのソースが混じって実においしい。

最後に悩んでかけたクミンも大正解！（この組み合わせは羊が苦手な方も、ぜひ試して欲しいです）

もっとカレーっぽくなってしまうかなと考えましたが、ちょうどよくアラビア風になった感じです。

今回のもう一つの成功の理由はやはり肩ロースを使用したことで，脂の入り部分が

真ん中にあるので使いやすかったです。グリルでは脂ごと美味しくいただき、

冷製にしてからは薄切りにすると自然とはらはらとほぐれるので固まった真っ白な脂部分を

少し取り除けたことです。

（骨付きはこのようにはいきませんし、やはり脂は少しあると美味しいので調整しやすい）

これで我が家の冷製用の羊肉は肩ロースで決まりです！