
羊肉のすね肉とネック肉は、羊肉の煮込み料理や、ブイヨンなどのスープを取る際に欠かせない部位で、羊肉好きには見逃せないお肉です。肉用種として、ニュージーランドの草原で2~3年しっかりと肥育された羊肉ですから、肉質も優れていて煮込んだときの旨味もあり、クセも非常に少ないマトン肉です。
モンゴルや中国を初め、インド、アラブ諸国、そしてヨーロッパなど羊肉の料理の歴史が長いところでも、ずっと煮込み料理は定番として親しまれてきました。 アイルランドではアイリッシュシチュー、フレンチではラグーなどの赤ワイン煮込み、アラブでは羊肉の煮込みをご飯にかけて食べますし、インドでは香辛料を効かした、俗にいうマトンカレー、モンゴルなどでは香辛料を入れずに、塩などのシンプルな煮込みが中心、などなど世界各国で羊肉の煮込み料理は食べられていますし、羊肉の料理は、牛肉や豚肉より広い地域で、より様々なお料理で食べられていると言えると思います。
羊肉の料理の世界って、奥が非常に奥が深いですね!
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1パック500gです。ウデ肉・スネ肉・モモ肉・ネック肉の一部が入っています(ネック肉は入らない場合もあります。)冷凍でのお届けとなります。 |
肉の美味しいマトンカレーの作り方 | |
![]() 1パック500g入りのマトンカレー用肉を解凍します。解凍は冷蔵庫で氷水解凍がおすすめです。写真は解凍後、1日ぐらいやすませたものです。 |
![]() 開封後、肉をとりだします。キッチンペーパーなどで肉汁を拭き取り、少し大きめにカットします。肉はスネ肉、肩肉、ネック肉の赤身の多くゼラチン質の多い部位がはいってますのでじっくり煮込むことで美味しくなります。ちなみに写真の脂は、適量が肉にのっている程度です。 |
![]() マリネをします。一手間かけるだけで肉は美味しくなりますのでおすすめです。オリーブオイル、塩、粗挽き胡椒、ガランマサラ、その他好みの香辛料を少々入れて半日ほどマリネをします。 |
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![]() 玉ねぎのみじん切りをしっかり炒めた後、鍋でマリネをしたマトンを炒めます。軽く炒めたところでお湯を入れ、2時間から3時間程煮込みます。肉の柔らかさは爪楊枝を肉に刺してすうっと入るようでしたら、柔らかくなっています。あとはお好みで煮込みます。 ※鶏ガラなどで取ったスープストックなどを入れますと更に美味しく出来上がります。水炊きなどのスープもお使い頂けます。 |
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![]() お好みの香辛料を入れ、カレー粉を入れて更に煮込んで出来上がりです。肉はしっとり、まろやかな味わいの本格的なカレーの出来上がりです。 |
![]() こちらは羊肉のトマト煮込み。しっかり煮込んだ羊肉はトロトロで柔らかですが、しっかりした食感は羊肉ならではです。白ワインにも良く合う一品です。 |